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…{{φ}}…は集合ですか?、{{{……}}}は集合ですか?

1は自然数 1+1は自然数 1+1+…は自然数でない 1は実数 1.1は実数 1.1…は実数 {1}は集合 {1,1+1}は集合 {1,1+1,…}は集合 {1}は集合 {1}∪{2}は集合 {1}∪{2}∪…は集合 φは集合 {φ}は集合 {{φ}}は集合 …{{φ}}…は集合ですか? つまり、"{"と"}"という記号を、外側に付け足していったときの集合列の極限は集合ですか? 次に、φを{ }と書くことにすると、 { }は集合 { { } }は集合 { { { } } }は集合 { { { …… } } }は集合ですか? つまり、"{"と"}"という記号を、内側に付け足していったときの集合列の極限は集合ですか? 集合であるとしたらなぜか、同じ集合なのか、どういった集合なのか、なども含めて、専門的に教えていただけるとうれしく思います。

みんなの回答

  • stomachman
  • ベストアンサー率57% (1014/1775)
回答No.5

 読み返してみたら、どうも誤解されそうな気がするんで付言しときます。  ANo.4で「s∈sとなる集合sが存在する」なる公理の言うsは、「外側に付け足していったときの集合列の極限」(もうお分かりだと思うが、存在しない)とは別の話です。両者が同じ物であるということじゃありません。  ついでに。集合論で「xが存在する」と言うのは、要するに「xは集合である」という意味です。また、「極限が存在するかどうか」という問いは、正確には「ある集合Xの中に極限が存在するかどうか」であって、そのXの要素はもちろん集合である。だから、極限があるかどうか以前に、「外側に付け足していったときの集合列の極限」がそもそも集合なのかどうかを心配する訳です。

dfhsds
質問者

お礼

ありがとうございます。でもまだ混乱しています。 ZF集合論は読もうとした経験があるものの、フィルターとかのあたりで挫折した身です。 No.4をもう一度読み返してみると、 3段落目の >しかし「sは極限だ」というのだから、このうえ「外側に付け足し」てももう変化しないはずで、つまりs={s}。 が素直に飲み込めません。 極限状態で何かの性質が保たれないのはよくあるので。 2段落目の >もしその極限であるsを作れたなら、出来たのだからもちろんそれは集合です。 と仮定する方針ではなく、実際に作ろうとしなければいけないと思うのです。 >「s∈sとなる集合sが存在する」 という公理をZF公理系に付け加えることは可能で、これで何の不都合も出ない。 これは、x^2=-1となる「数」を実数に付け加えることと同じようなことなのでしょうか? x^2=-1となる「数」は虚数として有益ですが、 1/0つまり(1:0)となる「点」は無限遠点として有益ですが、 s∈sとなる「もの」も有益なのでしょうか? …{{φ}}…となる「もの」も有益なのでしょうか?

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  • stomachman
  • ベストアンサー率57% (1014/1775)
回答No.4

 「外側に付け足していったときの集合列の極限」って何だい?と聞かれて、だーからどんどん付け足して作っていくんだよ、というだけじゃ、その操作は終わらないんですから、いつまで経っても極限なるものには行き着かない。極限があるのかどうかも分からない。そんな話じゃしょうがないね、まずは何とかしてそのブツを作ってから持っておいで、ってことになります。  そして、[数学の集合に関する標準的な公理系(ZF公理系)に従って]もしその極限であるsを作れたなら、出来たのだからもちろんそれは集合です。あるいは、sがある集合Xの要素として含まれているような、そういうXを作れたら、少なくともsの存在は証明できたことになります。  さて、仮にその集合sがあったとしましょう。sは集合なんだから{s}が作れて、s∈{s}は明らかです。しかし「sは極限だ」というのだから、このうえ「外側に付け足し」てももう変化しないはずで、つまりs={s}。sだけがsの要素であって、s∈sである。  一方、ZF公理系で作れる集合を「普通の集合」と呼ぶことにすると、「普通の集合」はどれもこの性質を持っていません。ですが、s∈sになったら集合ではない、というルールもない。つまり、ZF公理系は「普通の集合」だけが集合だ、とは言ってないんです。なので、 「s∈sとなる集合sが存在する」 という公理をZF公理系に付け加えることは可能で、これで何の不都合も出ない。なぜ不都合が出ないかというと、「普通の集合」とsとがカラんで何かができるということはないからでして、逆に言えばsには使い途がないから無害である。  一方、「内側に付け足していった」方はというと、どう扱ったものかちょっと思いつかないな。{ } が有限個であるうちは「外側に付け足していった」のと全く同じであり、従って極限(が存在すると仮定して、それ)に至って初めて違いが生じうる訳ですが、その極限においても通用するような「内側に付け足」す操作が、そもそも定義できるでしょうかね。 > 専門的に教えて  それには、少なくとも入門的なレベルまで数学基礎論を勉強なさらないと。

