宇宙の膨張率は年率一兆分の76ぐらいですか?
宇宙の膨張率に興味が有って、素人なりに計算してみました。
一般に膨張率は体積をVとして、dV/dxとなるのでしょうが、話を単純にするため一次元の線がどの程度伸びるのかに注目します。
近年Hubble定数が誤差3%程度で確定できたそうなので、このBubble定数から宇宙の膨張率を(一次元で)計算してみました。
最新の観測結果によれば、観察者から1メガパーセク離れれた天体は74.3Km/秒の速度で観測者から離反しているそうです。(=Hubble定数)
離反速度 = 74.3Km/Sec = 276,000Km/Hour = 6,420,000Km/Day = 2,343,000,000Km/Yearです。
Kmをパーセク、メガパーセクに変換すると
離反速度 = 0.0000759 pc/Year = 7.59E-11 Mpc/yearとなります。
今日、地球から1メガパーセク離れた天体Xは、一年後に地球が公転で同じ位置に来た時には、一年前と比べて7.59E-11、すなわち、一兆分の75.9程の離反率(一次元の膨張率)と出ました。
感覚的な宇宙膨張と比べて、極めて小さな膨張率であり、これは「宇宙は膨張していない」と言っても過言でないほどの微小な膨張率(伸長率かな)と言ってよいと思います。
質問:宇宙の膨張率は、一年あたり一兆分の75.9という計算は合っていますか?
お礼
ありがとうございます。実測するしかないということですね。