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未来完了はどんな状況で使うのですか?

 完了形の中でも「未来完了」は、他の完了形に比べて使用頻度が低いと聞いています。そこで皆さんに、2つほど質問させてください。  (1)未来完了は、どのような状況の時に、使われるのですか?(できれば英語の例文もつけて説明していただけると幸いです)  (2)完了形は日本語にはない表現といわれていますが、英語の完了形をわかりやすく説明するのに、皆さんだったら、完了形というものの概念をどう解釈(あるいは説明)しますか。アドバイスを下さい。よろしくお願いします。   

みんなの回答

noname#11476
noname#11476
回答No.8

自分の回答を見ると、少し言葉足らずでしたね。 starfloraさん、grandさん補足ありがとうございます。 私の趣旨は、「た」で表されるのは、「過去形」ではなく、むしろ「完了」の方が概念が近いのですよ。という話でした。 さて、enngelさんの(2)の質問にも通じるところがありますのでもう少し付け加えます。 日本語の「完了」については学者の間でも議論の所があるようです。 はっきりしているのは、日本語には英語のような「過去形」が存在するわけではないと言うことです。 つまり、時制の表し方が根本的に異なっているんですね。 が、なぜ「た」を「完了」の助動詞と呼び、「過去」の助動詞と呼ばないのかは、「完了」とする方が概念が適当であるからとされています。 理由については私もよくわかりませんが、 1)英語の「完了形」の概念が含まれていること   但し、「完了」「結果」は良いのですが、   経験は「~ことがある」の様に表現に工夫が必要なことがある。   「継続」も同じく「~しつづけていた」の様に表現に工夫が必要。    また、現時点でも継続しているようなものは表せない。 2)「過去形」がなくても「完了」から時期が過去であることを想起できること。 3)そもそも過去/現在/未来を適当に表す時制変化が日本語にはありません。  (「~した」は「~したら、~しよう」という仮定の形で未来でも使われるので「た」を過去とするのは不適当) などなどが理由であると思っています。 英語で見られるような間接話法での時制の一致のようなものが見られないことなども理由の一つに出来るかもしれませんね。 もちろん英語の時制概念とはかなり異なりますので、日本語の完了の助動詞を使う文を「完了形」というのは正確には間違いでしょうが、定説となっている表現はないようです。 強いて言うと「完了文」でしょうか。

  • grand
  • ベストアンサー率39% (43/110)
回答No.7

starfloraさんが詳しく説明されていますし、私も基本的に同意見なので、新たに付け加えることはあまりありませんが、私なりの解釈を。 そもそも完了とは何なのでしょうか? 「完了」とは言うまでもなく「終わり」ということです。そして「終わり」とはまた「新たな始まり」でもあります。ここが重要です ある行為/現象(1)が「終了」すると、(それは崩壊かもしれないし、生成かもしれない。あるいは移動なのかもしれない。何だっていいのです。)それによってこの世界に変化がおきて新たな状態(2)が始まります。そしてその新たに生じた状態(2)もまた、いつかは別の状態(3)への変化を生じていくのです。 文法書などの定義において 「動作・作用がその時点においてすでに終了していること」「動作・作用の終了した結果が存在していること」「動作・状態がなお継続していること」とあるのは 「(1)が終了していること」「結果(2)が存在していること」「動作・状態(2)が継続していること」をそれぞれ意味するのです。 またstarfloraさんがしきりに「完了とは未完了のことである」とおっしゃているのも「(2)から(3)への変化が生じていないこと」「(2)がまだ継続していること」を捉えた表現であると解釈しました。 「(1)は終了しているが(2)は存続している。」これが完了の意味するところです。 これを英語では「完了形」で日本語では「完了の助動詞」で表現するのです。 ただ英語にしても日本語にしても上記のような「言語表現から独立した純粋な現象としての完了」という観念を完全にそれぞれの完了表現に取り込むことはまずできません。 それはstarfloraさんがおっしゃるように、その完了表現の中に完了以外の様々な意味やあるいは微妙なニュアンスが含まれるからです。(英語の直説法の表現は「言語表現から独立した純粋な現象としての完了という観念」にかなり近い。ともおっしゃっています。) 例えば日本語で「わかったよ」「わかるよ」「わかってるよ」これを単なる時制の違いと考えるのはあまりに表面的すぎます。「(1)は終了しているが(2)は存続している。」とかいうような合理的な時間直線上での前後判断の外にある表現であることは日本語を日常語としている方ならおわかりかと思います。 以上から 日本語に「完了」があるかどうかと問われれば、mickjey2さんと同じように私はあると答えます。 enngelさんが「完了形は日本語にはない」とおっしゃるのも 「日本語の完了の助動詞が表現する完了」は「英語の完了形が表現する完了」とは一致しない(ある部分では共通します)という意味で同意します。 ただし ここでは敢えて普遍的な「完了」の観念を想定し、そこから実際の言語表現がずれているかのような書き方をしましたが、 完了という現象は人間の認識行為に負うところが大きく、認識行為とは言語活動の所産ですから、完了という現象が「言語表現から独立」して存在するなどということは大いに疑われてしかるべきです。 このことは付け加えておきます。

