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紫電改のタカで滝城太郎は最後に特攻に向かいますが、実際の太平洋戦争で、

紫電改のタカで滝城太郎は最後に特攻に向かいますが、実際の太平洋戦争で、エース級の腕を持つパイロットを特攻に出撃させるということはあったんでしょうか。 私の思うに、間に合わせで集めて訓練が未熟の兵なら普通に使っても撃墜されるだけなので、特攻は是非は別にしてそういう考え方自体は分からなくも無いのですが、エース級の腕前を持つなら、特攻させるよりは、普通に使った方がはるかに働いてくれるのではないかと思うのですが。

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  • eroero1919
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回答No.5

ええっとですね、資料がどうにも見当たらないのですが、確か最初に特攻隊になった艦爆隊の隊長機は艦爆の世界で「神様」と呼ばれたエースだったそうです(名前がどうにも思い出せません)。 それで、その人はまあ当然爆弾を敵艦に当てて自分は生き残る自信は当然あったわけで、出撃の直前に「この俺がこんなものに出なければならないんだから、この戦争も終わりだ」というようなことを最後に残しているんだそうです。 なぜそんな非合理的なことをやったのかというと、まあ実に日本人的な話ですよ。エースと呼ばれるパイロットでさえ特攻に出るんですから、他の奴が「特攻なんて嫌です」なんていえねーだろ、ということです。「あの人さえ出たんだから!」というわけです。 んで、実際問題特攻つーのは大西瀧治郎をして「作戦の外道」といわしめるのですが、もう当時は特攻でも使わないとアメリカの軍艦を傷つけることができなかったんです。 またこれまた実に日本人的に発想すれば、こっちの部隊は特攻だけど、こっちの部隊は特攻じゃない、となると当然「そりゃ不公平だ」となると思います。だから「みんな一緒に特攻しようぜ」となった部分もあると思いますよ。

moritan2
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ああ、確かにそんな話があったのを思い出しました。敷島隊の関大尉ですね。 完全に合理性を全く無視してるのですね。これでは勝てるはずが無いです。 実際の歴史でも合理性を無視しているのなら、劇画の中で合理性を無視した命令があっても気にする方がおかしいですね。これでやっと納得できました。ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • jkpawapuro
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回答No.6

エースといわれるのは規定以上の敵機を撃墜した戦闘機乗りで、攻撃機(爆撃機)のパイロットではありません。 よって爆撃・雷撃・体当たりといった訓練はあまり受けていませんし、原則として特攻には使われません。 というのも戦争末期になるほど防空任務は拡大されるわけで、特攻任務より重大な任務で人手がすべて奪われます。 四発重爆の生産が後回しにされても、戦闘機生産は最優先で進められるわけですし。 優秀な爆撃機・攻撃機パイロットを特攻に使ったかといわれると、一部そういう事例はあったものの多くはありません。ただ先導機はある程度の経験が必要なわけで、やむなく優秀な人材をあてがったケースはあります。 攻撃の主体が特攻に移っても、通常攻撃をしている部隊は存続しているわけですし、偵察や味方艦の護衛といった任務がより重要なわけです。

  • aa500
  • ベストアンサー率20% (9/45)
回答No.4

あったといえば、あったと思いますが、指揮官の判断によると思います。 エースというか、良いパイロットは、教官の仕事があるので、特攻に出ないこともありますが、 敵が来たら攻撃しないといけないので特攻もしたと思います。 エースや良いパイロットは、教官や指揮官や迎撃もするが、場合により特攻もおこなうと思います。

  • KITAIKKI
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回答No.3

 結果的には生き残り暫く最前線での戦闘から干されましたが、あの坂井三郎も特攻で出撃しています。  特攻作戦がまだ組織的かつある意味冷静に作成されていた時期は、もちろん質問にあるような論旨で特攻作戦に反対する声も少なくはありませんでした。しかし確実に大きな戦果を上げるには、それなりに航法や操縦の技術に優れた者を選別することが当然と思われていたのでしょう。  個人的には特攻作戦を思いついた時期というのは、通常の航空作戦で出撃しても結局は全滅する確率が高かったのですから、敢えて攻撃を終えて静観することを考えるよりは、死を覚悟しての片道攻撃のほうがはるかに大きな戦果が立てられると考えたのでも、それなりに無理もなかったのかもしれないと考えたりもします。  しかし当然ですが攻撃を終えれば帰られると考えるのと、もう二度と帰れないと覚悟して出撃するのとでは、士気という戦闘で第一に必要な要素からみればやはり愚策であったというしかないのかもしれません。

  • rin00077
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回答No.2

>エース級の腕前を持つなら、特攻させるよりは、普通に使った方がはるかに働いて くれるのではないかと思うのですが。 もう、そんなことを言っている状態ではなかったのですね。 エース級の腕でも特攻にいきます。

回答No.1

坂井三郎氏にも特攻命令が下されたらしいのであったのではないでしょうか。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E4%BA%95%E4%B8%89%E9%83%8E#.E3.82.BD.E3.83.AD.E3.83.A2.E3.83.B3.E3.80.81.E3.83.A9
moritan2
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 しかしURLを見させていただいた印象では、坂井氏はすでに負傷されていて、エースとして最も重要な視力が弱くなっていたようです。戦力だけを考えると、特攻で失っても惜しくないと判断したのかもしれません。

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