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山内容堂の別邸について。
山内容堂の別邸について。 NHKの龍馬伝を見て山内容堂について興味が出てきました。 調べたところ、隠居生活は、現在の東京都台東区橋場との事。 Wikipediaには、続けて「別邸(綾瀬草堂)」となっていますが、現在のどこになるのでしょうか? 行って見たいと思っています。 どなたかご存知の方、どうか教えて下さい。
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橋場(東京都台東区)の別邸(綾瀬草堂)ということで、“綾瀬草堂”とは別邸の名称ですね。 草葺(くさぶき)どうか別に、格式ばらないという。“堂”という字をよく使っていらっしゃいます。 橋場は、江戸びとが大川と呼んだ隅田川(墨田区の字と違います、川を挟んで隣りですが)を台東区から墨田区(向島百花園や昔は草深いところでしたが、豪商の寮や文人墨客の好んだ地域。二度の空襲に会いましたが、ここや同じ陸続きの日光街道最初の宿場の(北)千住は焼けませんでした)へと渡る白鬚橋の近辺が橋場です。 東武伊勢崎線の浅草(始発駅、駅は松屋の中だったな。松坂屋はうえのだったな)、或いは上野から地下鉄銀座線があった筈。そこを下車したら南千住方面にいく。川沿いでもいいし。 橋はたくさんありますからね。“言問(こととい)”いわゆる、“都鳥、いざ言問わん我が思う人”在原の業平での業平橋もある。浅草の隣り駅。 白鬚は神社がある。向こうに渡ると墨田区だから、台東区側側が橋場。浅草駅からは待乳山聖天様や清川町、山谷、南千住の方向。 隅田川を渡ると、墨田区だが、そっちには隅田川や荒川、綾瀬川が一緒に流れている地域もあって、綾瀬という地域もある。綾瀬草堂の名前はゆかりがあるのだろうが、ずいぶん距離があります。 綾瀬草堂の跡地は存じません。 そこで生まれ、8歳(空襲)まで居ましたが、唯一大きい建物は橋場ではガスタンク。 綾瀬草堂のあった頃は、もうお江戸といえでも草深いところでしょう。白鬚をわたったらもうご府内ではない。 与力が管轄地域をきめて欲しいと奉行に訴え、奉行が若年寄からもらった回答が旧(ふる)綾瀬川の真ん中を江戸町奉行の所管とする。 というもの、その前はもっと千代田の舞鶴城あたりがお江戸。 お江戸がどんどん広がって、与力が音を上げたのですね。 台東区の社会教育課が看板をだしていると存じます。 コンビには増えたかもしれないが、事情を知っている古い商店はもうないかもしれない。タバコやくらいか、酒屋が変身したチェーン店くらいかな。 こういうサイトでなければ、一緒にあるいて差し上げたいが。
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- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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ただいま台東区長室の方から調査結果が報告されました。 山内容堂の別邸、綾瀬草堂について調査しましたが、橋場のどこという確認ができません。 文化財担当課とも協力してなお調査し、判明次第HPにも載せます。 ということでした。
お礼
krya1998様 ご丁寧にご回答を誠に有難う御座います。 当方、山内容堂のすべてという書籍を取り寄せておりまして、昨夜、届きました。 (書籍URL http://books.yahoo.co.jp/book_detail/AAH34042/ ) なんとその書籍に容堂の橋場の別邸の場所が書いてありました。 そこは、 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.48.41.1N35.43.16.6&ZM=12 になります(現在の「サンハイム清水」と言う建物の辺りだそうです)。 まさか別邸の事が書いてあるとも思わず、容堂について知りたかったのですが、 写真付きで書いてありました。 やはり隅田川沿いで眺めながら優雅に晩年を暮らしていたのだろうと思います。 krya1998様、色々とお調べ頂き本当に本当に有難う御座いました。 容堂の別邸の場所という事を通して、 krya1998様から人間としての思い遣りも教えて頂いたような気がしています。 また何かありましたら宜しくお願い致します。
お礼
krya1998様 心温まるご回答を誠に感謝します。 有難う御座います。 当方、実は台東区に住んだ事がありまして、 向島百花園も行った事もあり、橋場も存じ上げておりますが、 容堂が住んだと思われる明確な場所は、聞いた事がありません。 それで質問させて頂いた経緯ですが、 遠くから見れば狭い橋場でもその場に行けばそこそこ広さはありますので どこなのかなぁと思い、改めて歩いてみるのも良いかもしれません。 橋場の隣の今戸では神社(今戸神社)があり、そこは沖田総司が来た事があるようですが、 この界隈は、幕末にとって非常によい場所だったのかもしれませんね。 現代、その辺は、駅からは遠いですが、幕末を想像して歩いてみます。 改めて、有難う御座いました。