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「犬にエサをあげる」問題
日本語をテーマとする本やサイトでよく、 「“あげる”は敬語である。だから目下の者に使うこと、たとえば“犬にエサをあげる”は誤りである」 という指摘を目にします。では、“あげる”の正しい使い方とは何でしょうか。 (1)私はつい、「姪にお年玉をあげ」たくなりますが、これも誤りなのでしょうか。 (2)“あげる”が敬語であれば、「(目上の人)にお中元をあげる」は正しい日本語でしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
エサは「やる(遣る)」です。 (などと書くと動物愛護団体からクレームがつきそうですが。) 年少者・目下の者に金品を与えることも「遣る」です。 (これも人権団体からクレームがつきそうです。) 「あげる」は「上げる」なので、下から上に「献上する・差し上げる」ことに語意があります。 現代では身分制度が廃止されて「平等」を原則にしていますから、「尊敬語・丁寧語・謙譲語」の区別も自ずと曖昧になるのでしょう。これらを正確に使い分けられる人の方が少ないでしょうから、違和感がなくなっているのだと思います。 特に「あげる」は単に「物を贈与する」ことを一般的に指す言葉として上下関係に関わらず使われるため、却って尊敬の意味の薄い語感になっているのだと思います。
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- jleebro
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回答No.1
自分なりの意見です。 あげる→与える 「あげる」が敬語とは知らなかったです。(2)が正しいかどうかわかりませんが「差し上げる」だと間違いないのではないでしょうか?
質問者
お礼
ありがとうございます。
質問者
補足
もちろん実際には「差し上げる」が多いのでしょうが、「あげる」が敬語であれば、「差し上げる」という別の言い方をする必要はないのではと思ったのです。
お礼
ありがとうございます。本来は ×「お年玉をあげる」 ○「お中元をあげる」 なのですね。