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歴史にIFはない?IFの考察とは何を意味するのか
- 歴史にIFはないと言われるが、それは過去の事実を変えることが不可能であるという意味ではない。
- 「歴史にIFはない」という言葉は、歴史を客観的事実として捉えるための警鐘であり、過去の教訓を反省する重要性を示している。
- IFの話は、過去の出来事を仮定して未来の結果を予測することで、歴史の理解を深める手段として活用されている。
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歴史について頭のよさそうなことを言ってカッコつけようと思ったけど、頭が足りなかったから「歴史にIFはない」とかなんとかそれっぽいこと言ってカッコつけたいだけじゃないでしょうか? あるいは単にKYなだけか。 確かに歴史自体にはIFはありませんが、過去の事例をもとに現代の時代のありようについて議論したりすることは有用だと思います。 例えば、歴史というほど大掛かりでなくとも、過去に倒産した企業の経営方針だとか社会経済状況を分析したり、政治政策の参考にすることは有効だと思います。 「この会社の当時の状況は今の我が社に似ていると思う。この会社の倒産の過程をもとに、我が社の改善点について議論しましょう」 「もしこのとき、利益を出せなかった○○部門を1年早く統廃合していれば倒産しなかったのではないか?」 「いや、技術開発部門にもっと予算をまわして××の商品化をもっとはやく成功していればよかったと思う。うちも技術開発部に予算をまわしましょう」 「内戦を終結するにはどうすればいいだろうか?」 「19世紀、○○という国ではこういう政策によって内戦を終結させましたね」 「しかし、こちらの国では同じ政策で逆に状況が悪化しています。要因を考えてみましょう」 といった感じの議論は実際に行われています(上記の話の内容は適当ですが)。 あるいはIFという言葉の「もしも~」という訳し方なのがよくないのかもしれませんね。 IFを「(思考実験における)~という前提条件である場合」と訳せば納得してくれるかもしれません。
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「歴史」というのは文献学であり、過去(のある時点)で何があったのか、何が起こって、その経過はどんな状況で、その結果としてどうなったか、ということを厳密に考証していく学問(の結果)だと私は考えて居ます。考証とその証明の技法として「例えば、(過去の)ここでこういった事象が起こらなかったとしたら、その後のこういった関連事象は起こらなかったはずだから、やはりそれは起こったのだろう」というような推定作業はなされると思いますが、例えば起こったことが明白な大過去の事件を、起こらなかったこととして、あるいは大きくねじまげて別の事件をでっちあげたりし、それによってその後の社会がどう事実と変っていたか?というようなことをシミュレーションしたとしても、それはフィクションとしての歴史小説を書くときや、それ自身興味をそそる作業にはなるかもしれませんが、いわゆる過去の歴史を厳密に考証し、より正しい歴史を編纂する歴史学そのものには何の貢献もしない、意味のない作業になることが殆どだからろうと思います。 もちろん、過去の歴史から学び、未来への展望へつなぐ歴史学の応用、未来学といったものにそういうシミュレーションを使うことはおおいに意味のあることだと思います。歴史そのものとは関係のないことでしょう。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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【歴史にIFはない】って極く当たり前のことですよね。 そのことに特段、別の意味などないでしょうね。 現にそういう【IF】ではなく、このようになってきているのですから。 只、私たちは誰でもというか凡人は何かと【IF】で考えたがりますね。 だからって、特段歴史が変わるわけではないが、歴史に対する主観的考えやsituation設定の為には側面援助みたいな機能もありますね。 そして往々にして、特に他人の【IF】の愚かしさを感じる事がありますね。 だから、捨て台詞か一刀両断する気合みたいに【歴史にIFはない】のたまわれたり、こちらもそんなことを口走りますね。 大体があまり意味性が少ない、【IF】であることが多いせいもあるかも知れませんよ。 【歴史にIFはない】なんてことは最初から誰でも分っているんですが、できれば唸らせる【IF】が欲しいですね。
お礼
【歴史にIFはない】なんてことは最初から誰でも分っているんですが、 できれば唸らせる【IF】が欲しいですね。 はい。まったくそのとおりですね。 ご回答ありがとうございました。
- covanonki
