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花王株式会社が、昭和40年代から自社独自の販社を推進し、今や、化粧品ま
花王株式会社が、昭和40年代から自社独自の販社を推進し、今や、化粧品まで含めた大きな流通会社になりました。そこでご質問は二つあります。一つは、化粧品が最初は独自の販社である必要は何でしょうか。また、花王が、日雑においても独自の販社を創ろうとした本当の理由はなんでしょうか。なお、合せて、今後の花王の販売戦略がわかればお教えください。
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販売会社制度(1927)を初めに採用したのは資生堂です。 全国の化粧品店をボランタリーチェイン化(1922)し、その流通を自社で管理することで、マーケティングの一貫性を確立しました。 通常の流通は地域の卸問屋経由ですが、販社制度によって一貫性を持たせることで企業理念をはじめマーケティング諸施策の徹底、更には再販価格維持制度に基づく定価販売の徹底が図られます。 これによって資生堂は、市場基盤を固め、トップメーカーになった訳です。 花王や松下電器は、これを見て、販売会社制度を導入したのです。 なお、今後の花王の戦略までは分かりません。
お礼
ありがとうございました。 なるほど再販制度との関係は重要ですね。 ありがとうございました。