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「俺は」なぜ歴史を学ぶ必要があるの?

仮定の話ですが、ご相談いたします。 仮に、高校を卒業をした子が以下のような事を言った場合…、 あなたが「教師あるいは親の立場ならば」どう答えますか?    ↓   俺は高校を卒業しました。   科目選択で他の科目を希望したんですが、希望者多数のためやむなく   日本史になってしまいました。   歴史なんて勉強しても社会人になれば役に立たないし、受験した大学は   工学部だから、社会系の受験科目がありませんでした。   結局、高校の時習った日本史の授業は消化試合みたいなもんでしたよ。   「歴史学習の意義とは?」みたいな話は聞いた事あります。   「過去の失敗から学ぶため」とか「祖国への愛国心を育てるため」とか   言われてますが、でも、俺個人には別に関係ない気がします。   俺みたいに、イヤイヤ歴史をやってた人も多いと思うし、そういう   人達にとって、歴史教育なんて何の意味があるんだろう?って   思います。    ↓ さて、このような質問に対して、あなたはどう答えますか?

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  • Auskunft
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回答No.14

    意義を感じる人もいれば、ない人もいるでしょう。  それは学校や他人が決めることではなく、自分が決めることです。  「俺」は、ちょっと学校というものに期待しすぎです。  大学生ならば、自分のいた学校という環境を、客観的に考えるべき立場です。  たとえば、学校という機関を、「人間の星の数ほどある能力のうち、数学や英語といういくつかの能力のみを選び、点数をつけ、労働力を生産するための機関」ととらえることもできます。  仮に、「俺」の人生設計にスワヒリ語が必要だったとして、スワヒリ語ができたって普通の学校は1点もくれません。英語が0点なら落第生、欠陥品です。この場合は学校には行かないほうがいいのです。  学校だって人間の作ったものなので、欠陥だらけです。  学校が100%役立つことをしてくれるという前提が、大きな間違いです。  自分にとって、使えるか、使えないか、道具として考えるべきです。  「俺」の場合、他の教科を教えてくれたり、行き場所や友達を用意してくれたり、トータルで学校が自分の利益になると思い、その欠陥もふくめて学校を利用しました。それで充分です。  「俺」の疑問なり不満なりの矛先は、そういう学校のもつ欠陥についての制度なり考えなりにむかって、前向きにゆくべきです。  特定の教科の意義などは人次第だからです。  押し付けられて学ばされるというのは、洗脳に近い極めて危険な行為です。  人は、ゆがんだ気持ちで知識を押し込める/られると、その知識に支配されるようになるのです。その知識に自分の存在意義を見出してしまったり、それの多寡で人を量ってしまったり、批判精神をなくし妄信したり、さらに人に押し付けたり。  また、他人に「これは必要な知識」と押しつけることは極めて傲慢です(親子などだと違うかもしれませんが)。  仮に「俺」にとって高校で学ぶ歴史が必要、有意義だとしても、そう感じたときにはじめればいいことであり、すぐに学ぶ必要があるものではありません。  なので、自分ならば、「学ぶ必要はなかった」といいます。  以上、歴史オタクからでした。

takeshi95
質問者

お礼

分かりやすいご説明をありがとうございました。 非常に参考になりました。

その他の回答 (17)

回答No.18

専門とは関係のない知識を持っていれば、「おっ、こいつは教養あるな」と取引先・同僚・上司・結婚相手・結婚相手の親に思わせる効果があります。工学部卒なら、誰でも「工学に関する深い知識」を持っている事が期待されます。そんなのは当然です。当然な事以上の知識を身につける事は、すなわち「人間の深み」になります。受験とは関係なく気軽に受けれるんですから、日本史を大河ドラマか時代劇のように楽しめば良いと思います。

