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現在完了の説明
- 現在完了は日本語では取り組みづらい表現です。
- 最近では日本語に合わせた表現を見つけるテクニックとして使われています。
- 英語を教える際には独自の方法や教え方が存在するでしょう。
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こんにちは。 以前中学と高校で英語を教えていました。 完了形は、簡単に、 「過去分詞で表された状態をhave(持つ)」という形が最もいいと思います。 ただ、ここでは、「持つ」というのが解説が必要で、 I lost my bag. :かばんをなくした。(今の状態には言及していない。今もかばんがないのか、それとも見つかっているのかは、不明。) I have lost my bag. :かばんをなくした。(今の状態は、かばんをなくしたという状態を持っているのだから、見つかっていない状態。) そして、非常に簡単に、過去分詞で表されたことの影響をなんらかの形で持っている、つまり、何らかの影響を受けているという意味だと説明すればいいと思います。 過去分詞になるのは、「すでにあるものでないとそれを持つことはできないから」のように説明します。 I have lose my bag. のような文を書いて来たら、現在のことは、あまりに生々しいから、「影響を受ける」ということではなくて、その行為そのものをやっていることになる」のように説明することになります。
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- love_pet2
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英語を教えているものではありませんが,ひとこと。 英語の完了時制は,言語学的には,テンスやアスペクトと呼ばれる現象に属するものですが,ヨーロッパの他の外国語を勉強してみればわかるように,形式としては HAVE + 過去分詞にあたる言い方があっても,文法書では過去の一種みたいな言い方で説明しているくらいで,英語の文法のように,「意味」を事細かく区別して解説していることは少ないように思います。英語の文法が世界中で研究されて,研究レベルが他の言語の文法の研究と比べて,群を抜いて高いということもあるでしょうが,他方では,日本の学校の英語の先生がうるさく言い過ぎる傾向もあると思います。 大学でドイツ語を勉強する日本人の学生は,ドイツ語の完了形 (haben + 過去分詞) と過去形の区別が,英語とは違って,口語的な過去形とと文語的な過去形のような関係といっていい使い分けになっていることに戸惑うようです。おそらく,英語を学ぶドイツ人も,日本人とは違った意味で,英語の現在完了の使い方の習得には苦労しているだろうと思います。 > 学校で完了とか、継続とかいろいろ分類されて、まず現在完了の文を見た時どれに当たるか見分けないといけないような教え方をしています いろんなニュアンスがあることは教える必要があると思いますが,それをはっきりとした違いであるかのように錯覚させ,この文の現在完了は「完了」「経験」「継続」のどれかなどと分類させるような教え方は,かえって現在完了をむずかしいものと思わせているように思います。日本の英語の先生は無理に近いことを生徒たちに要求しているといってもいいと思います。 > 最近これは訳す時のテクニックで日本語に合わせた表現を見つけるだけに過ぎず、英語の理解以上のものがあるとも思えるもですが、 同感です。ヨーロッパの他の言語の翻訳のプロたちがうまく訳し分けられない区別を,日本では,英語を学び始めて間もない高校生レベルで要求しているというのは,たしかに変です。それで英語ができる日本人たちが大勢育っているわけではないところを見れば,英文解釈,英文和訳という考え方そのものを,思い切って根本的に見直す必要があるというふうに考えるのが当たっているように思います。 英語を教えている人間ではないのに,差し出がましい意見を言わせていただきました。
お礼
ありがとうございました。 >いろんなニュアンスがあることは教える必要があると思いますが,それをはっきりとした違いであるかのように錯覚させ, なるほど、程度の問題はあるかも。 確かに一文出してこれが完了かとかいっている時点でちょっとあやういきがします。 ここでもなんか、これは完了で継続ではないとか言い切ったりする方が けっこうおおいです。 そもそもそれを英語を解読(読むのではなく)する基本事項ととらえ、 まとまったパッセージを読む前の準備段階としてみっちりやろうという のはあったのでしょうが、そのうえその時点の点検事項がそのままテスト になって、そこができれば点数が取れるようになっているしくみが なんか変にしているのかなぁとも思えてきました。 現在完了なんか、まとまったパッセージとかでどんどん見ていった方が 理解が進むと思うんですよね。
