X線回折測定について
最近、仕事でX線による材料分析を実施するようになりましたが
格子面とミラー指数との結びつきが良く理解できません。
例えば原子は完全な立方格子で、試料と平行な格子面での回折を考える時
単純に考えると下図の様に(0,0,1)が主要となる気がしますが
------------------ ---試料表面
○ ○ ○ ○ ○原子
○ ○ ○ ○ →等間隔に原子が配置=格子面は(0,0,1)から構成
鉄の場合は(2,1,1)で回折が大きいという理由で
(2,1,1)を解析に使用しています。これは何故でしょうか?
そもそも、立方格子に対し斜めな面を横切る(2,1,1)を
試料に平行な面として考えるロジックもいまいち分かりません。
(2,1,1)がちょうど試料と平行を向くように傾いた結晶粒を想定しているのでしょうか?
お手数ですがご見解のある方、ご回答お願いします。