- ベストアンサー
「緩和」と「ならでは」の使い方について
- 「緩和」は動詞であり、名詞ではないことが分かりました。
- 「緊張した雰囲気を緩和する」という使い方が一般的です。
- 「ならではで」という表現はあまり使われず、名詞の後ろに「の」を付ける表現が一般的です。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ちょっと気になったので,横から口を挟みます。 「気持ちが緩和する」の用例がたくさん見つかるにも関わらず, なぜ不適切とされるかについて。 「気持ちが緩和する」の用例を仔細に見ていくと, 「不安な気持ちが緩和する」 「つらい気持ちが緩和する」など, 「気持ち」の前にネガティブな形容語句がついている例が 多いことがわかると思います。 日本語では 「不安」,「つらさ」,「痛み」,「緊張」などの存在を前提にして 「緩和」の語が用いられるのが普通なので, この種の形容語句なしに「気持ちが緩和する」としたのでは 不自然に感じられるということです。 同様に 単に「雰囲気が緩和する」という表現は日本語としてやや不自然ですが, 「張り詰めた雰囲気が緩和する」ならありえます。
その他の回答 (6)
- kybos
- ベストアンサー率31% (187/591)
間違いには文法が間違っているものと、文法は正しいけど意味から考えて言葉の使い方が適切でないものがある。 例えば、「会社を経営する」とは言うけど、「家庭を経営する」とは言わない。文法的には正しいけどね。 「音楽が気持ちを緩和する」というのは文法的には誤りではないが、 問題文の「気持ちが緩和する」というのは、そもそも文法的に誤り。 「気持ちを緩和する」という表現は、文法は正しくても、オレは変だと感じるけどね。 「台風が緩和する」は文法的にも誤りだし、表現も適切ではない。 それから、googleで検索してたくさん出てきたように見えても実際はそうでもないことがある。 確かに検索結果の一番最初には "気持ちを緩和する" の検索結果 約 1,140,000 件中 1 - 10 件目 (0.32 秒) と出るけど、ページの一番下の、 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 次へ の一番最後をクリックしてごらん。 "気持ちを緩和する"の検索結果 63 件中 61 - 63 件目 (0.48 秒) に変わっている。 だまされないように。 あなたがどこの国の人かわからないけど、日本人でも日本語が正確に使えない人は多いんだよ。
お礼
なるほど、騙された。。。 短く言えばまた"慣用"にかかわるんですね。 はっきりわかりました、どうもありがとうございます。
>"雰囲気を緩和する" の検索結果 約 691,000 件中 1 - 10 件目 (0.33 秒) >ついでに、これも捜査した: >"気持ちを緩和する" の検索結果 約 1,140,000 件中 1 - 10 件目 (0.35 秒) >どうしてですか? 「どうしてですか?」の意図がわかりません。解釈してかくと: 「雰囲気を緩和する」よりも「気持を緩和する」のほうが使用例が多い。この事実は,前のぼくの回答内容(=気持を緩和するとはいわない)と反する。どうしてですか? といいたいのですか? お答えは,ぼくの学識や言語感覚と,一般大衆のそれらが異なるからです。
補足
ごめんなさい、ご説明させてください。 私は聞きたいのは、passerbyさんは「雰囲気を緩和する」と「気持ちを緩和する」は両方もなじまないとおっしゃったんですから、どうしてまたそんなに誤用がたくさんあるんですか。 やっぱり間違えやすいですから、日本の方としてもよく間違えるというわけですか? しつこくてすみません、よろしくおねがいします。
- cxe28284
- ベストアンサー率21% (932/4336)
