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「どの位」と「どれ位」の違いについて、
「どの位」と「どれ位」の違いについて、 どなたか上手く説明できる方、 回答のほう、よろしくお願いします! ちなみに、部分的に見た場合 「どれ」は主語になりえますが、「どの」には後に続く名詞が必要ですが、 「どれ位」の「どれ」と「どの位」の「どの」は文法的に見て 別物なのでしょうか?
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お礼のお言葉をありがとうございます。 補足にお答えします。 >>>「どれ」を単体で考えた場合は代名詞として主語になりえるのですが、「どれ位」とした場合は代名詞になるとは言いがたいですよね。 いえ。そんなことはありませんよ。 「富士山ぐらい美しい山はない。」(富士山:固有名詞) 「携帯電話くらい便利なものはないと思う。」(携帯電話:名詞) 「君くらい頑張っている人は、見たことがないよ。」(君:代名詞) 「あれぐらい楽しかったことはない。」(あれ:代名詞) 「どれぐらい楽しかっただろう。」(どれ:代名詞) これらからわかるとおり、「どれ」は、れっきとした体言の一種です。 そして、特定の名詞でも固有名詞でもなく、色々なものを指すことが可能な体言ですから、代名詞だということになります。 そして、「こそあど言葉」の「ど」ですね。 (「これ」「それ」「あれ」「どれ」) 今、書いてて気づきましたけど、上の例では「位」は全部「ほど」に置き換え可能ですね。 >>>「どのくらい」を現代語では一語と考えるということですが、どれくらい」も同じように考えられるということでしょうか? そういう考え方もありえるでしょうが、 「どれ」を代名詞としてもちゃんと説明がつくので、代名詞とせずに長い言葉を一つにまとめた新しい分類とした1語を、あえて辞書に付け足す意義はないのではないでしょうか。 あるいは、 「どれぐらい」(体言+位)を辞書の見出し語にするならば、(極論ですが) 「富士山ぐらい」、「携帯電話くらい」、「君くらい」、・・・ なども辞書の見出し語にしないと「不平等」になるような気がしますが、いかがですか?
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- sanori
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こんにちは。 「どのくらい」は、元々、 「どの」(連体詞)+「くらい」(名詞) だったのでしょうけれども、 現代では「どのくらい」を1語と見て、副詞あるいは名詞と考えるのが妥当です。 辞書にも載っています。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%A9%E3%81%AE%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%84&stype=1&dtype=0 >>>「どれ位」の「どれ」と「どの位」の「どの」は文法的に見て 別物なのでしょうか? 別物です。「どれ」は代名詞です。 代名詞なので、主語になりえます。(主語になりえるから代名詞である、と考えるほうが正しいかもしれませんが。) ご参考になりましたら幸いです。
補足
丁寧な回答ありがとうございます。 補足の質問なのですが、 「どのくらい」を現代語では一語と考えるということですが、 「どれくらい」も同じように考えられるということでしょうか? 「どのくらい」と「どれくらい」の用法の(文法的な役割も含め) 明確な違いがわかりません。 ニュアンスも明確な違いがないように思えるのですが・・・ 「どれくらいの大きさだった?」 「どのくらいの大きさだった?」 「どれ」を単体で考えた場合は代名詞として主語になりえるのですが、 「どれ位」とした場合は代名詞になるとは言いがたいですよね。 細かい質問ですみません。
お礼
外国の友達に聞かれて、なんと説明してよいか困っていました。 2度に渡り、詳しい説明ありがとうございました! 普段何気なく話している言葉でも、 思いがけない以外な疑問が出てきます。。。 ありがとうございました。助かりました!