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「訪問する」と「訪ねる」の違いを教えてください。

「訪問する」と「訪ねる」の違いを教えてください。 外国人の友達からのメールに「8月下旬、ニューヨークにに住む友人が私を訪問しました。」と書いてありました。 「訪問する」と言う表現は、話し手(主語)が第三者に対して用いる使い方で、第三者が話し手に対して用いる表現ではないように思います。 「訪問する」を文法的に説明してあげたいのですが、どのように説明すれば良いのかわかりません。 上記の文書を訂正するとすれば、「8月下旬、ニューヨークにに住む友人が私を訪ねて来ました。」で良いのでしょうか? 他に良い表現方法がありますか? ご意見をお聞かせ下さい。 宜しくお願いします。

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  • bacaisao
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回答No.2

1.「訪問する」と「訪ねる」の違い 意味に違いはありません。 「訪」という漢字は「たずねる」と言う意味です。「問」も「たずねる」です。 「訪問」は同じ意味の漢字を二つ重ねた漢語です。 「する」をつけたら「訪問する」というサ行変格動詞になります。 強いて違いをあげれば、「訪ねる」は、古来の日本語(和語、大和言葉)ですから「やさしい」、 「訪問」は漢語ですから「難しく堅苦しい」感じがします。 2.動詞の方向性について >友達からのメール「8月下旬、ニューヨークにに住む友人が私を訪問しました。」 この文は変だと思います。 「訪問」を「訪ねる」に替えると 友達からのメール「8月下旬、ニューヨークにに住む友人が私を訪ねました。」 になりますが、これも変ですね。 文法的には間違っていないようですが、普通はこんな言い方をしません。 これには動詞の方向性の問題がからんでいると思います。 普通、方向性のある動詞を使う場合は、話し手中心で使います。 先程の例文に、方向性のある代表的な動詞「行く」と「来る」を使って考えてみます。 友達からのメール「8月下旬、ニューヨークにに住む友人が私の家へ行った。」・・・X 友達からのメール「8月下旬、ニューヨークにに住む友人が私の家へ来た。」・・・◎ ここから言えることは、「訪ねる」や「訪問する」は、「行く」と同じような方向性があるように思います。 だからおかしいと感じるのでしょう。 ですから、話し手中心の「来る」と同じ方向性の動詞を使うと、うまくいくはずです。 しかしながら、和語にも漢語にも「訪ねる」と言う意味で、方向性が「来る」と同方向の動詞はありません(私は知りません)。 そこで「来る」を補助動詞として使い、「訪ねて来る」とすればOKだと思います。 ・・・ということで >「8月下旬、ニューヨークにに住む友人が私を訪ねて来ました。」で良いのでしょうか? ・・・が大正解ということになります。 質問者さんがおかしいと感じたのは、「話し手中心の話し方と動詞の方向性の不一致」ということだろうと思います。

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質問者

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参考にさせていただきます。 どうもありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんにちは。 >>>「訪問する」を文法的に説明してあげたいのですが、どのように説明すれば良いのかわかりません。 説明できなくて当然です。 文法的に間違っていませんから。 >>>「訪問する」と言う表現は、話し手(主語)が第三者に対して用いる使い方で、第三者が話し手に対して用いる表現ではないように思います。 いえ。そういう決まりはありません。 この問題の本質は、別のところにあります。 しかし、こういうことは言えます。 「友人が私の家を訪問しました」とは言いますが、「友人が私を訪問しました」とは言いません。 同様に、 「友人が知人の家を訪問しました」とは言いますが、「友人が知人を訪問しました」とは言いません。 「日本を訪問しました」「会社を訪問しました」は普通です。 以上のことから、「~を訪問する」の「~」の部分には人物を置かないのが普通だということになります。 その点、「訪れる」ならば万能です。 もう一つあります。 「訪問する」という言葉には他人行儀さがあります。(あなたが違和感を覚える理由だと思います) 「訪れる」もそうです。 >>>他に良い表現方法がありますか? 深く考える必要はないです。いつも私達が使っている言葉があります。 友達が訪れたことを別の友達に知らせるメールなのですから、「訪問する」も「訪れる」も使わず、 「遊びに来ました」 「来ました」 でよいでしょう。

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質問者

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