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過剰な接客用語について
過剰な接客用語について お世話になります。 最近、よく耳にするのですが 「お待たせをいたしました」のをは、必要ないと思うのですが、日本語としてはいかがでしょうか? また、 「お手提げにおまとめします」のお手提げや、おまとめの“お”に関しても 「手提げにまとめます」で良いのではないかと思うのですが、いかがでしょうか? 以上の件、宜しくお願いします。
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No.2の回答者です。再びお邪魔します。 「お待たせいたしました」については、下記資料(文化庁の公式サイト)の15~20ページ、 特に20ページを参考にしてください。 http://www.bunka.go.jp/1kokugo/pdf/keigo_tousin.pdf
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そうだよ。前の方の文化庁の説明も動詞になっています。動詞に「を」はつけません。 和語動詞の連用形や漢語サ変動詞の語幹に「お」や「御」をつけて、「する」の敬語として用います。 大抵の場合一番下に「ます」をつけます。 これが昔から使われている標準的な日本語です。 動詞プラス補助動詞の形式です。 「~お願い申しあげます」だって同じです。
お礼
解りやすく説明して下さり、ありがとうございます!
4番です。 No.4の冒頭の文を訂正します。 >誤「お待たせをいたしました」 ⇒ 正「お待たせいたしました」
お礼
ご丁寧にありがとうございます!
>「お待たせをいたしました」 この場合の「いたす」は「する」の敬語として使われています。 和語動詞の連用形や漢語サ変動詞の語幹に「お」や「御」をつけて、「する」の敬語として用います。 大抵の場合一番下に「ます」をつけます。 和語動詞の連用形につける例 お 待たせ いたしました。 漢語サ変動詞の語幹に付ける例 御 説明 いたします。 もちろんそれぞれの例文に「を」を入れても意味は通じますが、こなれた日本語とは言えません。 動詞プラス補助動詞の形式が昔からのスマートな日本語です。 ◎お手提げにおまとめいたします。 ◎手提げにおまとめいたします。 これも一緒です。おまとめ【を】いたすのはこなれた日本語とは言えませんWWW。
お礼
ありがとうございます。大変参考になりました。
- ktyln
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一応、その道の専門家です。 「お待たせをいたしました」の「を」は【あるのが正しい】です。 本来あるべき助詞「を」を省略した形が定着してきているだけで、 日本語の文法としては必要です。 この文(節)は[名詞+を+動詞]の形で成り立っており、 「お待たせ+を+する」の語尾を謙譲語の過去形に変化させたものです。 形としては「ご飯+を+食べる」「服+を+着る」等と同じです。 「を」を抜くということは「ご飯食べる」「服着る」と同じで、 あくまでも口語(話し言葉)としての省略形です。 「手提げにまとめます」では敬語が欠如しています。 相手に対する敬意がありません。 「お手提げにおまとめします」に関しては、 ・「お手提げ」→あくまでも間違いではありませんが、 美化語「お」が過剰な印象を与えています。 これは個人の感覚の問題で、例えば「茶碗→お茶碗」は違和感がないが、 「湯呑み→お湯呑み」「どんぶり→おどんぶり」には違和感を持つ人がいる、 というのと同じです。 ・「おまとめします」→これも助詞「を」が省略された形です。 正しく、しかも敬語の敬意を上げると「おまとめをいたします」となります。
お礼
ありがとうございます。ご丁寧に説明をして下さり、ありがとうございます。文法など、普段あまり考えずにいたので、勉強し直していきたいと思います!
- sanori
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こんにちは。 「お待たせをいたしました」は文法的には間違いではありませんが、多くの人は使いませんので、間違いに近いです。 おっしゃるとおり「を」を取り払うのが適切で、敬語分類では謙譲語に属します。 (「お待たせする」が謙譲語Iで、「いたす」が謙譲語II) しかし、「お手提げにおまとめします」は適切です。 シチュエーションにもよりますが、「手提げにまとめます」が無礼な印象を与える場合は結構あると思います。
お礼
ありがとうございます。表現を簡単にし過ぎて失礼にならない様に気をつけます! 大変参考になりました。
- aokii
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「手提げにまとめます」は失礼な感がじありますが、「お待たせをいたしました」のをは、どちらでも良いでしょう。
お礼
ありがとうございます。 勉強になりました!
お礼
ありがとうございます。凄いですね、この様な資料があったんですね!じっくり読んでみたいと思います。