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日本のグローバル化:目指すものとは?
- 日本のグローバル化はアメリカを中心とした関係に焦点を当て、国境や言語の壁が残る現状を考慮する必要があります。
- 日本はグローバル化において、他の近隣諸国との関係性や国境の自由化、言語の多様性を重視すべきです。
- ヨーロッパ諸国のグローバル化の進展とは異なり、日本のグローバル化はアメリカとの関係性を重視する傾向があると言えます。
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グローバル化という言葉は英語の概念ですので和製英語的に議論するのは適当ではありません。英英辞典によると globalization = the development of an increasingly integrated global economy marked especially by free trade, free flow of capital, and the tapping of cheaper foreign labor markets と世界の経済的一体化ですので、政治的統合や主従関係や言語の共通化はとりあえずグローバル化とは関係ありません。あるいは、政治の役割は「従」です。グローバル化は「目指す」ものでもなく、資本の論理が勝手にそっちを向いているだけなのですね。経済の強い米国が見かけ上?リーダー役です。 中国の安価な労働市場が世界中から工場を呼び込み、欧州や米国の経済の不安定性が資本を日本に向かわせ日本の円の価値を高くしています。もはや鎖国はあり得ず世界経済の中で日本企業、ひいては日本が生き残るためにはグローバル化の波に乗らねばなりません。日本の市場は飽和状態で、今企業(あるいは日本)が生き残るには国をあげて外国市場で勝ち抜いていかねばなりません。修羅場は(中国、インド、ベトナム、ブラジル、ロシア、他の)新興市場です。 日本とアメリカの関係はこれまでとても強かったのですが、今では中国との貿易の方が額が大きくなりました。相手が共産主義国だからなどといって尻込み出来ないご時世で、資本主義の論理が共産主義をも呑み込もうとしています。グローバル化は大国間の政治的摩擦を減らすために役立っているかもしれません。 弱小の国々は資本の論理に呑み込まれ、格差拡大の被害者になって来た面があります。「グローバル化反対」のデモが起きたりします。中国がアフリカ諸国に好かれているのは、中国が弱小の国々とうまくつきあったからです。日本は後追いになっています。米国流の「人権外交」に従い過ぎたという意見もありますが、技術供与などの条件面でも中国が勝ったのです。 日本はロシアとのつきあい方も考えねばなりません。四島問題が足かせです。 とりあえず
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- yumetanosi
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議題がグローバル過ぎて、争点がわかりません。世界を一本化するには側面が多すぎるからです。政治、経済、NPO 活動瞬時に浮かぶ論点はあるからです。グローバル化と言う言葉は知る限り私が学生時代の40年前に使っていました。地球を意識させたアポロ11号の月着陸、the earth から the globe 球体が ヴェトナム戦争終結のころ1972年の流行語としてglobal war (全面戦争)がJapan Times紙の集計で挙げています。日本はその数年前米ドルに対する固定相場制(360円)が変動相場制に切り替わりアット言う間に現在の為替レート80円から120円を推移することになりました。輸出国の経済は悪化の一途を辿り、同時に輸出黒字国の利益を世界に還元するように食料の輸入を強いられ政府は受諾しました。オイル価格が急騰して紙工場のタービンが回せなくなるかもとすべての直接生活に関連が強いトイレットペーパーが市場から消える自体が発生しました。内需拡大を訴える日本政府の政策に市民は先行き不安から、お金は使わない預金主義者を逆に生み出しました。それぞれの国益を守るためにはそれぞれの国の世界に対する金融、経済で格差が出ています。生産性の問題です。油田国は国際的には強い立場をもっています。各国から需要があるからです。しかし、せい産物の価格、収入はその国内の経済状況により決定されています。簡単な言い方をすると、円が強くなると、他の貨幣価値が下がるわけですから、日本人には世界の商品は相対的に安くなります。しかし、その国の住民にとってはその国の経済状況下ではその国の貨幣価値はおなじなのです。