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簡易油化装置を用いてペットボトルを油化する実験をしました。
簡易油化装置を用いてペットボトルを油化する実験をしました。 ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンと3種類から油をとりだしました。 しかし、どのような熱分解がおこなわれ、またそれぞれの油には何が含まれているのか全く理解できません。 また、生成された油をもやしたところ、ポリスチレンから生成した油だけ黒煙を発生させました。ポリエチレンの油は時間が経過すると固まりました。これらの原因も教えてほしいです。 よろしくお願いします。
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- swisszh
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回答No.1
1)学校などでの簡易油化装置は多分、温度も、安定、一定しない安物の装置でしょう。 2)ペットボトルと書いていますが、これは、PET=Poly(ethyleneterephthalate) という 別のポリマーで、ポリエチレン(PE), ポリプロピレン(PP), ポリスチレン(PS) とは化学構造が違うポリマーです。 3) あなたの実験の温度条件、雰囲気(空気でしょう) はわかりませんが、ポリマーの熱分解は非常に複雑で、温度条件、空気中(窒素中)などで、熱分解はかわりますが、そのポリマーの化学構造から、見通しがつきます。 4)PS は、モノマーのスチレン、トルエン、二量体、三量体などが、かんがえられ、ベンゼン基を持っており、燃焼で、黒煙がでます。(非常に身体に危険) 5)PE は 化学構造から、エタン、ブタン、オクタン、デカンとか、二重結合の一つあるもの(エチレン、ぶてん、おくてん など)ですから、ベンゼン基のものは、ほとんどありません。 デカンとか、どでかん などは室温では、個体ですので。 6) PPも色々alkane, alkene がでます。 7) 実際に分析すると、主要物もふくめて、100以上の物質がでます。