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「~つもりだ」について(外国人質問)
「~つもりだ」について(外国人質問) 「何かについて分かっているつもりだ」についてお尋ねしたいです。 「彼は何でも知っているつもりだが、実は何にも知らない」のように、参考書には、「事実に悖る主観的な思いや感を表示する」とあります、それも挙げられた例文もその意味ばかり。もし、私は自分が何かについて既に知っていると思うのを表したいなら、この慣用は使えるでしょうか。使えないとしたら、どう表せばいいでしょうか。それと、例文も一つぐらい欲しいのですが。 よろしくお願いします。
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「つもり」は明治頃には「心算」と書いたこともあったようです。つまり、心を計算してみるんですね。 問題は、誰がその見積もりをするか、です。 他人の心を推し量る場合には、例文のように否定的な意味合いで使われるでしょう。「知っている!」と断定する訳ではないので、どうしても100%以下だ、と推定するからでしょう。 しかし、自分で自分のことを言う場合には、自分なりには十分知っている、と言いたいわけですから、否定的に使わなくてもいいと思います。 「彼は彼女のことは何でも知っているつもりだ。(実はあまり知らないくせに。)」 「私は彼女のことは何でも知っているつもりだ。(そりゃあ不十分なところもあるかもしれないよ。でも自分では満足できるだけ知っているんだから、他人に否定されるいわれはないね。)」 堂々と使えばいいと思います。かえって控えめな感じもして、いいと思いますよ。 それでも否定的な感じがぬぐえないとしたら、別の言葉できちんと言うのがいいでしょう。 「私としては、私なりには、自分にとって必要なだけは理解しています。」とか。
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- paniiick
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こんばんは。 「~つもりだ」を『自分が何かについて既に知っていると思う』ことを表すのには使えると思います。 ただし、 1)『私はAについて何でも知っている』 というのに対し、 2)『私はAについて何でも知っているつもりだ』 というのは 微妙にニュアンスが違っています。 質問者様が外国の方とのことで母国語がどちらなのかわからないのですが、とりあえず英語でそのニュアンスを表すとしたら、 1)I know everything about A. 2)Believe it or not, I know everything about A. または、I think I know everything about A. のような感じになると思います。つまり、「~つもりだ」を加えると『客観的にどうであろうと、私はAについて何でも知っていると思っているよ』というようなニュアンスでしょうか。 >使えないとしたら、どう表せばいいでしょうか。 のご質問の意味が「~つもりだ」を使わずに『自分が何かについて既に知っていると思う』ことを表すということでしたら、シンプルに上例文の1)のようになるかと思います。 以上でご質問の意向に合ってましたでしょうか。 何か私の回答内容に勘違いまたは足りない部分がありましたらご指摘下さいね。
お礼
ありがとうございます!ニュアンスの違いは肝心な参考となります。
- 砲術長(@houjutucho)
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「~つもりだ」→[~つもり]+[だ(断定)] と分けられますので「~つもりだ」というのは、その事柄に自信がある場合に使いますので ご質問の場合には、相応しい表現ではないでしょう。 例えば「私は日本の風習を、概ね知っているつもりです」←一般的に言って「です」でも、自惚れている感じを受けます。 逆に「私は日本の風習を、概ね知っているつもりでした」←このように否定形で使う場合は、その限りではありません。 今回の場合は「私は~を知っています」コレでいいと思いますよ。
お礼
回答ありがとうございました! うぬぼれを感じさせない必要がありますね、なるべく避けたいです。
は化学の研究者です。 その場合、 「私は、大学で教えられた化学の内容は一応全て理解しているつもりだ」 と言っても、否定的な意味にはなりません。 もちろん他の人が、 「あいつは、大学で教えられた化学の内容は一応全て理解しているつもりだが、その実なにもわかっちゃいない」 というのも普通に使われる日本語です。 そう言われるととっても恥ずかしいです。(笑)
お礼
どうやら参考書の中に不足がありますね。回答ありがとうございました!
お礼
ありがとうございました!みんなもありがとうございました!