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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:うじ虫(maggot)の語源・意味について、ドイツ語訳と関連させて、教)

うじ虫の語源・意味、ドイツ語訳と関連を教えてください

このQ&Aのポイント
  • この質問では、うじ虫(maggot)の語源・意味について、ドイツ語訳と関連性について知りたいということです。
  • また、maggotには「気まぐれな奇想」といった意味も付与されているようです。ドイツ語の「うじ虫」にも、このような副次的な意味があるのかどうかも教えてほしいです。
  • さらに、質問者は「gg」と「d」の形が異なるが、両者に語源的なつながりがあるのか知りたいとも述べています。両者が無関係な語とする場合、maggotのドイツ語訳として、Madeが適当な語であるかどうかも知りたいです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.2

 僕の独英、The New Cassell's German Dictionary で引くと、ドイツ語の Made という女性名詞の英訳語の真っ先に、 maggot(蛆)があります。続いて mite(ダニ), worm(ミミズなど)が出ています。 ウェブスターの maggot を引くと、下記のような語源が明記してあって  http://www.merriam-webster.com/dictionary/maggot  Etymology: Middle English magot, probably alteration of mathek, maddok; akin to Middle Low German mēdeke maggot, Old Norse mathkr, Old English matha Date: 14th century  中低地ドイツ語の形を見ると今のドイツ語のような形から音位転換(下記)によって現代英語の形が派生した事が分かります。madVg から magVd (Vは母音)が派生するのは古語の arata から現代日本語の atara が派生するようなもので、珍しい事ではありません。  http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~rhotta/course/2009a/hellog/cat_metathesis.html なお余談ですが wurm は古い英語では「蛇」の意味があります。 さてご質問ですが 1。両者に語源的なつながりはありそうですか。  明らかにあります。 2。maggotのドイツ語訳として、Madeは適当な語でしょうか。  適当です。

multiphale
質問者

お礼

ありがとうございます。 音位転換について勉強させていただきました。 言葉の変化の「型」みたいなものをひとつ、覚えられた気分です。 柔軟な変化を見せるものですね。 古い形にさかのぼるというのも、言葉の類縁性を探るうえで、重要な操作ですね。 立体的に言葉をとらえらる気がします。 語源の掲載されている辞書がひとつ欲しくなりました。 ウェブスターというのですか。 ちょっと購入検討です。 語源の調べ方の手順を教えていただきました。ありがとうございます。

multiphale
質問者

補足

すみません、何から何まで恐縮ですが、あとひとつ。。 三番目。 Madeのもつ現代的なニュアンス、 maggotの「とっぴな発想」のような副次的な意味の有無、 もしご存知でしたら、お教えいただけませんか。 そこまで調べるとなると、やはり、本格的な独独辞典にあたらねばならないでしょうか。

その他の回答 (6)

  • wy1
  • ベストアンサー率23% (331/1391)
回答No.7

wy1です。Grimmのドイツ語辞典はあのグリム童話の編者として多くの人が知っているグリム兄弟が編纂し始め 彼らだけではA~Zの半分も行かず、後継者たちに引き継がれ20世紀の半ばを過ぎた時期に一応完成した最大のドイツ語辞典です。少々ドイツ語を齧っただけの私には手が出かねます。幸いウェブサイトで公開されたのを知り、たまに覗いております。内容的にもまたページ数から見ても、恐らく世界最大の”一つの言語”の辞典ではないでしょうか。

  • 3orihsoy
  • ベストアンサー率33% (3/9)
回答No.6

横から失礼ですが、つけ加えさせてください。 「独英には、einem madig machen, give a p. a good scolding, make mincemeat of a p.直訳すると「蛆的にする」ですが、「メチャクチャに叱りつける」「散々な目にあわせる」と言う意味が挙がっています。」と書いていらっしゃるので、その点についてです。この解釈はMadeからちょっと離れた使い方のような気がしますので。 辞書によって書いてあることが違って当然なので、ご参考までに挙げておきます。 madig...Duden独独:mhd.madic: von Maden angefressen,zerfressen;voller maden:madige Fruechte: der Kaese ist m.直訳 Mによって食い荒された、食いつくされた;Mだらけの:Mのたかった果物:このチーズにはMがたかっている。 madig...Oxford独英 Adj.magotty; jmdm.etw./ein Vergnuegen madig machen(ugs.)直訳 誰か、何かの楽しみをmにする、日常会話的) spoil sb's pleasure in sth./spoil a