  • starflora
  • ベストアンサー率61% (647/1050)
回答No.6

    未来完了の使用状況と用例については、すでに回答があり、それ以上の何かを述べる必要がないというか、わたしには、それ以上分かりません。     二番目の「完了形」の意味について、私見を述べてみたく思います。何かに典拠している訳ではないので間違っているかも知れません。     まず、日本語に「完了の助動詞」がある、というのは、正確には違っているのです。この場合の「完了の助動詞」は、「日本語文法での完了の助動詞」で、英語の「完了」と、共通する部分があるので、こういう名が付いているのですが、本当は別のものなのです。     英語の場合、「直説法」だけで言えば、「完了」の意味はかなりはっきりしています。複雑に見えるのは、「行為の持続」や「行為の完了」を意味的に内含している動詞があるからです。「完了」を内含している動詞の場合、過去形であっても、完了の意味になります。過去完了とは違う、「過去時点での完了」です。これは「現在の完了」もあるのです。die というような動詞は、he dies. のような例で考えると、これは「彼は死んだ」で、しかし、出来事は「現在」に起こっています。     動詞のタイプを別にすると、現在、過去、未来は、それぞれの時間の一点でのできごとあるいは行為の「生起」を意味しているのです。「生起」ですから、その時点前には、できごと・行為は「なかった」のです。しかし、その時点以降についは、現在・過去・未来時称は、「何も指定していない」ということになります。動詞が完了タイプの場合、指定は、完了となり、動詞が継続タイプの場合、継続進行になります。ただし、継続進行が、どこまで継続しているのか、それについての情報はありません。he lived. という時、「彼は生きていた」ですが、何時まで生き続けたのか、この時称は情報を含みません。     完了形は、「完了」の意味で捉えるより、むしろ「未完了」の意味で捉える方が分かり易いと思います。現在完了は、過去に生起したできごと・行為が、その後も継続し続けていること、つまり完了せず、未完了であることをはっきり述べる時称で、現時点でも未完了だと言っているのです。現在までも過去の行為・できごとの影響が続いているというより、過去に完了せず、現在も未完了だという用法です。無論、未来については「指定なし」です。     過去完了は、過去の時点から見ての過去の出来事・行為の生起というより、過去の時点から見ての、更に過去の時点で起こった出来事・行為の未完了を言っているのです。少なくとも、過去の時点まで、その行為・できごとは継続しているのです。He knew that she had lived. とは、「彼は、彼女が生きていたことを知った」で、彼が知った時点で、彼女は死んでいないという風に理解されます。これは、live が持続タイプの動詞だからです。die を使うと、過去の更に過去の時点で、「彼女はなくなった」という完了の意味になります。しかし、完了か持続かは、動詞が内含する意味によって決まって来て、過去完了の場合も、現在完了と同じ事項になるのだと思います。     I live in Paris. I lived in Paris. I have lived in Paris. の三つの文章だと、最初は、「いま住んでいる」ので、将来は「未定」です。次は、「昔住んでいた」のであり、過去と現在のあいだは、どうであったか「未定」かつ、現在と将来の状態も「未定」です。三番目の現在完了だと、「いまも住んでいる」で、過去の場合の「未定」が、「既定」になります。過去と現在のあいだも住んでいたし、現在も住んでいる。しかし、未来は「未定」です。     I finish the work. I finished the work. I have finished the work. 最初は、「この仕事を終了している」です。あるいは日本語として自然な表現では「この仕事を終了した」です。何時終了したかというと、今終了したのです。日本語だと、このような他動詞的な主体的行為について、「単純現在」の形がないはずです。「今日、わたしの仕事は終わる」だと単純現在のようですが、これは自動詞になっています(また、「予定未来」のようにも読めます)。次の「この仕事を終了した」というのは、英語でも、「完了」の意味です。