回答No.17

いまわ関係も感心も興味も ましてや学校の授業としての歴史も意味をもたないもののようですが 当然でしょう  が  システムなので 点をとればいいではないですか 身につこうがなかろうが 役にたとうがたつまいが 英語数学と同じ かりに点を取らなければ留年ならば やればいいじゃないですか なんでそんなふうに考えられるのでしょうか そもそも歴史はルーツ   貴方はどこから来たのかということです 人間にだけ通用する 名前があなたにもあります   やがて 貴方は貴方のこどもへと つづいていきます この人間の連綿が歴史なんですよ 点を取る歴史とは 種類が違います 貴方が貴方のルーツに興味をおぼえるかどうかは 貴方しだいです 貴方の存在は多くの他の存在との関係の中で いやおうなく歴史に刻まれていくわけです 名を成そうがなかろうが 後世の人の歴史書の行間にうずもれようが その他大勢となろうが 存在したことは間違いないわけです いずれ時間が大きく過ぎて 貴方の子供が貴方を偲ぶとき 親父はどうゆう時代を生きたのかと考えたとしたら このことが 歴史といえるのではないかと 私はおもっていますけどね   

  • ben1151
  • ベストアンサー率22% (153/681)
回答No.16

私たちが、直面する問題に、先達たちの成功、失敗が、大変、ためになるから。 ですかね・・・建前は。 私が、歴史に興味があり、好きな理由は、 ・大河ドラマ、歴史ドラマが、突っ込みつつ、面白く見られます。 ・ドライブや、移動や、観光の際に、歴史トリビアを披露して、「へ~」って、言ってもらえます。  またか・・・みたいに、「あ、そ」の返答も、多いですが・・・。 ・中高年男性には、歴史ファンが多いので、飲み屋や、飲み会で、見知らぬ人と、盛り上がれます。 ・ヨン様が、好き・・・と、同じような感覚で、「○○サマ」が、好きなので。 ・最近は、歴史、特に女性に、戦国のプチブームなので、イベントも、たくさん。 質問のような、歴史に、興味のない人には、「別に、何の意味もないよ」 「知らなくても、生きるのに、何の支障もないし」と、答えます。 私も、苦手な数字、図形のパズルなどを「自分には、面白いから」という理由で、押し付けられると、イラっとしますしね。

回答No.15

   荒唐無稽 ~ 歴史を軽んじる人々 ~    教師なら採点するだけで、親ならば説得を断念します。  麻生首相のように、常識的な知識がないと、ダジャレも通じないので、 すぐれた友人を得られないはずです。    たとえば、中国六千年の占星術師を自称する細木数子は、アメリカの 初代大統領をリンカーン(実は16代)だと思いこんでいました。  すると彼女の脳内で、独立後85年間は何だったのでしょうか?    おなじく《春秋左伝》と《史記》と《三国志》の概要を知らなければ、 台湾政府と北京政府の指導者が、日本政府にとって、どっちが友好的で、 どんな人々か見当もつかないでしょう。    キリスト教がカトリック・プロテスタント・英国教会に分れたわけ、 イスラエルとパレスチナや、イランとイラク、パキスタンとインドでは、 ユダヤ教とイスラム教、イスラム教とヒンズー教が、どうして争うのか。    また、キリシタン・天草四郎の生まれ替りだと自称する美輪明宏は、 そのむかし永六輔が家来だったと語っています。ところが永六輔の先祖 は江戸時代に渡来した中国の学僧で、父は浄土真宗の住職だそうです。    江原啓之は、ほとんどの相談者に、前世は西欧中世の貴族だった、と 告げますが、ルネサンス以前のヨーロッパは、いわば歴史的暗黒時代で、 これといった人物の記録がないのです。    どんな仕事をするにも、雑談だけでは生きていけないので、ときには 現実の問題で意見を求められます。さほど立派なことを云う必要もあり ませんが、あまりにトンチンカンだと、取引先も遠ざかってしまいます。  

