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根拠のない自信を勧める本があったのですが、
根拠のない自信を勧める本があったのですが、 これって危険じゃないですか? 例えば、テストで回答に根拠がないのに 「絶対あってる」と思うことは、安定的な得点をとる際に障害となる。 また、回答の出し方に変な癖が つきうるので危険です。 ちなみにその本は「16歳の教科書」というドラ桜シリーズの本です。
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『他人を見下す若者たち (講談社現代新書) 』に通じるものがありますね。 テストの例は、東大レベルの人たちには有効な方策かも知れません。 何せ小問1つが命取りの世界ですので、変に迷うより直感を信じた方が、例え間違って いたとしてもその後の問題を解くモチベーションに影響が及びにくい気がします。 私は学士取得テーマに"根拠のない自信"を選びましたが、私なりに解釈すると 「一定の根拠ある才能があるなら信じて結構、そうでないなら空想」ということに なりました。 『他人を見下す~』は元々「やる気(心理用語では動機づけ)」の研究をしていた教授の 著書ですが、人間の心理を数値化する手法(心理学では一般的です)はあまり 世間には理解されないようです(のでAmazonの評価も散々です)。 私の結論は仰るとおり根拠のない自信を盲目的に信じるのは万人にはお勧めできない、 ということです。 とても沢山の人の知能指数をグラフにすると正規分布と呼ばれる分布になります。 (添付図 引用元:http://www.pref.ibaraki.jp/tokei/tokeisyo/seikatu22/index.html) IQと学業成績は強く相関しますので、乱暴ですがIQ=学習能力と考えて下さい。 図から言えることは、世の中はIQ 100の人が最も多いという事実です。 東大に行ける人はグラフの右 2.1%の中の更に一握りでしょう。 逆に考えると、嫌な言い方ですがグラフ左半分は"平均以下"ということになります。 前述の書籍の筆者が最も恐れていることは、「自分は凡人だ」という現実から逃げて 何かの才能がある、と思うことで人を軽く見て、知識・技能獲得の機会を逃す若者が 増えてしまうという点にあります。 これは私の知る限り若者のせいではなく、社会の構造変化が要因と考えられます。 『希望格差社会(山田昌弘 筑摩書房)』が詳しいです。
お礼
僕がおかしいと思っていたことポイントと近かったので 孤独が癒された感じです。 {「自分は凡人だ」という現実から逃げて 何かの才能がある、と思うことで人を軽く見て、知識・技能獲得の機会を逃す若者が 増えてしまうという点にあります。} というのは、まさしく僕が危険だと思うポイントで このことを考えると「根拠のない自信」のどこがいいのか分からなかったです。 心の平静を保つという面をあるんでしょうが・・・ 学士取得テーマを「根拠のない自信」に人に聞けてよかったです。 回答ありがとうございました!!