動詞が完了の意味を持ちますし、過去にその主体的行為が行われたからです。それでは三番目の現在完了の文章はどういうことかというと、「この仕事を終了した」という意味で、日本語だと同じ表現になり、完了となります。     「すでにこの仕事を終了している」という風に訳しますが、finish のような主体的行為の他動詞だと、過去の場合でも、「すでに終了してしまっている」の意味になるはずです。これはどう違うのかというと、やはり、現在完了は、「過去の未完了」なのです。過去の時点で行為が起こり、それは未完了なまま現在まで継続しているのです。そういうことが「既定」です。しかし、動詞が完了の意味を元々持つので、行為は過去の時点で完了し、それ以降に「未定」状態が「既定」となり、「完了の事実」が現在まで継続するのだということになります。     I finished the work. だと、例えば、「三月二日、その仕事を終了した。しかし、四日にクレームが来て、仕事が終わっていないことが分かり、翌日、仕事をようやく仕上げた」という風に展開する余地があります。I finished the work on March 2, but I received a claim on 4, and.... というようなケースがありえるということです。これは、「過去の完了」がただの過去形だと、後に覆ることがあるということです。     He got angry. だと、十年も前のことだと、もう今は怒っていない可能性が高いですが、一時間前の過去だと、今は、怒りが収まったのか、まだ怒り続けているのか、過去形は、その状態は表示しないのです。He has been angry. だと、ずっと怒り続けている。行為の生起の完了が、未完了状態になって継続しているのです。     完了形は、英語で、perfect ですが、これは、「完全な」という意味で、per+fect は、「通じて行う」が原義で、{(すべてを)通じて行う」と「完全」になるのですが、「通じて行う」とは、行為の継続・持続で、むしろ「未完了」に近いとも云えるでしょう。(He laghed. 「彼は五分前に笑った」は、その後に「しかし、すぐ表情を変え起こりだした」とも続けることができますし、「そしていまも笑い続けている」と続けることができます。行為が完了していないのは後者の方で、後者は、現在完了で表現できます。     もう一つ、英語の直説法の場合、ほぼ純粋に時間のなかの出来事・行為の生起のパターンとして「時称」が意味を持ちます。しかし、英語でも仮定法になれば、またフランス語の「半過去」や「複合過去」などになると、「時称」は、時間のなかの生起パターン以外の意味を持って来ます。単純に時間の直線を考えて、そのなかの時点における行為の生起とか、時点から時点へのできごとの持続などというパターン把握できるのは、英語の直説法の「時称」が、近似的にそうなるのです。     一般に「時称」と読んでいる動詞のモードには、「時間のパターン」以外の要素が普通入っているのです。日本語の「時称」は、「助動詞」で表現されますが、古語で、「き」は事実過去で、「けり」は伝聞過去だという時、「伝聞過去」というのは、単に、時間のモードを表すだけでなく、別の要素も入っているのです。そして「き」は、「けり」でないということから、まさに、「けり」同様、時間以外の要素が暗黙で入っているのです。     日本語の「完了の助動詞」の「完了」と、英語の時制の「完了」は別のものなのです。  

  • chukanshi
  • ベストアンサー率43% (186/425)
回答No.5

>(「英文法精解」ではどうなっているのでしょうか?) 未来完了の変わりをする現在形、現在完了形の例として、 I will go with you after I shall have taken my breakfast. を I will go with you after I have taken my breakfast. または、 I will go with you after I take my breakfast. としてよいと書いてあります。 by the timeについては、現時点と未来のある時点が決まっていて、 現時点から見て、未来のある時点までに、という始点と終点が明確に なっているというような記述があります。 しかし、私はどうもそこまで神経質になる必要もないと思います。  