  • aburakuni
  • ベストアンサー率30% (470/1562)
回答No.13

「我思う故に我あり」と言う言葉がありますが、考えると言う事は自分というものが無ければ出来ません。 「自分というもの」を造るのには知識が必要で、「自分、属する家・地域・組織・国、信ずる宗教・主義」等の自分を形成している特徴についての知識には「歴史」が絡んでいます。 理系における数学でも、三角関数・指数・虚数・微分・積分・確率などが必要とされるかと言えば甚だ疑問ですが、それを学ぶ事には試験を通る以外の意義があります。 スポーツ選手でも、その競技専門の筋肉を鍛えるだけではなく、アスリートとしての体質を作る必要があると同様に、知的人格を造る為には義務教育程度までの知識習得は必須です。 もっとも昨今の「おバカキャラ」はそれが無くても喰っていけるでしょうが、そういった特殊例で無い限りは・・・。

  • teccrt
  • ベストアンサー率35% (91/257)
回答No.12

皆さんの答えと本質的にはかぶる部分もあると思いますが、 「必要」なんではなくて、「今後の人生をより豊かにしてくれる教養の一つ」だから、学んでおいた方がいいよ、ということだと思います。 わかりやすい事例をあげれば、時代劇を見る、小説を読む、旅行をする、友達や家族と話をする、というこれからの経験の中で、歴史を知っていた場合と、全くしらなかった場合に、同じ時間と同じ経験をしても、そこから得られるものに差が付いてきてしまうと思うのです。 コミュニケーションのために「国語」や「英語」はツールとして必須なので、皆その必要性を疑わずに勉強しますが、ツールを身につけて人とコミュニケーションを図る際に、「歴史」という教養がある人とない人ではそのコミュニケーションから得られるものに差が付くし、相手も得られるものが少ないと感じます。 もちろん、「歴史」が教養のすべてではありませんから、どんな分野を勉強しても無駄になることはありませんが、社会の成り立ち・慣習・考え方全てに歴史が関わっていますから、他の分野を勉強するよりは歴史を勉強しておいた方がコミュニケーションの質の向上に役立つことが多いよ、ということだと思います。 ただ、確かに学校で教わる歴史は政治的な出来事を追っていくのが中心なので、人によって興味が持てないのは分かります。たとえば、現在の経済不況と派遣社員の首切りを見ても、経済史とか奴隷時代からの労働に関する歴史という観点で捉えればとても興味深いんですが、高校までの歴史ではなかなかそうした点まで踏み込まないですからね。 でも、こうした「歴史的な大局をとらえた上での今、そして自分自身の身の振り方」を身につけるのに、学校での歴史をある程度マスターするのが前提になるので、「今は退屈かもしれないけど、将来の身になるから頑張って。」というのはどうでしょうか?

  • nene-k
  • ベストアンサー率42% (118/279)
回答No.11

高校で日本史を選択したからです。 受験する大学が工学部であろうが、受験科目に社会科がなかろうが、高校を卒業しなければ大学には行けませんから、高校で選択した以上、イヤでも何でもやらなければなりません。 やらなければならない事は、たとえイヤな事でもやらなければならないのが一般社会というものです。 イヤな人ともつきあい、 イヤな仕事もこなし、 イヤな時でもやる・・・それを学ぶのが学校。 世の中には、数学の嫌いな人も、国語の嫌いな人も山ほどいますが、全員が嫌いな事をしなくていいなんて事にはならない。 あくまで、「歴史の意義」ではなく、「歴史を学ぶ意義」という事で回答させていただきました。

