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X線面内回折について
薄膜の構造解析に使われるというX線面内回折について教えてください。 自分でも調べたのですが、初心者向けの資料が見つけられませんでした。どなたか、初心者でもわかりやすい資料などありましたら、教えてください。よろしくお願いします。
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X線回折は結晶面の面間隔を調べる方法ですね。 普通のX線回折は表面に平行な面の面間隔を調べるのですが、 薄膜だと、その面の数が少ないので信号強度が弱くなって しまいます。 一方面内回折法=In-plane法ですと、図に描いてあるように、 表面に垂直な面の間隔を調べることになります。これだったら、 面の数は横方向にたくさんありますから。 以上
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- tetujin3
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回答No.1
薄膜にX線を照射した場合,その大部分は,透過してしまい,薄膜の結晶構造に起因した回折ピーク強度は,非常に微小のものとなって,検出すら困難であることが多いです。 そこで,試料の厚みをかせぐため,低入射角を利用してX線を照射し,そこから回折パターンを得る方法が,薄膜X線といわれる分析方法です。
お礼
お礼が遅くなって申し訳ありません。 言葉にしていただくと、そういう表現になりますよね。ありがとうございました。