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「黄砂」。日本ではいつ頃から「大陸飛来」と認識し始めましたか?
きのうの黄砂はスゴかったですね。 この「黄砂」、かつては「春霞み」とか「おぼろ月夜」などと、「春先の風物詩」的なとらえかたをされてました。 風景や月がかすんで見えることは、単に「霧」などの空中湿度が高いせいだけではない・・・ということは、古人にも判っていたようです。大気に漂う「土ホコリ」の影響がある、というくらいの認識は。 「霾」(つちふる)という詞が俳句の季語としてあるくらいですから。 では、この「黄砂」、中国大陸からはるばる万里の空域を越えて日本に飛来してきた・・・と認識されたのはいつ頃からでしょうか? 私のオヤジ(82歳)は、「戦後になってからや。」と言ってます。 「黄砂(昔はこんなコトバも無かったとか。)のひどい日に降る雨は、泥水が天から降ってくるようなもんや。でもそれが、中国の砂嵐で巻き上げられて風に乗り、日本に来たモノなんて知ったのは、最近のこと。」 ・・・らしいです。
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- namitakasi
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私は中国大陸の南西側の鳥取県に住んで黄砂のもろ受けの地形にすんでいます。 この黄砂、小、中、高校時代はまったく記憶にありません。 菜の花、桜、レンゲ畑の東側は20km遠方の伯耆大山が春霞にほんのりと見えてとても長閑な春の季節を思い出すばかりです。 日記を出してみるに黄砂の記事がないからといってその日は黄砂がなかったとは言い切れませんが初めて記述しているのは昭和55年に初め「妙な天気」と記述しているのみで、この頃が小生にとっての黄砂の初体験ではなかったかと思います。 既に就職して20年近く経っていましたので中国大陸からの砂漠で巻き上げられた微粒子が偏西風に乗ってここまで到達しているんだとは理解できました。 この現象が顕著になってくるのは平成になってからですが中国の近代化、フロンガスによるオゾン層破壊、二酸化炭素増加、温暖化と連動しているのは事実のようですね。 余談ですが、拙宅は農業用ハウスで春先は洗濯物を乾かす習慣にしています。
- eroero1919
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父親が82歳の世代の方ならご存知でしょうが、昭和時代は黄砂なんてのは「遠い中国の話」でしたよ。30代の私が子供の頃に読んだ本で「北九州で観測されることもある」と読んだ記憶があります。東京でも車が黄色くなるほど来るだなんて思いもしませんでした。 この話を東北出身の同世代の人にしたら「確かに子供の頃は黄砂なんて来なかった。今は来るけど」といっていましたね。 だから、春霞やおぼろ月夜なんてのはやっぱり湿度による自然現象を指したもので、黄砂ではないと思いますよ。
お礼
ありがとうございます。 私は、岐阜県・飛騨地方在住の山ザルで、今48歳です。 「黄砂」を知ったのは小学生の時でした。(昭和45年頃です。) 一緒に遊んでくれてた近所の中学生のオニイチャンが、 「山がカスンどるやろ?これはコウサって言ってなあ、中国から飛んで来た土ぼこりなんやぞ」 と教えてくれました。もの凄くビックリしたものです。 こんな頃にはもう、しっかり認識されていました。 いつ頃から、この土ぼこりが「中国から飛来したもの」だとわかったのでしょう? 朝鮮半島の国など、大陸つづきの土地ならば、この現象は中国から吹いてきた物と想像もできるでしょうが、海を越えて日本にも届いてるとまでは想像できたでしょうか? 日本の人も、大陸では「黄砂」があると知ってはいたでしょうが、自分の国での かすんだ景色が「黄砂」だと認識したのはいつ頃か? それが知りたいのです。 春霞やおぼろ月夜、確かに、「黄砂」だけの影響ではないとは判ってます。
お礼
ありがとうございます。 たしかに、「黄砂、黄砂」と騒ぐのは、平成になってからの方が 声が大きいですよね。 でも、その現象自体は、私が小学生だった頃(昭和45年ころ)にはもう すっかり認識されてはいましたね。まわり、だれでも知ってました。 この「土ぼこり」が、大陸飛来だと発見したのは誰なんでしょう? よく思いついたもので、どうやって証明させたのでしょうね? 最近の、黄砂に対する かまびすしさは「環境問題への意識の高まり」に大きな関係があるのでしょう。 私は、春の空が黄砂でかすんでいても、別になんとも思いません。 ひどい時にはドロ雨となって降ってくる・・・その汚れによって、洗車しなければならないのがチョットな~ と思うくらいです。 (すみません、本当に被害のある土地の方には悪い言いかたですね。) 黄砂について調べると、その影響は「良い点・悪い点」いろいろあるようで、地球規模で、その影響を被ってるらしいです。