- cherry77_
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日本人にとって英文法って難しいですよね。しかし、フランス人にとっては易しいそうです。(まあ、発音に関しては日本人と同じくらい苦労しますが...。) それでも、フランス人にとっても英語の現在完了は少し厄介なようです。 他の外国語の例を出して恐縮ですが、私は英語で書かれたフランス語の教材でフランス語を学習したことがあります。そして、フランス語にはcompound past(複合過去)という時制があるんですが、これはほぼ英語の過去形及び現在完了に対応しています。フランス語は動詞の変化こそ、英語よりはるかに多いものの、時制に関しては英語ほど細かくなく、日本人には英語よりもフランス語の方が時制の観念が捉えやすいです。それで気付いたのは、フランス語の複合過去に英語の過去形と現在完了の二つの意味があるのではなく、フランス語では区別しないだけということです。これで悟ったんですが、他の方も仰っているように 英語の現在完了に完了、継続、経験、結果の別々の意味があるのではなく、同じ形で表される限り、概念は一つしかないんですよ。その概念については今更詳しく説明する必要はありませんよね。 そして、完了、継続、経験、結果に分類するのは、もはや 英語よりも日本語の問題になります。ですから、私たちは中学・高校で英語そのものよりもむしろ英語を通して日本語の作文の練習をしてきたわけです。このことに関しては英語の教師でもなかなか気付いていない人が多いです。 >皆さんはどう思いますか?あるいはこのままで良いと思いますか? さあね、何とも言えませんね。ただ一つ言えるのは、最初の外国語を覚える時は、むしろ不合理に思える学習も通過儀礼として必要なのかもしれませんし、後になって不合理さを指摘できるからこそ、英語も客観的に分析できるんです。また、こうやって培った国語力は英語の次の外国語にも応用できます。 まあ、使える英語は習得できにくいですが、日本はもともと日常生活で英語もあまり必要ないので、英語をメインにプラスもう1ヵ国語を教養として会得しするのは理に適ったアプローチではないでしょうかね。
お礼
たしかにそうですね。合理的というか実際に使かっている 英語の文さながらの英語をいきなりはかけませんでしょうし。 比較級はthanをつかい、返事はYesで終わらずにちゃんと最後まで 完結する。いきなり合理的にする必要もないかもしれません。 私も教える立場でもないので、、、出しゃばり過ぎたかなぁ、、
補足
同時に2つ質問をたちあげてしまい、こちらの方には手が回っていません。 補足欄ですがここで1度お礼を申し上げておきます。
- engawa1212
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#3より続きです この強調という考えを拡張すると、興味深いことがわかってきます。 現在完了は、過去を表す語とは共に使われない、と言われております。確かに文法書にもそう書かれておりますね。 ところが、です。 Can I sell the shares that I have bought yesterday? (昨日、買っちゃったばかりの株を売ることってできますか?) http://www.experts123.com/q/can-i-sell-the-shares-that-i-have-bought-yesterday.html という驚くべき表現があります。教師の方は、この文、自信をもって×をつけられますか? この文について、いくらなんでもこれはないだろうと思って、ネイティブ数人に聞いてみたところ、 何人かは Not normative but acceptable (規範的とはいえないが、許容できる)との解答がありました。 許容派の説明は大体こうです、株を昨日ではなく先月とかに買ったのなら、過去形で表現したことだろう(遠い過去だから過去形、ということではないです。そういう議論ではない) だが、手にしている株は昨日買ったばかり、それでも尚、売却出来るかと念を押したいのだろう。と(あせり、軽い苛立も感じられる) つまり、強調の気持ちがyesterdayという語を押しのけても尚、完了形を選択させてるんですよ。 こういう事実がある以上、過去の語句があれば完了形は使えない、と一概に単純化してもいいものか? こうした概念は指導要領には無いのかもしれませんが、コミュニケーションを目的とした語学習得を標榜されるならば、このような認知的アプローチを是非展開すべきだと思います。 そのほうが英語学習において遥かに有益な結果をもたらすと信じて止みません。