  • panini3
  • ベストアンサー率50% (2/4)
回答No.4

I will have finished this work when you come tomorrow. 未来完了は、現在/過去完了と比べ、will have + ppと3語で表現される ためどうしてもその分文が重くなります。本来文法家が人為的に作った 用法のようですので、できるだけ他の表現で済ましたいものです。 特に「完了、結果」用法は、whenではなく、ほとんどby,+名詞、by the time+S+V を伴う時に限られるようです。 I will have finished this work by the time you come tomorrow. (「英文法精解」ではどうなっているのでしょうか?)  またyou come tomrrrow 「明日来るとき??」とせずとも by the time you come,か by tomorrowでいいのでは? 未来完了を使わずとも表現できます。 →I will finish this work by the time you come(/by tomorrow) (finishは語彙的に完了の意味を含意する) →I will be through this work when you come. 同様に He will have gone to U.S. when you come tomorrow.も 未来完了を使うのなら →He will have gone to U.S. by the time you come(/by tomorrow) 使かわないのなら →He will be in U.S. when you come tomorrow. →He will be staying in U.S. when you come tomorrow.

noname#11476
noname#11476
回答No.3

一つだけアドバイスします。 >完了形は日本語にはない表現といわれていますが 誤解です。そのようには言われていませんよ。 「私は学校へ行った」 英語で「過去形」の文をこのように「~した」「~だった」と表記することから、誤解している人が多いのですね。 上記の「~した」に使われている「た」は助動詞で、古語の完了の助動詞「たり」の連体形「たる」が原形になります。 つまり、みなさん過去形と思っている日本語の表現は、過去形ではなく、「完了形」になります。 日本人は、過去形も完了形もすべてこの「完了」で表してしまうために、使い分けが苦手なんですね。 そう言う視点で見ると、英語の完了形の方がわかりやすく、過去形の方がわかりにくいということになります。 もう一度そう言う視点で見てみて下さいね。 あす仕事が終わっ「たら」、遊びに行こう。 (「たら」は「た」の活用形です)

  • chukanshi
  • ベストアンサー率43% (186/425)
回答No.2

(1)未来完了について 1.「完了」を表す場合 未来のある時点までに、ある事柄が完了してしまうことを見込んでいる場合。 I will have finished this work when you come tomorrow. あなたが明日来るまでには、私はこの仕事を終えているだろう。 2.「結果」を表す場合 未来のある時点にどうなっているかという、その時点の結果、状態を示す場合。 He will have gone to U.S. when you come tomorrow. あなたが明日来るまでには、彼はアメリカにいってしまってここにはいないだろう。 3.「経験」を表す場合 未来のある時点までに経験しているだろうという見込みを表す場合。 I will have been to the park three times if you bring me there again. もしあなたがその公園につれていってくれたら、私は3度その公園にいったことになる。 4.「継続」を表す場合 未来のある時点まで、引き続いて行われているだろう状態を示す場合。 I will have lived here for five years when April comes next year. 来年の4月までここに住んでいれば、ここに5年間すんでいたことになる。 以上、参考文献は、木村明著 英文法精解 です。 丸写しではありません。念のため。 (2)英語で、現在形、過去形、未来形は、それぞれある時点一点でのことを表現します。現在形は現在の一時点。過去形は過去の一時点。未来形は未来の一時点。 をあらわします。進行形は、ある状況が進行して継続している状態を表します。 では、完了形はどうかというと、まず、ある一時点を決めます。そして「そのときまで」「その時点まで」に「完了」している状態をしまします。 以上、我流の説明です。

  • karrie
  • ベストアンサー率30% (142/459)
回答No.1

まず、完了形についてですが、意味合い的には「過去にした行動による現在の状態」をあらわす動詞の形ですね。例えば、「部屋を掃除した」というという過去の事実を表すのであれば普通に過去形を用いて " I cleaned my room." となりますよね。それに対して 完了形を用いて " I have cleaned my room. "といった場合、「部屋を掃除した(から今もきれいだ)」とか「部屋を掃除した(から今はすべきことは特にない)」というように、今の状態を表すために用います。現在の状態を表しているのだということは have が現在形であることが象徴していますよね。 そういう意味で言えば、未来のある時点までに起こった事柄によるその時点での状況を表すことになるかと思います。例文で言えば、 "I will have gone to New York when you come back. "のようになるかと思います。 すなわち、「あなたが戻ってくるまでに 私はニューヨークに行ってしまっている(から戻ってきたときに私はいないよ)」ということです。