緩和について 広辞苑 動詞 自他サ変 名刺 とあり2番は緩和を名詞として使っている。正解は2 よく規制緩和という言葉を聞きますね。 何らかの制約 制限 規則を緩める場合に最もよく使われていると思います。 ならでは おっしゃる通りならではでとは言いませんね。名詞+ならではです。といいますね。 この絵には子供ならでは表せない無邪気さがある。子供でなくてはという意味で 正解は4番だと思います。ならではの は無邪気さを直接修飾するのなら使えます。 表せないが既に無邪気さを修飾しているので、不自然です。
お礼
やっぱりそうですね、”ならでは”でもう十分ですね。 わかりました、どうもありがとうございます。
>すみませんが。。"気持ち を 緩和する"にしたらただしいですか? >つまりどんな場合で”気持ち”と"緩和”を一緒に使えるんですか? 「緩和する」は他動詞ですから,「好きな音楽は私の気持ちを緩和する」という文なら,文法的には正しくなります。しかし,「気持ち」と「緩和」は,いわば,なじまない組み合わせといえます。 >例文は”雰囲気を緩和する”と書いているから 辞書の例文にこれがあったのですね? まず,文法的には,上述のように正しいです。 しかし,取り合わせの点では,個人的には「雰囲気」にも「緩和」はなじまない感じを持ちます。しかし,「雰囲気」が固い抽象的なことばなので,緩和という漢語でもなじまないことはないとも思います。「殺伐とした雰囲気を緩和する」なら,かなりなじみます。感覚的な問題でしょう。
補足
ご返答どうもありがとうございます。 確かにそんな例文がありました、私はgoogle.co.jpでも捜査したが、そんな結果がでました: "雰囲気を緩和する" の検索結果 約 691,000 件中 1 - 10 件目 (0.33 秒) ついでに、これも捜査した: "気持ちを緩和する" の検索結果 約 1,140,000 件中 1 - 10 件目 (0.35 秒) どうしてですか?
- kybos
- ベストアンサー率31% (187/591)
>よって、「緩和」は動詞です、名詞ではありません この理解が間違い。 名詞に「~する」をつけて動詞として使う用法はいくらでもある。 「勉強」は名詞。「勉強する」は動詞。 「日本語の勉強をする。」という文では、「勉強」は名詞。 「日本語の勉強する」という文では、「勉強する」が動詞。 「緩和する」という動詞は、「ゆるめる」という意味であって「ゆるむ」という意味ではない。 だから、1は「気持ちが緩める」では、何を緩めるのかがないから文法的におかしい。 3も同じ理由で「台風が緩める」ではおかしい。 4は文法的には問題がないけど、「スピードを緩和する」という言い方はしない。 27は、この絵には、「子供ならでは」で表せない無邪気さがある、とすればわかりやすい。 もっと分かりやすく言えば、 「(子供の絵には子供ならではの無邪気さがあるものだが)この絵には、 『子供ならでは』という言い方で表せないような、それ以上の無邪気さがある」というような意味。 ただ、問題自体は難しいと思う。 文法の問題ではなく意味を解釈しないとできない問題だから。 名詞の前だから「の」だという機械的な方法ではできないよ。 名詞の前じゃなくて、「表す」という動詞の前だということに気がつかないと。
お礼
27について、はっきりわかりました、どうもありがとうございます。
23についてのみ。 >「緩和」は動詞です、名詞ではありません 「緩和」は名詞です。「する」をつけて動詞化します。だから2番は文法的にも正しいです。 なお, 1 好きな音楽を聴いていると気持ちが緩む(ゆるむ),または,和む(なごむ)。 というように,「緩」・「和」を1つずつ使うことはあります。 しかし,合わせた「緩和」は特別の意味あいになりますので,使いません。 3 台風が上陸すると「減速」することが多い。 4 トンネルに入る時、車のスピードを「緩めた・緩める」ほうがいい。 または,車を「減速した・減速する」ほうがいい。 と,ふつうは言うでしょう。
補足
早速のご返答どうもありがとう。 すみませんが。。"気持ち を 緩和する"にしたらただしいですか? つまりどんな場合で”気持ち”と"緩和”を一緒に使えるんですか? 例文は”雰囲気を緩和する”と書いているから。。。だからもし”が”は”を”にしたら、正しくなるんですか? 毎度ありがとうございます。。。。
お礼
わかりました、どうもありがとうございます。