お礼
強調見たいという話があったので、まあそうとも取れるかなという コメントをまえにかきました。 まあほんとは強調というと文法でいう強調と違うのでごっちゃになる なあっていうてんでは反省してますけど、、、、 Can I sell the shares that I have bought yesterday? あ、これ文法あまり勉強しなかったせいか、全然違和感ありませんでした、、、 たしかに先生は×にしたがるかなぁ。 Obunsha Lexis English-Japanese Dictionaryとかには、よく出る表現 についてネイテイィブ100人程度(英、米わけて)アンケートなどをとってますね。 日本の文法的にダメといわれるような表現でも数十パーセントのひとが 使ってたりとか、かなりの場合白黒にわかれないです。 たしかcan not help but -ingの構文は文法的に間違っていると 感じるネイティブもまあまあいるらしくて、でもそれでも つかわれる表現という位置付けにあるようです。 学校の先生はこれは文法が間違ってるから×にしないといけないはずですね って皮肉をいってしまいそうです(てかいってしまいました)。
補足
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- engawa1212
- ベストアンサー率52% (195/368)
前に貴方の別の質問で、日本の英語教育のガラパコス化ということを申し上げた者です。 完了形については、私自身、留学時代に目からウロコの体験をしたことがあります。 自分の完了形の理解(私もかっては受験英語/和訳至上主義者でした。ノートに全訳、とか馬鹿な事をやってました)が根本から崩れる体験でした。 映画を通して英語表現の理解をするというコースで、Carrie という映画だったんですが、セリフの中で使われてる完了形がなぜ完了形でなければならないんだ? 過去形じゃダメなのか? 脚本家はどういう意図でこの表現(完了形だけじゃないですが)を選び取ったのだ? と教師が生徒に質問し、生徒がそれに答えるというユニークなものでしたが、 あれで完了形の本当の意味がわかりました。(此の話自体は、以前ここで書いたことがありますので割愛します) 完了形の意味は、一つしかありません。 完了、継続、経験、結果(でしたっけ?)の複数の意味が並列して存在している訳でもありません。(ただ、日本語に訳すときに、そのように分けて訳すことができるというだけのことです) 一つの表現が四つの意味に分割されるなど、そんな複雑なものがコミュニケーションの道具足りえますか。 完了形という表現を選び取った話者の心理を考えるべきです。過去形でも似たような言い方ができるのに、わざわざなぜこの表現を使うのか、これが肝です。 過去に起こった事柄なんだけど、過去形で言うにはインパクトが弱い、なんとか「強調」して伝えたい、というときに、完了形を使うんです。(現在完了、現在完了進行共に同じです) 一例をあげましょう。たまたま、今、手元に読みかけのpaperbookがあるんですが、(Runaway World: How Globalization is Reshaping Our Lives Anthony Giddens(Author)) バックカバーに著者の略歴が書いてあります。要点を抜き出します。 Anthony Giddens is ~. He "has pioneered" the notion of the ~ and "has been consulted" by political leaders ~. He "has written" over 30 books ~. (適当訳) アンソニー・ギデンスは ~。 彼は ~ という概念の先駆者であり、(長きに渡って)政治指導者達の相談役である。彼は30冊以上の著作があり ~ 、 ここで、何故" "で囲んだ所に完了形が使われているんでしょうか。過去形にしても「文法的」には間違いではない筈です。(省略してますが、原文には過去を表す副詞などありません) 過去形で書いても同じことですよね、と生徒に質問されたらどう答えますか? 現在とつながっているから完了形? でも30冊以上の本を書いたのは過去のある時点ですよね....? 文脈を考えてみて下さい。本の著者紹介の箇所です。