CODとBODに関する問題について

質問

「ある廃水について、水質検査を行うとBOD、COD、それぞれ12mg/L 、20mg/Lだった。この水にはSO2が溶けていることがわかっている。この水に含まれる亜硫酸の濃度（mg/L）を求めよ（S=32 O=16とする）」という問題で
まず、亜硫酸と水が反応する式は2H2SO3+O2→2H2SO4から、O2の物質量×2=H2SO3の物質量より、O2の物質量を求めようと思ったのですが、答えの式には

(20-12)/32 とかかれてありましたが32はO2の分子量であることはわかりますが、20-12という式は一体何なのでしょうか？
BODとCODの差を求めた理由と、またこの差の意味するものとは何なのでしょうか？

詳しい方が居ましたら、ご回答お願い申し上げます。

回答No.1

noname#181872 · ベストアンサー

大雑把に書きますので、本などで復習してください。

BODもCODも水に含まれる有機物を調べる指標になります。
このとき、BODでは微生物に有機物というエサを食わせて、
そのときに減った酸素量からそのエサを酸化するのに必要な
酸素量を求めます
（人間も食べたエサをエネルギーにするには酸素が必要ですよね）。
これに対し、CODでは過マンガン酸カリウムで有機物を化学的に酸化させ、
そのときに減った酸素量から必要な酸素量を求めます。
そうするとCODでは化学的に酸化するので、有機物に限らず
酸化されやすい物質が含まれていればそれも酸化してしまいます。

ということは問題にあるBODとCODの値の差は、
有機物以外で化学的に酸化するのに必要な酸素の量
といえ、この問題ではSO2を硫酸に酸化するのに必要な酸素の量ということになります。
なのでこのような計算をしています。

お礼

すごく、わかりやすかったです！！ありがとうございました！