  • 3orihsoy
  • ベストアンサー率33% (3/9)
回答No.5

興味深く拝見しております。ちょっと気づいたことを書かせて頂きます。 ドイツ語のdie Madeですが、意味はうじ虫として、どの辞書でもで例にあげられているのが「チーズにわいたうじ虫」で、また使用例としてはwie die Made im Speck sitzenなど。これは「左うちわで暮らしている」という意味です。チーズの中やベーコンの中に住みついてのうのうと衣食住に困らない天国のような境遇、ということです。また形容詞madigは誰かをmadigにする、誰かの楽しみを台無しにするという意味ですから、さて食べようとしたチーズがうじだらけでがっかり、ということから来ていると思います。うじ虫は自分がmadigなのではなくて、何か、誰かをmadigにする存在だと解釈できそうです。

multiphale
質問者

お礼

ご参加ありがとうございます。 チーズといえば、、 昔、テレビで、ドイツかスイスあたりの酪農家を取材した番組を見ました。 チーズにウジを湧かせたものを、最高においしいのだ、とか。なんとか。 これは、非常に特別なMadeのあり方でしょうが。 幼年期に焼き付けられた強烈な映像のひとつでした。 いわばこの私の受けたショックがmadigだったでしょうか。 ドイツ語の中で担わされた意味とは、 ただの「ウネウネした虫」、「分類学上の虫」なのではなく、 ひとの営みの中で、なにか楽しみを台無しにするという、 ネガティブさを帯びた虫なのですね。 ご指摘ありがとうございます。 ゲルマン語系の言葉が、なんでわざわざWurmと区別して、Madeを用意しなくてはならなかったのか。 考えるヒントになりそうです。

  • wy1
  • ベストアンサー率23% (331/1391)
回答No.4

>>”~im altnord. hat eine weiterbildung maðkr die stelle des einfachen wortes eingenommen, die sich nicht nur im dän. maddik, madike, schwed. mask, norweg. makk, sondern auch im engl. maggot (wenn dies, wie wahrscheinlich, aus madgot entstanden~" Grimmのドイツ語辞書のウェブサイト版で検索したところ。どうもDie MadetoMaggotは関連があるみたいですね。不勉強の程お詫びいたします。上記の通りです。

multiphale
質問者

お礼

とんでもないです。 勉強させてもらっています。ありがとうございます。 「グリムのドイツ語辞書」なるものを、初めて知りました。 普通考えるような「辞書」の規模を軽く超えていますね。 百科全書のようです。 http://germazope.uni-trier.de/Projects/DWB 私の語学力では、数行のドイツ語を解するにも手間取る始末で。 レスが遅くなりまして、恐れ入ります。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.3

 #2です。 >>Madeのもつ現代的なニュアンス、 maggotの「とっぴな発想」のような副次的な意味の有無、 もしご存知でしたら、お教えいただけませんか。  俗語では Made の派生形で、madig という形容詞があります。 前紀の独英には、einem madig machen, give a p. a good scolding, make mincemeat of a p.直訳すると「蛆的にする」ですが、「メチャクチャに叱りつける」「散々な目にあわせる」と言う意味が挙がっています。  maggott の意味は、イギリスのロングマンには下記の通り、蠅の幼虫の意味しかありませんが。    http://www.ldoceonline.com/dictionary/maggot  アメリカのウエブスターには、下記のように、  http://www.merriam-webster.com/dictionary/maggot  二つ意味が書いてあって、第2は「気まぐれなアイデア]が挙げられています。 1 : a soft-bodied legless grub that is the larva of a dipterous insect (as the housefly) 2 : a fantastic or eccentric idea : whim  『英辞郎』にも「古]として』 http://eow.alc.co.jp/maggot/UTF-8/ 〈古〉気まぐれ、突飛{とっぴ}な思い付き  があります。

multiphale
質問者

お礼

何から何まで、ありがとうございます。 Madeのもつニュアンスは、「ぐちゃぐちゃの状態」なのですね。 maggotのもつニュアンスとは異なるようですね。 「とっぴなアイデア」とは、イギリスの辞書になく、アメリカの辞書にあることから、、 アメリカで生まれた表現なのか、とも推測しそうになりましたが、 英辞郎には「古い形」とあるようで、かなり問題が込み入ってきたようです。。 問題の所在を明確にできただけでも、かなりの収穫です。 とても勉強させていただきました。 どうもありがとうございます。

  • wy1
  • ベストアンサー率23% (331/1391)
回答No.1

ドイツ語でdie Made と言う単語があります。この単語はmaggotとは関係がなさそうです。 英語のwormと語源的に関連があるのはder Wurmです。 一度ドイツ語の辞書をご自分で調べられたら如何ですか。

multiphale
質問者

補足

私の手元にある独和辞典は、 三省堂の独和新辞典(第三版)というものです。 der Wurmという語があるとのこと、情報ありがとうございます。 早速引いてみました。 Wurmの方はまさしくwormのようで、意味の幅もひろいですね。 脚のない虫全般をカバーしていました。 無力な人間や赤ん坊の比喩に用いられているのをおもしろく感じました。 それにたいし、Madeの方はというと、ただ「蛆」とだけ。 ネイティブスピーカーの語感では、どのように使い分けるのでしょう? Madeのもつ「含み」をご存知でしたら、お教えいただけませんか。

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