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なぜ「This book is big」ではなく「This book is a big」とならないのか?
- 日本語の文章を英語に直す際、文法や表現によってセンセーショナルなタイトル「なぜ「This book is big」ではなく「This book is a big」とならないのか?」を生成する。
- 日本語の文章を英語に直す際、冠詞の使い方により、「This book is big」となる場合と、「This book is a big」となる場合がある。
- 3の文では「This is a big book」とすることで、1冊の本を指している。しかし、4の文では既に「This book」という主語で、「a」を付ける必要がない。
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big は形容詞です。 形容詞の定義は「人やもの(名詞)の性質や状態を表す」 その性質が二つあります。 1 名詞を修飾する「大きい本」 この場合,a big book となります。 a は book という名詞につく。 big という形容詞があっても同じ。 2 叙述的に用いる。 「この本は大きいんだ」という感じで文をまとめる。 この場合,This book is big. 「大きい」と文をまとめているのであって,名詞を修飾しているのではない。 形的には book という名詞がないので a はつかない。 This book is a big one. とでもすれば a はつく。 「この本は大きいやつだ」 これは「大きい」が「やつ」を修飾している。 確かに This book is big. でも「大きい本」と同じような意味です。 しかし,英語では形として名詞がなければ a はつかない。 あくまでも「大きいんだ」であって,「大きな本」とは言っていない。 とりあえず,最初はこのような形の違いとして理解します。 さらには His face is red.「彼の顔は赤い」 この場合,怒りとか飲酒で一時的に赤くなっている。 He has a red face.「彼は赤い顔をしている」 この場合,赤ら顔など一般的に赤い。 という違いが生じる場合があります。
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- googoo1956
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>(2) This book is big.(×)・・・「big」は形容詞 訂正です。下記のようにして下さい。 → (2) This book is a big.(×)・・・「big」は形容詞 失礼しました。
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
>4の文には、なぜ「a」が必要ではないのでしょうか? シンプルに考えましょう。冠詞の「a」は「数えられる名詞」について「ひとつの~」という意味を表します。 その場合「名詞(=book)」の前に「形容詞(=big)」があるかないかは関係ありません。あくまで「数えられる名詞」が後にあるかないかで判断します。 したがって、逆の言い方をすれば「数えられる名詞(=book)」が後に続かずに「形容詞(=big)」だけしかない場合には、冠詞の「a」をつけることはできません。 (1) This is a big book.(○)・・・「(big) book」は数えられる名詞 (2) This book is big.(×)・・・「big」は形容詞 なお、「数えられない名詞」に冠詞の「a」をつけることはできませんので、次のような英文に「a」をつけることはできません。 (3) This is clean water.・・・「water」は数えられない名詞 結論です。冠詞の「a」は「数えられる名詞」につけるものであり、「数えられる名詞が後に続かない形容詞」につけることはできません。 ご質問への回答は以上です。なお、この先は関心のある方のみお読みください。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「This book is big.」と「This is a big book.」という英文は基本的にほぼ同じ意味を表します。ただし、用いられる状況が少し異なります。 前者は、「話し手と聞き手の間に(いくつかの本があるという)共通の認識があるという前提で、(あちらやそちらの本ではなくて)こちらの本」のことを特に指して言う場合に用いられるものです。 後者は、「本という言葉(または概念)が初出」である場合に用いられるもので、場合によっては「他のもの(ノートや雑誌)ではないこと」を表します。 確かに「(形容詞を名詞の前に置く)限定用法」と「(形容詞を名詞の後に置く)叙述用法」とでは意味が異なる場合があるのですが、お尋ねの英文の中の「big」という形容詞においては(その持っている意味から判断して)「一時的なのか恒常的なのか」を考える必要はないと思われます。「本が一時的に大きい」などということはあり得ないことですから・・・。 むしろ、「英語ではより重要な新情報は後に置かれる」という原則で考えた方が良いでしょう。その原則にしたがえば、前者の英文では「this book」が旧情報で「big」が新情報であり、後者の英文では「this」が旧情報で「a (big) book」が新情報であるということになります。 簡単に言えば、前者の英文で話し手が相手に伝えたいことは「big」という情報、後者の英文で話し手が相手に伝えたいことは「a (big) book」という情報ということになります。これが、2つの英文が用いられる状況が異なるということです。 お尋ねの(3)と(4)の英文を理解する場合には、このような違いを認識することが必要であろうと思われます。ご参考になれば・・・。
