- ベストアンサー
決算をまたいだ小切手の仕分け
当方経理に疎く、皆さんにとって当たり前のことが良くわかっていません。やさしくお願いします。 買掛金についてです、 当方は決算前に支払のため小切手を切り、領収書を受け取りました。 相手先は、当然その支払いを受けたものとして、期末の残高を出してきました。 ところが小切手の当座預金からの決済は決算後となりました。 小切手の金額が、買掛金と当座預金の間で、中に浮いてしまいます。 どのように仕分けをしたら良いでしょうか? いろいろな方法があると思いますが、わかりやすく教えてくださるとありがたいです。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
最も正しい会計処理を書きます。 (3月31日決算の会社とします) 決算前3月25日に買掛金の支払のため、当社が小切手100,000円を振り出したとします。 3月25日付の仕訳 〔借方〕買掛金100,000/〔貸方〕当座預金100,000 ※相手先が集金に来ようが来まいが、この仕訳を起さなくてはなりません。 この小切手が、当座預金口座で決済されないうちに決算日(3月31日)を迎えたとすれば、当社の当座預金元帳の残高と銀行から来る当座預金照合表の残高とは、10万円だけ食い違います。 当社の当座預金元帳の残高が正しいものとして決算をして下さい。3月25日付の仕訳を修正してはなりません。 銀行から来る当座預金照合表の残高と食い違っても良いのです。食い違いの原因が明らかになっていれば良いのです。(原因は、振り出した小切手が未決済) 銀行から来る当座預金照合表は、決算を行うための参考資料と位置付けて下さい。当座預金元帳の残高と銀行の当座預金照合表の残高とが合致する必要はありません。 重ねて書きますが、10万円の小切手を振り出したら、振り出した日に仕訳を起さなくてはなりません。そして振り出した日に当座預金元帳の残高を10万円、減額しなくてはなりません。これは絶対優先事項です。これが企業会計原則でいう「保守主義の原則」です。
お礼
分かりやすく納得できました。ありがとうございます。 「当座預金元帳の残高と銀行の当座預金照合表の残高とが合致する必要はありません。」 簿記を勉強したわけではないので、このような当たり前のこと(多分?)が、まったく理解できていませんでした。