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すみません、漫画からの引用で申し訳ないのですが、昔、加藤元浩さんの書いた漫画に、「ロケットマン」 という作品があります。 この作品中に、「偶然の凍結」という言葉が登場します。 意味合いとして、「この世に起こる、ありとあらゆるものは偶然である。だが、偶然は起こってしまった瞬間に凍結され、『必然』となる。この世に起きるありとあらゆるものは、この凍結された偶然の上に成り 立っている」 そんな意味合いだったと思います。 歴史にIFはない。果たして本当にそうなのでしょうか。例えば、過去にアニメ、「鉄腕アトム」が作成 されました。この頃になって、漸く歴史はアトムに追いつこうとしています。 もちろん、追いつくことは出来ませんが、遠い昔、手塚治虫と言う人が、「歴史」の中で打ちたてた「I F」が、その設定年代からは随分と遅れることになりましたが、少しずつその形を見せ始めています。 これと言うのも、昔手塚さんが手塚さんの中のIFを「アトム」として書き表したからです。 過去に遡って、IFを打ち立てることは難しいかもしれません。仮に打ち立てたとしても、ある方法を使 わなければ、その歴史に干渉することは不可能なのですから。仮に干渉したとしても、そこから派生する 未来はまた別の未来。二度と自分が生まれ過ごした、思い入れのある歴史に戻ってくることは出来ません。 ですが、未来ならどうでしょう。予測を立て、IFを打ち立てることで、そこに仮想的な歴史を生み出す ことができます。「もしアトムが存在したら」。 そんなIFが、また新しい未来を生み出していくのではないでしょうか。
- purometeusu99
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この世のあらゆる出来事が、神の必然によって起こされていると考えている人々にとっては、もしクレオパトラがブスだったら歴史は変わっていた、などを考えても何の意味もないということになるわけです。 今、幸せに暮らしていけることを感謝しながら、歴史を学ぶ、教訓にするということでしょうね。 私は、人間の自由意志がある以上、すべてが神の必然とは思いませんがね。
お礼
はい。 あ、なるほど神ですか。 確かに神が予め決めていたのであれば、 どういう風に人間が努力しても無駄でしょうね。 ご回答ありがとうございました。
- juyjuy
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歴史上の事実に「もし」を入れる場合は実際の学問の場合には数多くあります。 例えば軍隊(日本なら自衛隊)で作戦を研究する場合、色々な仮定をいれて、こうだったらこうなったはずだ・・という「分析」をしばしば行います。経済予測の場合も過去の例で別の政策をとったらこうなったはずだ・・という研究はしばしば存在します。 すべて歴史に「IF」をいれて研究するのです。 質問者様がいみじくもおっしゃっておられるように目的が適正でない「IF」は過去が変えられない以上無意味だと云う意味で「歴史にIFはない」というのでしょう。 ここの回答で「歴史にIFはない」というのが出てきたら、質問が悪くて分析しても意味がない場合、あるいは回答者が質問の内容を分析できる能力がないので「腹いせに」そういう場合でしょう。 文字通り「歴史にIFはない」と云い張ったら歴史学なんか存在しえません。別の言い方をすれば現在は過去の歴史から出来ているのですがその歴史とは壮大な「仮定」(IFとちょっと違うかもしれませんが)しかありません。わかっている真実はごくわずかなものです。
お礼
はい。 う~む。そうですね。 僕も、もしかすればそんな感じかな。と、 思っていました。 ご回答ありがとうございました。
- +81-905-000 4189(@Nannetta)
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どうしてそうなったか とか もしああなったら とうとうの思考は いまどうするか の緊急性の前には色あせます
- 山田 太郎(@testman199)
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「歴史上の事象」⇒「歴史上での結果」⇒「歴史の結果を鑑みてこれからの行動を決める」 ならわかりますが 「歴史上の事象」⇒「歴史上の事象と別の行動をとった場合(空想)」⇒「歴史上の事象と別の行動をとった場合の結果を(空想)」⇒「空想を鑑みてこれからの行動を決める」 とはならないでしょう。 歴史をIFしても仕方ないのです、今の行動によって未来がどう変化するかIFする事が大切なのです。
お礼
>確かに歴史自体にはIFはありませんが、過去の事例をもとに現代の時代のありように ついて議論したりすることは有用だと思います。 はい。僕もそう思っています。 ご回答ありがとうございました。
補足
みなさん、まことにありがとうございました。 お礼をかけなかった方ゴメンナサイ>< またよろしくお願いいたします。