日本人の数学と世界の数学
日本人の数学教育の特徴は何でしょうか。欧州留学中なのですが、計算方法の違いで時々現地人とぶつかることがあります。
例えば、日本なら小学校か中学校で習う台形の面積を求める公式:(上底プラス下底)X高さ/2
この公式を組み込めばメインの計算がシンプルになるのに、3人中3人が「台形を正方形と三角形に分けてから各々の面積を求めて足す」と主張していました。それで本計算がどんなに複雑になろうと、台形の公式なんて見たこともないから使う必要もない、と言っています。他にも、私はよく、XとYを組み込んだ方程式を自分で作って計算することが多いのですが(その方が自分にはわかりやすいから)、彼らは一般方程式を作るよりも、計算のステップを全て紙に書いて説明しようとします。
一体どういう理由でこのような違いが現れるのでしょうか。また、それぞれの長所短所などもあれば教えて下さい。