ヨーロッパ全土の土壌は５０ｃｍ。あとは岩盤。

質問

ヨーロッパ全土の土壌は５０ｃｍ。あとは岩盤。
日本はどこを掘ってもずっと土。

上記の文は、司馬遼太郎氏と誰かの対談のなかで、木を伐って滅んだ文明がある、という話の展開で出てきた発言です。
大雑把でよいのですが、上記のようなことが言えますか。

この後、「韓国は釜山付近を除くと５０ｃｍ。だから岩だらけになるおそれがあるので植林に必死。」と続きます。
よろしくお願いします。

回答No.1

blackhill · ベストアンサー

ヨーロッパ大陸の北部は大陸氷河に覆われていたので、表土が薄いところが多いのは事実です。しかし、大河の河口付近はデルタが発達し、土壌が堆積しています。オランダには、石ころがないとよくからかわれています。

　英仏海峡トンネルは、距離がほぼ同じの青函トンネルの何分の１かの工期で完成しました。これは、英仏海峡の地下が粘土層で、断層が１か所しかないという好条件のためです。また、ロンドンの地下鉄も深いところを走っていますが、これもロンドンクレイという粘土層のおかげです。

　表土の厚さは、大陸スケールの話ではなく、もっと局地的な条件に左右されていると思います。

お礼

ご回答ありがとうございます。
大陸氷河とかロンドンクレイとか、知らない話ばかりで大いに参考になりました。