dfhsds
質問者

お礼

ありがとうございます。 素朴集合論の本は読んだことはありますが、そのときは納得したつもりですが、今はあやしげな知識です。 実数列a[n],b[n]に対して、lim[n→∞]a[n],lim[n→∞]b[n]が存在するとする。このとき、 a[n]<b[n] ならば lim[n→∞]a[n]≦lim[n→∞]b[n] 集合列A[n],B[n]に対して、lim[n→∞]A[n],lim[n→∞]B[n]が存在するとする。このとき、 a[n]⊂≠b[n] ならば lim[n→∞]a[n]⊆lim[n→∞]b[n] これらと、次のことを同等に扱ってよいのでしょうか? 集合列A[n],B[n]に対して、lim[n→∞]A[n],lim[n→∞]B[n]が存在するとする。このとき、 a[n]∈b[n] ならば lim[n→∞]a[n]∈lim[n→∞]b[n] また、実数列の極限の定義は、位相(イプシロン-デルタ論法)によるもの、上極限・下極限によるものの2種類ありますが、 集合列の極限の定義は上極限・下極限によるものは聞いたことがあっても、位相(?)によるものがどうなのか、昔から疑問に思っております。

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  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.3

{ 1 } と { { 1 } } は異なる集合でしょう? φ と { φ } だってそうですよ。 区対論の信者でもない限りは…

dfhsds
質問者

お礼

ありがとうございます。でも混乱しています。 質問の題名に書いた …{{φ}}… という表記については定式化できました。 A[1]=φ A[2]={A[1]}={φ} A[3]={A[2]}={{φ}} … とする。 このとき、 lim[n→∞]A[n] とは何か? または、集合Xに対し、 X→{X} という作用を考えたとき、その作用を無限回施すことは何を意味するのか? しかし、同様に考えて、 {{{……}}} という表記を定式化することができていません。 例えるなら、植物の根は先っぽが伸びていき、古い部分は変わらないのに対し、動物の毛は根元から伸びていき、古い部分は押し出されるといった違いです。

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  • info22_
  • ベストアンサー率67% (2650/3922)
回答No.2

空集合φはどれだけ集めての空集合にしかならないので >{ { { …… } } }は集合ですか? これも空集合だと思いますが。。。 類例) 0を幾つ足しあわせても0、それをどんどん足し合わせいいっても0にしかならない。 空のバケツ(水が全く入っていないバケツ)の水(0リットル)を空の水槽に何杯注いでも、水槽の水は0リットルのまま。 ご飯が全く空の茶碗(ご飯の量は0グラム)で何杯ご飯を食べても、お腹の中にご飯は全くたまらない。 といったのに似ていますね。

dfhsds
質問者

お礼

ありがとうございます。 { { { …… } } } は空集合というのは、違うと思います。 数の演算(和、積)や作用(対数をとる) 関数の演算(和、積)や作用(微分する) 集合の演算(和集合、ベキ集合、直積)や作用(自身を要素とする集合を作る) などについて、それらの極限概念の差異について混乱しています。

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  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.1

どちらも、「集合」ではないです。 そのような集合 S が存在したとすれば、 S∈S が成立してしまいます。 ラッセル以降の集合論では、そのような 「集合」は禁止されています。

dfhsds
質問者

お礼

ありがとうございます。でも混乱しております。 A[1]=φ A[2]={A[1]}={φ} A[3]={A[2]}={{φ}} … とする。 このとき、 lim[n→∞]A[n] とは何か? 集合列には、上極限と下極限が定義され、それらが一致するときに集合の列は収束するというそうですが、 上極限と下極限は具体的にどうなるのでしょうか? そもそも、…{{φ}}…が集合であるか、そうでないかを論じることと、 lim[n→∞]A[n]が存在するかしないかを論じることは同じなのでしょうか? A[1]∈A[2] A[2]∈A[3] … より、lim[n→∞]A[n]が存在すると仮定すればそれをSとして、S∈Sが成立する このことは感覚的には分かりますが、本当に正しい論証なのでしょか? 集合論の世界では、常識や感覚が通じないことが多いと聞いているもので。

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