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「意味上の主語」という用語をわかりやすく言い換えたいのですが・・・

 英語で主語という用語を使いますが文の主語の時は、「文の主人公になる人や物・事」という形でわかりやすく言い換えて説明しているものを見たことがあります。ところが、「意味上の主語」という語に関しては、わかりやすく説明を言い換えている本を見たことがありません。  文法用語に抵抗のある人にとっては、この用語はなんの救済もされていません。そこで、文法用語を易しく説明することに関心を持っている方に、この用語のわかりやすい言い換え表現を一緒に考えていただければと思います。ご協力お願い致します。

みんなの回答

回答No.4

「意味上の主語」という用語を用いる文法としては、 不定詞と動名詞が挙げられます。(独立分詞構文も含められるかな) 簡単に言えば、文の主語(主節の主語)以外、また、従属節内の主語以外に、動作主を表すことです。 つまり、不定詞や動名詞の動作主が、主節の主語と異なっている場合に用います。 I want to go there. 「わたしはそこへ行きたい。」 I want you to go there. 「わたしは君にそこへ行ってもらいたい。」 のように、下の文では、to go の動作主は「I」ではなく、「you」であることを示しています。 このような不定詞の意味上の主語は、みなさんがおっしゃっているit...for to-.の典型的な構文もあります。 また、 I'm proud of being his classmate. 「わたしは(私が)彼のクラスメイトであることを誇りに思っている。」 I'm proud of his(him) being my classmate. 「わたしは彼がわたしのクラスメイトであることを誇りに思っている。」 では、動名詞beingの動作主が誰なのか、ということです。 上文では視点が変わっただけですが、言い換えれば、 I'm proud that I am his classmate. I'm proud that he is my classmate. と主節と従属節の主語が異なるため、意味上の主語を置きます。 こういった「意味上の主語」を説明するには、やはり言葉だけでなく、上に挙げたような2文の例文で違いを示しながら説明することが一番いいでしょう。なぜ、この用法を用いるのか、用いない場合としっかり区別させることで知識の定着がはかれます。また、2つの例文は、該当箇所以外はなるべく違いのない明確な文章を挙げるのがいいと思います。その方が、視点を該当箇所に集中させることが出来ます。

回答No.3

>「意味上の主語」という用語をわかりやすく言い換えたいのですが・・・ >It is easy for me to do this. 例文として#1の補足で挙げて頂いたこの文章を使いますと #2さんの様にfor meの所を[あなたにとって]と考えると意味は掴み易いです。 しかし、この文頭のItは「それは」とは通常訳しません。 It is .... for A to do. の構文は非常に重要です。この訳は [Aが~する事は....である]となります。 (直訳では、それは...である、Aにとって~する事は、となりますが) 参考URLでは It is necessary for you to do it yourself. と云う文章が挙げてあります。 [あなたはそれを独力でする事が必要である]→[あなたはそれを独力でする必要がある] と訳するのが自然です。 この場合、不定詞の意味上の主語はfor youのyouですが これはどういう意味かと云うと、不定詞以下の動詞を行う主語は誰か、と云う事です。 to do it yourself[独力でする]のはyouです。 It is easy for him to speak English. と云う文章があったとしますと、 [彼が英語を話す事は簡単である]となりますが to speak Englishするのは誰か?と云うと彼himになります。 彼が不定詞の意味上の主語なので「彼が~する事は・・」と訳するのが自然です。

参考URL:
http://eng0122.hp.infoseek.co.jp/samp-kob.htm
  • elkiti
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回答No.2

補足頂きまして・・・。そういう意味だったんですね。すいません! では、生徒にどのように説明するか。再現してみます。 It is easy for me to do this. これを素直ーに日本語にしてみると、「それは簡単だ、私にとって、これをすることは」になるよね。それって何やねん?っていう理由は、「これをすること」だよね。 で、It is easy to speak Engrish.っていう文章と、It is easy for me to do this. 比べてみて。for meっていうのが挟まってるやん?for meがないと、一般的に「英語を話すことは簡単」っていう意味になって、for me があると、to 以下することは「私にとって」簡単だっていう意味に限定されるの。 この、誰にとって、って限定すると、「誰が」そう思ってるのかが分かるようになるよね。世界一般じゃなくて、あくまで「誰それが」っていうことを限定したい時に「for ~」ってつけるんだよ。 こんな感じです。つまり意味上の主語とは、to 以下するのはどんな人?っていう事。です。

  • elkiti
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回答No.1

意味上の主語、つまり仮主語を使う文、例えば  It is easy to speak Engrish.のような文のことですよね。 これを素直に訳すと「それは簡単だ、英語を話すことは。」となり、始めに日本語の文章を聞いた時、「それ」って何?という疑問がわきます。 そこで、最後まで聞いて、「それ」が「英語を話すこと」だと分かるわけですよね。いうなれば(ちょっと違いますが)日本語でも使う倒置法なわけで。 英語は先に結論を言って後から説明していくものなので、まず「簡単だ」って事を言いたい、しかし、主語は必要、でも、「英語を話すこと」というものを主語の部分に持ってくると長くなる、いやだなーって事で一番短い主語の「It」を仮に置いてみた。お、短くなったぞ。でも主語「to speak Engrish」は主語、これがないと意味がわかんないでしょ?「それは簡単だ」ってだけ言われても、「それ」って何っていうツッコミを入れたくなる。だから、「それ」を仮の主語と呼び、「英語を話すこと」を意味上の主語っていうの。 つまり、「それ」ってなんやねん、っていうツッコミを入れた後で出て来る「それ」の内容が意味上の主語です。 と、私は塾で教えています。だから、意味上の目的語、なんてのもこれでいけますよね。I found it easy to speak Engrish.みたいなのとか。

enngel
質問者

補足

回答ありがとうございます。ご指摘の文なのですが、 It is easy to speak Engrish.の場合、Itは仮主語ですが、to speak Engrishは意味上の主語というよりは、Itに対する真主語ですよね。ご指摘の文を発展させて、次の文を提示させていただきますので、elkiti様の見解を聞かせていただけましたら幸いです。  It is easy for me to do this. Itが仮主語、to do thisが真主語、for me が to do に対する意味上の主語ということになりますが、このfor meを意味上の主語という言葉を使わずに、elkiti様でしたらどのようにかみくだいて、生徒さんに説明しますか。考えを聞かせてください。