この壁を取っ払うことは非常に難しく、不可能に近いのです。 ユーロで統一化を図ったヨーロッパでもユーロは国際通貨の一元化であり、その加盟国では従来通りの国ごとの収支の均衡を保つことに神経を注いでいます。不能となれば、脱退という処置が講じられるでしょう。物の輸出入に関しての関税は国益です。日本では輸入課税はありますが、輸出課税はありません。 諸国で輸入課税はなく、輸出税が歩くにはあります。その違いは何でしょうか。輸入税はその国の業者消費者から税金を徴収することを意味します。輸出税をかける国々は、安価で商品を製造させ、政府が各国へ輸出する際に輸出税と称し、国が収益を得るのです。国が収益を得ることには変わりがありませんが、顕著な違いは、国民の収入は輸出税を課す国ははるかに低いのです。この格差をなくすために、一律の句に同士の協定を結んでいる国もあります。より優遇される国は、貸付が多いなどの経済援助をしている国の額の順番になっています。日本のグローバル化は政府の言葉の遊びのように感じてなりません。現職をはなれましたので、例えば経済援助をした国がどれだけ実質日本に利益をもたらしているかは解析も実体験することも今はできません。国内で理想論を掲げて、世界にも理想論を掲げ、結局国民を手玉にとり、 国外からは手玉に取られているような気がしてなりません。私の家族は農業でした。穀物の輸入拡大を迫られた1970年代後半に国の政策で米の削減を求められました。つまり、米は作るな、外国からいくらでも入ってくるからという理由です。輸出超過の代償として世界から圧力をかけられ米のだぶつきを避けるために農家に通達したわけです。そして今日本の米が世界に通用する時代になったから、生産を再開してほしいと各農家に懇願しています。荒れ果てた当地は復旧に何年もかかります。荒れ果てた農民の心は復旧の意欲を失ったまま、死に絶えていっています。日本のグローバル化の行く末は今の状態では絵に描いた餅で達成するだけの根拠も基盤も世界に訴えるものは何もないのです。日本が沈没するかもしれない危機意識をもった政治家、あるいは団体は誕生しない限り、破滅の一途を辿ることは明白だと思います。 私は人生の終焉は見え低ます。無駄に生命を維持できることは出来る可能性はありますが、社会には貢献できる年数はもう限られています。このようなテーマで意見を求めるのでしたら、このカテゴリーではなくて、他のサイトの方が語学を通じて見る世界観と違う観点から意見を交わせるとも感じます。暇つぶしではなく真剣に考えているなら大海で意見をぶつけ合わせてみることにも一考を。テーマがあまりにも絞れない問いかけなので、人がどのように考えているか軽く振って見ているのかなと感じました。意見を求めるなら、もっとテーマを絞る必要があると思いますが、どう思いますか。あなたの目指すものは何ですか。
お礼
ご苦労様でした。
- litsa1234
- ベストアンサー率28% (230/795)
質問に質問で答えるのは失礼とは思いますが分からないので教えてください。 1.ここであなたの仰っている「グローバル化」の定義。 2.「そしてただ、英語だけが独り歩きしている」の意味。 よろしくお願いします。
補足
>質問に質問で答えるのは失礼とは思いますが分からないので教えてください。 この質問はignoreしてください。
お礼
回答ありがとうございます。 >グローバル化という言葉は英語の概念ですので和製英語的に議論するのは適当ではありません。 いや、外来語も日本語の中で使われている限りは日本語として考えます。そういえば、和製英語を疑問視する人は少なからずおりますが、和製漢語を疑問視する人は誰もいませんよね。そんなことを言ったら、globalization だって、globalから派生した単語ですが、これはフランス語に由来する単語で、もともとは「包括的な」という意味しかありませんでした。でも、英語のglobalはフランス語にはない意味を持つようになりました。もっとも最近ではフランス語のglobalも「グローバルな」という意味を英語から逆輸入しているようですが。 >もはや鎖国はあり得ず世界経済の中で日本企業、ひいては日本が生き残るためにはグローバル化の波に乗らねばなりません。 これはグローバル化の波とも違うと思います。これまでも日本は加工貿易で成長してきました。しかし、現在では韓国に市場を食われている状態ですね。日本経済にも陰りが出てきましたが、これはまた別問題のような気がします。 >日本はロシアとのつきあい方も考えねばなりません。四島問題が足かせです。 これは日本もかなり譲歩しないと永遠に解決しないでしょう。アメリカでさえ、事実上は沖縄を全部返還していません。その間に、韓国はロシアを重要な国として捉え始めているようです。