出版社の願いは一冊でも多く本を売ることですよね。著者紹介だって宣伝の一種です。全くの嘘は書けませんが、 著者がいかに優れているか、(故にこの本は読む価値がある)を述べ伝えたいはずです。したがって過去形では力不足、完了形の出番なんです。 ずっと政治家達の相談役だったのだ、本も30冊以上書いてるのだ、と、故に著者は優れており、この本は購入する価値があるんですよ、と完了形で強調してるんです。 これを完了、継続、経験、結果に分類して理解しようなどというアプローチはナンセンスの極みです。そんなことやって何になりますか。 ちなみに著者略歴はこのように完了形で書き表されていることが多いです。(試しに適当なpaperbookをご覧になってみて下さい) PUBLIC SPEAKING Dale Carnegie(Author) にも Introduction(この本の紹介)の中に This book has sold 600,000 copies in the last ten alone. It has been published in some twenty languages and thousands copies have been sold in these foreign editions. という表現があります。 これに限らず、ここのIntroductionは完了形だらけなんですが、これも同じことです。これだけ売れたんですよ。すごいでしょう、と読者に強調して訴えかけてるんです。
お礼
ありがとうございました。ほんとにご指摘の通りとおもいます。 表現はその表現で伝えたいことがあるからそういう表現になるん ですよね。それが従来言葉だと思います。 現在完了なんか特に単独で出されるより、シチュエーションの なかで感じとった方がいいと思いますね。なので、長文とは 行かないまでもストーリー性のある文章を読めるような力が ついてからのほうが理解し易いかもしれません。 学校の授業はそんなのお構いなしにどんどん構文など 流れるように出てきます。
補足
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- yumetanosi
- ベストアンサー率45% (198/433)
私は現在日本語の講師です。以前は英語の講師でした。 日本語で『既に、まだ、今まで』などは自己紹介の直後に出てきます。 日本語では過去、完了形の領域が時制ではなく、伴う副詞で表現されているからです。 英語の場合は、過去完了との関係がありますのでずいぶん後半に習うわけです。 しかし、日本の学習者も『~したことがある』経験はすぐ覚えます。日本語と一致する表現があるからです。一番理解されないのは完了です。日本語では過去で言い表すからです。 I came to talk with you. 話にきた I have come to talk with you.話にきた それを区別するために、過去には必ず過去の副詞を付けて教えていました。 現在完了には現在で話しているから、過去の副詞はつかないからです。 慣れてくると、現在完了には期間を加え、since を加えました。 また、完了形と結果は現在の表現を同義文として難解も紹介しました。 全て完了と過去を分離するための、訓練を続けました。参考になったかどうかわかりませんが、私の取った方法です。過去のある時点から現在までの動作、したことなどと言っても文法に強くない学習者にはまったく通用しません。
お礼
ありがとうございました。 >日本語では過去、完了形の領域が時制ではなく、伴う副詞で表現されているからです。 あ、なるほどわかり易い説明です。 確かに現在完了(多分完了)と過去は日本語ではいしょごたかもしれません。 訳すことをかんがえるとたしかにsinceのような単語はキーワードになりますね。 >過去のある時点から現在までの動作、したことなどと言っても文法に強くない学習者にはまったく通用しません。 なるほどこれでははが立たないことがあるのですね。 たしかに日本語の表現(概念ともいれるかなぁ)にはないですからね。 でも具体性を持たせてやればちょっとは納得するかなぁとも、、、 あ、それを副詞とかでせつめいしてるのか、、、、
補足
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お礼
そうか、、、中学から導入されているんですよねたしか現在完了、、、 「過去分詞で表された状態をhave(持つ)」は取っ付きとしてわかり易いかもしれません。 面白い工夫が聞けました。 ありがとうございます。
補足
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