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(大東亜戦争の目的) 政府の公式見解は?
(大東亜戦争の目的) 政府の公式見解は? 手元の書物に拠ると第二次世界大戦の目的について、米国では「4つの自由」という<公式的>な発表があったそうです。 http://aboutusa.japan.usembassy.gov/j/jusaj-majordocs-freedoms.html ・・・・・4つの自由 日本国政府は国民に対して、大東亜戦争の意味なり目的なり理由なりを建前にせよ奇麗事にせよ、正式に発表していましたか。発表していた場合、資料の紹介を希望します。 よろしくお願いします。
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自衛のため、開戦しました と説明していました 天皇の名で国民に下された開戦の詔勅には 「 そもそも、東アジアの安定を確保し、世界の平和に寄与することは、明治天皇から大正天皇へと受け継がれてきた将来への配慮であり、私が常に心に留めてきたことである。そして、各国との友好を大切にし、全ての国がともに栄える喜びを共有することもまた、日本が常に外交の要諦としてきたことである。今、不幸にして米英両国と戦いを始めるに至ったことは、実にやむを得ぬことであり、私の意志であろうはずがない。 中華民国の政府が先に、日本の真意を理解せず、みだりに事を構え、東亜の平和をかき乱し、ついに日本に戦いを始めさせてから四年余りがたった。幸い、国民政府は新たに生まれ変わり、日本はこれと善隣友好の関係を結び、ともに提携するようになった。ところが、重慶に残存する政権(編注 蒋介石政府)は米国、英国の庇護に期待して仲間内の争いをやめようとしない。 米英両国はこの残存政権を支援し、東亜の乱を助長し、平和の美名にかくれて東洋を制覇しようという誤った望みを持とうとしている。そればかりか、その同盟国に働きかけて日本の周辺に軍備を増強して我々に挑戦し、さらには日本の平和的な通商にあらゆる妨害を加え、ついに経済断交まで行い、日本の生存に重大な脅威を与えている。 私は政府に事態を平和裡に解決させようとし、長く耐えてきたが、彼らはまったく互譲の精神はなく、いたずらに解決を延ばそうとし、経済上や軍事上の脅威を一段と増し、日本を屈服させようとしている。事態がこのまま推移すると、東亜の安定についての日本の長年の努力はことごとく水泡に帰し、日本の存立も危機に瀕してくる。ここに至って、日本は自らの存立と自衛のために蹶然と起ち、全ての障害を打ち破るほかないのである。」 と言う意味のことが記されています。 http://homepage3.nifty.com/KOUKOKU-NIHONN/sakusaku/1_2.htm 今にして思えば、適当なところで、中国本土から撤退して、満蒙と帝国領土に軍を戻せば よかっただけのような気もしますが\(^^;)
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- tanuki4u
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9D%B1%E4%BA%9C%E6%88%A6%E4%BA%89 政府の正式決定として云々に関しては、上記の日本の呼称の解釈になる。 http://www.ndl.go.jp/horei_jp/kakugi/txt/txt00362.htm http://www.geocities.jp/taizoota/Essay/gyokuon/kaisenn.htm
お礼
1. 今回の質問への回答としては、昭和16年12月8日の「詔書」を挙げられているものと読みました。NO.1と同じお立場と理解しました。 2. 呼び名について ややこしい議論があるのは承知しています。大事なことかも知れませんが、今はこの件について然したる関心がありません。当面の私の質問文作成時の基準をお伝えします。 ・ 日本の立場から記す際には「大東亜戦争」と記す。特に相手国を限定するときは「対中戦争」、「対露戦争」などと記す。 ・ 米国の立場から対枢軸国との戦争を表す際には「第二次世界大戦」と記す。 ・ 米国の立場から対日本との戦争を表す際には「太平洋戦争」と記す。 ・ 米国の立場から、日本以外に相手国を限定する際には「対独戦争」、「対伊戦争」などと記す。独伊を併せる際は「欧州戦線」と記すこともある。 こんな基準で作成しています。自己流で、適否は承知していないので、クレームがつけば反論はしません。今回の質問文も、この基準に従って作成しました。将来、呼び名に関心をもつときがあればご紹介の資料を参考にしたいと思います。 有り難うございました。本日中にどなた様からも特段の回答が寄せられなかった場合は、当方の勝手次第で締め切ります。
- bismarks05
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質問者が真面目に本論に対しているならば、まずは、大東亜戦争=第二次世界大戦 の認識の妥当性を問いたい 大東亜戦争が指す範囲は極めて広く、日華事変を部分化した認識もありえる。 なお、政府見解は存在しない、というのが正しい回答になる というのは、大本営政府連絡会議で戦争目的が提示されているが、本件は政府見解ではない。 政府見解とは法的拘束性が発生しうる性質であるが、本会議は憲法上の規定はのみならず、天皇による印綬もないのであるから、政府見解としての正当性がない それでも、政府見解を見なせば、唯一の公式的場所での戦争目的としては以下のような声明が適用される 今次の対米英戦は、支那事変をも含め大東亜戦争と呼称す。 大東亜戦争と呼称するは、大東亜新秩序建設を目的とする戦争なることを意味するものにして 戦争地域を主として大東亜のみに限定する意味にあらず。 大東亜新秩序とは何か? それを明言した政府見解はない。 八紘一宇がその精神支柱になるが、大東亜会議から見る新秩序とは、西側諸国の帝国主義と酷似していると言わざるをえないだろう
お礼
ご回答は正しいことを述べているのかも知れませんが、法律の知識がないせいか、読解力がないせいか、総じて論旨を掴みきれませんでした。 1.>> 大東亜戦争=第二次世界大戦 の認識の妥当性を問いたい<< >>戦争地域を主として大東亜のみに限定する意味にあらず。<< 大東亜戦争=第二次世界大戦 の認識が妥当でないと主張しているのか、妥当であると主張しているのか、判断できませんでした。「呼び名は大東亜戦争だが戦場は大東亜だけではないぞ」といっているようには読めます。 2.>> 政府見解は存在しない、というのが正しい回答になる<< >>大本営政府連絡会議で戦争目的が提示されているが、本件は政府見解ではない。<< 政府は戦争遂行目的を発表しないままだった、との立場だと読みました。そうすると http://homepage3.nifty.com/KOUKOKU-NIHONN/sakusaku/1_2.htm 「開戦の詔書」は何に当たるのですか。天皇の独り言なのですか。 他にも分からないことがありましたが、ご回答はきちんと読んだという意味で記しただけですから、再回答はあってもなくても結構です。 有り難うございました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「開戦の詔書」が米国でいう「4つの目的」に対応するらしいと見当がついたので、ほぼ満足です。 本日中にどなた様からも特段の回答が寄せられなかった場合は、当方の勝手次第で締め切ります。
お礼
「開戦の詔書」なるものが存在することが分かりました。 「4つの自由」が抽象的過ぎるのに対して、「開戦の詔書」は随分と具体的なのが分かりました。 一般に、抽象的な文章には嘘を含め易いですが、この場合はどうでしょうか。裁判官だと「開戦の詔書」の方を信じそうです。もっとも、詐欺師の嘘は結構具体的で上手くできている場合も多いです。何が真実で何が嘘っぱちなのやら。 有り難うございました。