感覚にうったえるような説明をさせてください。 1)「数えられる名詞」「数えられない名詞」というものがありますよね。数学のx軸y軸のどちらでもいいのですが、横の方向でいきましょう。「x軸」の方を考えてください。「0(ゼロ)」から右へとだんだん増えていきますよね。数えられる名詞というのは「整数」のところだけ見ているわけです。黒丸をつけていっても●がとぎれていますよね。これが数えられる名詞というやつです。 2)「数えられない名詞」というのは、たとえば"water(水)"にしましょう。水をバケツに少し入れて水だけの重さが3.7kgあったとします。1)の「0(ゼロ)」から右へ3.7のところへ線を太く引きましょう。一本の線になりましたよね。このバケツに1.5kgの水を足してみましょう。5.2kgになりましたよね。「0(ゼロ)」から右へ5.2のところへ線を太く引きましょう。一本の線になりましたよね。でもよく考えてみてください。いくら水を増やしても減しても「一本」の線なのです。それなら'a'をつければいいということになりますが、もし"a"をつけたら'two'も"three"も複数の"s"も付け加えることができるということになって、「整数」になってしまうわけです。つまり「数えられない名詞」というのは「整数」ではなく「分数」「小数」であるわけです。でも「整数」だってあるじゃないか!「7kgは整数じゃないか!」ということになりますが、この場合も7.0kgというふうに分数として考えるわけです。だから「一本の線」ということを「複数にはならないよ」という意味で"s"をつけずに、そのままにして「どんなに変化しても「1(いち)」という考え方をするわけです。これは「線」とか「面積」とか「体積(重さ)」とかで考えた方が都合がいい名詞に使います。 3)"big"というのは形容詞といって、ものなどが「大きい(状態)」ということを表します。「状態」というのは変化と違って、時間的に言って「同じままでいるので」先の「数えられない名詞」と同じように「一本の線」で表せますよね。このような「形容詞」の場合は、y軸で考えましょう。あるものが'big'であるとしましょう。その「どのくらいの"big"」というのを自分で勝手に「0からあるところまで」線を引いてみてください。やはり「一本の線」にしかなりませんよね。今度は"very big(とても大きい)"と考えたら、先の"big"より長い線を引かなくてはいけませんよね。どの程度大きくてもいつも「一本の線」になります。2)と同じように「いつも一本の線」になる語は単数の"a"も複数の"s"も何もつけずにそのまま放っておくわけです。どの程度"big"と聞きたくなれば、「どの程度」をあらわす"How"をつけて"How big is it?"とし「それはどの程度大きいの?」「それはどのくらいの大きさ?」などの日本語と同じ意味ということになるわけです。 英語の世界に住んでいる人はこのように「考える癖」をもっているのです。だから「英語を勉強する」ということは、「英語の文化圏の人の世界」と「日本語の文化圏の人の世界」を知らないうちに比較しているわけです。ちょっと説明が長くなりましたけど、頑張ってじっくり読んでみてください。
- SPS700
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a は、名詞(特に数えられる名詞)につきます。 a book とか a pen とか。 big は、形容詞です。名詞ではありません、だから a が要らないのです。a big book の a は book という名詞があるのでついています。 同じことが She is a cute girl 「彼女は、可愛い女の子だ」と言えますが、She is a cute とは言えません She is cute が正しい言い方です。
- wodenkan
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>1冊の本という意味だと考えています。 もっと深く理解するためには、「1冊の特定されていない(不特定の)本」と考えなければなりません。 This is a big book. This is the big book. 上記二つは違いますよね? 「a」という不定詞は、特定されていない一つの数えられる名詞に付き、 「the」という定詞は、特定される名詞に付きます。 話が脱線してしまいましたが、ご質問の4の文に「a」が必要ない理由は、単純にbigが形容詞だからです。
お礼
そういうことでしたか。 大変わかりやすい説明ありがとうございました。