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江ノ島、中ノ島、沖ノ島、などノの付く地名が多々ありますが、何故漢字に混
江ノ島、中ノ島、沖ノ島、などノの付く地名が多々ありますが、何故漢字に混ざりカタカナを使うのでしょうか? 先日外国人の友人に質問されましたが答えられませんでした。 ネットでも見つけられません。 ご存知の方いませんか?
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質問者が選んだベストアンサー
「之」「乃」という書き方もありますけどね。大阪の「なかのしま」は「中之島」ですし。 「山手線」を「やまのてせん」と読むように、元々これらの「ノ」は書かなかったんです。地名は古い日本語で先に「発音」だけ出来て、後で中国から来た漢字を無理やり当てはめましたので、江島・沖島で「えのしま」「おきのしま」と読んだんです。 ですが、日本語にも語彙が豊富になったり、中国から色々な事物が入ってきたりして「江島」「沖島」を「えじま」「おきしま」と読むような場合が出来てきたんで、これらを区別するために「江の島」「沖ノ島」などと書くようになったんですね。ですのでこの「の」「ノ」は厳密な意味の「かな」ではなく、どっちかと言うと漢文の「レ点」に近い役割の文字なんです(なのでたまに小さく書いたりしますよね)。 こういう「読みやすいように発音記号的に書きだしたカナのある地名」というのは、「ノ」以外にも探せば幾つかあります。例えば、私の知っている所では、福井に「上中」に対する「下タ中」という地名があります。 http://www.wakasaji.org/chimei/05_shitanaka.html
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>何故漢字に混ざりカタカナを使うのでしょうか? という質問を見たとき、ピンときませんでした。逆に、「どうして漢字にカタカナが混じっていてはいけないのだろう(古い法律の文章などはこの形ですから)」と感じたからです。しかし、下のやり取りでうっすらと分かりました。 >それでは単なる助詞に過ぎないということでしょうか? そうだと思います。 >平仮名のままで良い気がしますが 今の我々はひらがなから習うので不思議に思われるのでしょうが、戦前までの教科書ってカタカナから習うじゃないですか。「ハナ、ハト、マメ、ムギ」「ススメ、ススメ、ヘイタイススメ」って。だから漢字カタカナ混じりに何の抵抗もなかった、というかそれが普通だったのだろうと思いますよ。
お礼
そうですね、言われてはっとしました。 そういえば昔は漢字とカタカナだったと。 とてもスッキリしました。 ありがとうございました!
- Dxak
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漢字の意味で言えば、「之」「个」が、○○と言われる××と言う意味で地名・人名に使用されました 明治に入って、多くの平仮名が整理され、「之」→「し」の読みに、「个」→「介」に統合され、字自体の意味と音が一致しない状況になりました そのため、音としてのカタカナが地名の「ノ」や「ケ」に残った形になります または、このときに省略され、「ノ」や「ケ」がなくなった地名もあります 例)富士之山→富士山 現在の「の」は「乃」が変化したもの、「け」は「計」が変化したもので、もともとの意味から、かけ離れると言う事です 平仮名も、カタカナも、基本は、漢字を楷書、行書で簡略化してきたものですので、意味があったと言う事ですかね
お礼
私は日本人として、もう少し学ばなければいけませんね。 ありがとうございました!
- debukuro
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元々は「おきのしま」でした 漢字を当てはめると「の」に相当する漢字が無いのです で「沖の島」になったのです
お礼
ありがとうございます。 そうなんですね、それでは単なる助詞に過ぎないということでしょうか? 平仮名のままで良い気がしますが・・
お礼
下タ中というのも面白いですね。 ありがとうございました!勉強になりました。