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淀川のCODについて質問です。
淀川のCODについて質問です。 CODは水がきたなければ値が大きくなるのですよね。 1月と7月のCODを比べた時、 なぜ1月のほうがCODの値が低くなるのですか? 7月のほうが草とかの光合成のおかげで CODの値が低くなるのかなと思ったのですが。 なぜだか教えてください!
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水の中で微生物の光合成が盛んになると水はきれいになる、と誤解されておられるようにお見受けしますが、実は逆で、汚くなるんです。 水の中を漂いながら光合成を行う微生物(大ざっぱに「藻類(そうるい)」とか「藻(も)」などと呼ぶこともあります)は、二酸化炭素と水分子などを取り入れて光合成を行い、自分の体を大きくしたり、子孫を残したりするわけですが、これは炭酸ガスと水を原料にして有機物を生み出していることに他なりませんから、CODを増やすのです。一般に光合成は水温が高いほど活発になり、また昼間の時間が長くなれば当然光合成量は増えますから、1月より7月の方が水のCODは高くなるのです。 確かに、微生物が光合成のときに炭酸ガスと水分子以外に、水の中に溶けている窒素やリンなどの富栄養化物質を取り込む、ということはあります。しかし、光合成によって生み出された有機物(COD)の大部分は元々が炭酸ガスや水だったわけですから、汚くなる、と言う方が正しいのです。 なお、正確にCODが増えたり減ったりする原因を探るには、溶けている物質には細かくどんなものがあるか、とか、その水がどこから来た水か、などを専門家に詳しく分析してもらう必要があります。
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- indoken2
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多くの水域で、 春から夏にかけて、 プランクトンなどが大量に発生するのは普通のことです。 温度が上がって生育速度が速くなるからでしょう。、
お礼
プランクトンが増えるとCODの値が 増えると思っていませんでした。 ありがとうございました。
お礼
有機物をつくると水が汚くなるんですね。 逆だと思っていました! 大変よくわかりました。 ありがとうございました!