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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:キャッシュフローでなにがわかるのでしょうか??)
キャッシュフローでわかることとは?
このQ&Aのポイント
- キャッシュフローは企業の現金の入出金状況を示すものであり、経営の健全性を判断するための重要な指標です。
- キャッシュフローは営業活動、投資活動、財務活動の3つの要素からなり、それぞれの活動による現金の増減を示します。
- キャッシュフローは月次で出すこともありますが、特に年度末決算時に前年と比較することで、企業の成長や安定性を評価することができます。
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質問者が選んだベストアンサー
従来日本では会社の成績は損益計算書による利益の大小が基本でした。ところが時々黒字倒産などということが起こりました。これはPLでは黒字でも資金繰りがつかなかったという状態です。 企業の最終目的は、出資金を基にこれより多くの現金を獲得することにあります。会社はこの出資金を他の設備や棚卸資産などに変えて営業活動を行い、売上の回収を通じて現金回収をはかります。ところが会社によってはその回収金を全部次の投資に使ったり、返済金に当てたりして、手元に現金が残らないことが良くあります。 このため、営業活動を通じて現金を増加させたのか減少させたのか、その増減の要因は何か、結果として企業の財務体質は健全かどうかを示すのがキャッシュフロー計算書です。 これを年一回作成するか毎月作成するかは会社の任意ですが、上場企業では4半期ごとには必ず作成します。作成の工数を考えるとそれ以上の頻度で作成するのは普通ないでしょう。 ご質問のケースでは、今年は営業キャッシュフローが大幅に改善しているのでこれは良い傾向です。投資活動によるキャッシュフローの変化は、少し当期は投資活動を活発化させたのでしょうか。財務活動によるキャッシュフローは増資等の資金調達の結果です。 これを見ると昨年は営業活動の資金の不足を投資と財務の工夫で乗り切ったことになります。 でもこれは長期には続きません。できれば営業活動のプラスをもっと増大させ、ある程度の投資活動を維持しながら、現金増減をプラスに保つことが理想的ということになります。