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私立中学校の受験問題です。答えは21kgで、20cm引っ張る、とありま
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答えの21kgは合っていますが、20cmは間違いではないでしょうか。 ロープは箱の上の面と人の手の2か所を引っ張って、箱と人の重さを支えています。その2か所でロープが引っ張る力は同じですから、手にかかる力は(30+12)÷2=21[kg]です。(単位は本当は重量kgあるいはkg重ですが、小学校ではkgでよいのかもしれません。) 箱が40cm上がったということは、滑車から箱まで(よって手まで)の距離が40cm短くなったということで、ロープの「左」端(箱の上の面とつながっている箇所)から手までの長さは40×2=80[cm]だけ短くなっています。手はこの長さのロープをたぐる必要があるので、答えは80cmであると思います。
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- breakfaster
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答え、これであってますか?21kgで80cmが正解だと思うのですが。 っていうか、これが中学受験で出るのですねえ。 高校物理のレベルの問題ですよ・・・ 質問者の方がどの程度の学力なのかよく分からないので、大雑把に説明します。 中学受験だと文字による記号は使わないかも知れませんが、説明上使わせていただきます。 1.力の大きさ 人の体重をW1、箱の重さをW2とし、引っ張る力をT、それと箱と人が床で押し合う力(垂直抗力)をNとします。 人にかかる力を考えると、人がひもを下へTの力で引っ張れば、人はひもに力Tで上に引っ張られることになります(反作用)。 また床からNの力で上へ押されて(支えられて)います。ということは W1 = N + T の関係があります(左辺が下向きの力、右辺が上向きの力でつりあっている) 同様に、箱を考えると、ひものもう一方が箱を上にTで引っ張り、 箱は人からNで下へ押されていますから、 W2 + N = T の関係があります(これも、左辺が下向きの力、右辺が上向きの力でつりあっている) 両辺を足すと W1 + W2 + N = N + T + T で、両辺にあるNは消すことができて 2T = W1 + W2 つまり、重さの合計の半分の力でよいことが分かります。 この場合はW1+W2=42ですから T=21[kg] (別解) 超単純化すると、上の滑車に注目して、 滑車は全体の重さ42kgを支えています。 定滑車にかかるひもの力をTとすると(上の解法のTと同じもの)、 定滑車はこの力の倍で支えていることになりますから、 Tは42kgの半分、21kgになります。(図左参照) 2.距離 図の右のように、10cm引っ張れば、全体は5cm上がり、半分になります。 よって、倍の80cm引っ張らなければならないはずです。 (別解) 中学受験の範囲を超えるかもしれませんが、 仕事の原理により、普通に42kgのものを40cm持ち上げるときの仕事と同じ仕事をするには、 この半分の力で引っ張っているので、倍の距離を動かなければなりません。 よって80cm これはてこの原理と同じようなものです。 力 × 距離 はどんな道具を使ってもいっしょで得をすることはできません。
お礼
仕事の原理というのが、じつに分かりやすかったです。 なかなかイメージしづらい問題なので・・・。 ご回答、どうもありがとうございました!
お礼
たしかに。20cmではなく、80でした。 分かりやすい説明を、どうもありがとうございました!