回答No.10

うーん。 歴史を学ぶって、人としての幅を広げられるものだと思います。 他の教科と大きく違う事は、  歴史とは今まで生きてきた人たちに訪れた出来事に、  その人たちはどんな立場でどう対応し  周りの情勢がどうなっている中  どんな結果になったか。 という人として生きる為のヒントが隠されている教科じゃないですか。 ただ、たしかにこのような意見を出されるそれなりの理由は なんとなくわかっていると思いますが、 その出来事を 年号を名称、つまりニックネームで覚えさせる。 という目安として評価する。 という肝心な事柄が中途半端に詰め込み式のなんだかズレた審査基準でしか残念ながらとれない教育現場だから。 でも、質問してくれてるだけ、 思い通りの場所じゃないけれどどう生きていけばいいか悩んでるこころの大切なサインだと思います。 疑問を持つことって大切だと思います。 自分のやったことにやりがいをさがしている。 無駄にしたくない。という気持ちも隠れている気がします。 それに与えられたものにただ流されるだけの子達よりよっぽど人生を精一杯生きようと生き甲斐を探している子達ではないでしょうか? 歴史って物語ですよね。みんなが大好きな漫画やドラマと同じ。 ノンフィクションかフィクションかの違いだけ。 事実だから面白さを感じてもらえば、よっぽどすばらしいものだと気づいてくれると思います。 ただ、気づくのは数年先ですが。 決められた時間内でたくさんの事柄を教えるので単語詰め込み式になってしまいがちだと思いますが、 たまに時間を無理矢理作って絵本や紙芝居を語り聞かせるような感じでひとつの話をピックアップして語り聞かせてみては? 正直 質問者さんの語りかけの力量を問われますで、何度も練習して頑張ってみては? 私は中学時代の歴史の先生に年に数回、見事な語り口で歴史のいろいろな物語をドラマチックに教えていただきました。 普段は詰め込み式でしたが、この時間は楽しく、いまも物語は覚えています。 数年後の私に社会人としての対応や教養として天然の私でも一目置いてもらえる鍵になりました。 また、ある先生が歴史は自分が今やった事もどんどん歴史になっているんだよ。と教えてくれました。 今まで生きてきた人から学び、自分が生きていく課程が歴史だ ということを学びました。 私は幸い良い先生に巡り会っているな!と今うれしくなりました。 takeshi95さんも是非すばらしい先生に(親であれ)なってください。

  • cyototu
  • ベストアンサー率28% (393/1368)
回答No.9

高橋貞樹 は明治の人ですが19才のときに『被差別部落一千年史』 (岩波文庫) という歴史の名著を残して、30才で夭逝しています。貴方のお子さんに彼の足の爪の垢でも煎じて飲ませてあげたいですね。 そのガキに以下のように言ってやりなさい。歴史を学ぶことによる利益のほんの一旦ですが、あまり難しいことを言っても分からないでしょうから、そんな一面だけを言ってやるのも一考です: もしお前が一生日本だけに暮らしているのだったら、お前が日本の歴史を知らなくても、お前が周りに馬鹿にされる以外には実害はないよ。 でも、将来工学系の人間として外国に出向いて仕事をしたり交渉したりするようになると、必ずその国の人から理工系だろうが文科系だろうが関係なく、日本に興味を持って、日本の歴史と地理について質問してくるよ。それでもって、お前がどんな程度の人間であるかを相手は試すこともできるしな。そのとき、俺は日本の歴史も地理も知らないなんて言ったら、たぶん相手の外国人は、お前の本社に連絡して、もっとまともな奴を交渉に送ってくるように言うと思うよ。 お前はまだガキで何も分からないらしいが、大人の世界ってそんなもんなんだよ。お前が日本史を知らなかったために会社に迷惑がかかることだってあるからな。 自分のためばかりじゃない、お前のお陰で、会社や他の日本人までもが馬鹿にされないためにも、お前は日本史を学ばなくてはならないんだよ。今そんなこと分からないなんて言っていられるが、社会に出てからもまだそんなことを言っていたら、お前が何と思おうと、お前は欠陥人間だな。こんな物、人から教わって分かるようになる物じゃない、自分で経験して、将来俺の今の意見を思い出して、そのとき果たしてお前は欠陥人間かまとも人間か考えてみると良いと思うよ。 お前が会社や人のためではなくて、自分のためだけに、霞みでも食って生きて行くつもりなら、馬鹿にされても構わないがな。

noname#77472
noname#77472
回答No.8

>工学部だから なら、なお更です。 この問題は計士として、致命的になるケースが多いです。