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ルベーグ解析です。

(S,А,μ)を測度空間とする。fは非負可測関数で、Sにおいて可積分とする。 (1)An={x∈S|f(x)≧n}に対して、 nμ(An)≦||f||:=∫f dμ が成り立ち、{An}が集合の減少列であることとμ(∩An)=0が成り立つことを示せ。 (2)fはS上ほとんど至る所有限であることを示せ。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.1

こういった、用語の定義確認を中心とする例題は、 教科書くびっぴきで答案を自作することに 意義があるんですが… (1) f が正値有界可測関数なので、An ⊆ S より、 ∫[An上] f dμ ≦ ∫[S上] f dμ. An上では、f > n であるから、 左辺 > ∫[An上] n dμ = n ∫[An] dμ = n μ(An). また、定義により、 右辺 = ∥f∥. よって、 n μ(An) < ∥f∥. An が減少列であるとは、A1 ⊃ A2 ⊃ A3 ⊃ … であることで、 f > n+1 ならば f > n が言えることから従う。 ∩ の定義により、任意の k について ∩An ⊆ Ak だから、μ(∩An) ≦ μ(Ak). k→∞ の極限をとれば、 μ(∩An) ≦ lim[k] μ(Ak) < lim[k→∞] ∥f∥/k = 0. (2) 上記で示した式を、文章で書くときには、そう書く。

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