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フエルマーの小定理の証明とは?
- フエルマーの小定理は、素数pと互いに素な数aに対して、aのp-1乗が1と合同であることを述べています。
- 証明では、a, 2a, ..., (p-1)aをpで割った余りが全て異なることを示すことが重要です。
- もし、i≦jで、ia≡ja (mod p)となるようなi, jが存在すると、(j-i)a≡0 (mod p)となり、j-iがpの倍数となってしまいます。しかし、aとpは互いに素であるため、これは矛盾します。
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やっはり「aとpが互いに素であることからj-iがpの倍数となるので」のくだりまでは 問題ないですが、「pが素数であることと矛盾する」というのはおかしいです。 どこをどう解釈しても、「pが素数であることと矛盾する」というのはおかしいですね。 「1≦i≦j≦p-1」を用いると「j=i」なら示せるけど。 「1≦i≦j≦p-1」ならば「j=i」となる事の証明 証明 1≦i≦j≦p-1だから0≦j-i≦p-2だからj-iは0以上でp-2以下の整数になります。 ところが0以上の整数でpの倍数となるのは、0,p,2p,3p,…と0あるいはp以上の 整数に限られます。 したがって、j-i=0すなわち、j=i 証明終わり 老婆心ながら、一言 整数論の勉強には定評ある本を使ってくださいね(高木貞治著の初等整数論講義など)。 ネットの掲示板の回答はいい加減なものが多すぎますからね。
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- koko_u_u
- ベストアンサー率18% (216/1139)
>すいません。11とか10をどのようにするのでしょうか。 p = 11 として、証明中で行っていることを実際にノートに書き出しましょう。という意味です。
お礼
意味がわかりやってみました。ありがとうございました。
- muturajcp
- ベストアンサー率78% (508/650)
訂正します。 f:{k}_{0≦k≦p-1}→{k}_{0≦k≦p-1},f(k)=mod(ka,p)=(kaをpで割った余り)とする 0≦i≦j≦p-1 f(i)=f(j)ならば ia≡ja(modp) (j-i)a≡0(modp) ならば (j-i)a=pn となる n が存在する 左辺を素因数分解すると、その中に素数 p が存在するから (j-i)≡0(modp) または a≡0(modp) のどちらかが成り立つ ところが a と p は互いに素だから a≡0(modp) ではないから (j-i)≡0(modp) が成り立つから j-iがpの倍数となる 0≦j-i<p だから j-i=0 j=i f は単射だから fは全単射で、置換(並べ替え)写像となる
お礼
丁寧に解説していただいて大変参考になりました。ありがとうございます。
- yoikagari
- ベストアンサー率50% (87/171)
証明内容自体全然違いますね 「a,2a,.(p-1)aをpで割った余りはすべて異なる、なぜならもし1≦i≦j≦p-1になるi,jに対してia≡ja(modp)となれば、(j-i)a≡0(modp) となり、aとpが互いに素であることからj-iがpの倍数となるので j-iがpで割り切れないことに矛盾する。」じゃないんですか? pが素数であるので、pが何かの倍数というのは「全くありえない」ですね。 残念ながらあなたは素数の定義を、全く理解していないようです。 フェルマーの小定理の証明の前に、素数の定義や互いに素の定義など、 もっと基本的なことを勉強することを強く勧めます。 素数 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%A0%E6%95%B0 互いに素 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%92%E3%81%84%E3%81%AB%E7%B4%A0
補足
説明ありがとうございます。証明はあるテキストを写したものです。ひょっとしてテキストの証明が間違っているのかともおもいます。pが素数であることに矛盾するからとあったのですが、自分としては矛盾はまったく無いと思います。教えていただいたj-iがpで割り切れないのはなぜでしょうか。よろしくおねがいします。
- koko_u_u
- ベストアンサー率18% (216/1139)
全単射だけで十分だと思いますよ。 位数 p-1 の元があるかどうかはまた別問題ということで。
お礼
解説ありがとうございました。
- alice_44
- ベストアンサー率44% (2109/4759)
a 倍することが{ 1,2,3,…,p-1 }上の全単射 であることを示しても、それだけでは、 写像 x→xa が、 0→0, 1→2, 2→1, 3→… のような状態でないことまでは言えない。 フェルマーの定理では、 { 1,2,3,…,p-1 }が x→xa の ひとつながりの軌道になることが重要なのだから、 全単射だけでは十分でない。 オーソドックスに、数列 a,a~2,a~3,a~4,… の 有限性と周期性から攻めたほうが確実なのでは?
お礼
解説ありがとうございました。参考にさせていただいて勉強します。
- muturajcp
- ベストアンサー率78% (508/650)
f:{k}_{1≦k≦p-1}→{k}_{1≦k≦p-1},f(k)=mod(ka,p)=(kaをpで割った余り)とする 1≦i≦j≦p-1 f(i)=f(j)ならば ia≡ja(modp) (j-i)a≡0(modp) ならば (j-i)a=pn となる n が存在する 左辺を素因数分解すると、その中に素数 p が存在するから (j-i)≡0(modp) または a≡0(modp) のどちらかが成り立つ ところが a と p は互いに素だから a≡0(modp) ではないから (j-i)≡0(modp) が成り立つから j-iがpの倍数となる ゆえに j-i=0 j=i f は単射だから fは全単射で、置換(並べ替え)写像となる
お礼
参考になりました。ありがとうございます。
- koko_u_u
- ベストアンサー率18% (216/1139)
>a,2a..(p-1)aをそれぞれpで割った余りは、 >1,2、.., p-1の並べ換えになっている。 >ここもよく理解できません。 具体的な素数(例えば11)について試してみれば理解できるかも。 あるいは合成数(例えば10)についても同じことを試しましょう。
補足
すいません。11とか10をどのようにするのでしょうか。ひとつだけでも例を教えてもらえたらありがたいです。
お礼
大変参考になりました。定評のある本を使いたいと思います。