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(325) On the fourth...この英文はどのように訳せばよいでしょうか
- (1)(ll. 800-801) On the fourth of the month bring home your bride, but choose the omens which are best for this business.
- (2)(ll. 802-804) Avoid fifth days: they are unkindly and terrible.
- (3)On a fifth day, they say, the Erinyes assisted at the birth of Horcus (Oath) whom Eris (Strife) bare to trouble the forsworn.
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▼(a) bring home your brideについて、bringに拘って、「嫁(の予定)を連れてくる」としたいのですが、→「妻を娶る」「嫁を貰う」が適しているでしょうか。 ▽bringというと、「お前の嫁を家に連れて来い」となんだかちょっと乱暴にも感じますが、こうした言い回しは結構よく見ます。普通に解釈すれば「嫁を貰え」ぐらいでいいのでしょうが、ご質問者さまにとっては、ここで言う bride とは、まだ正式に祝言を上げる前の、まだ幼い女性でしょうから、訳し方もデリケートになります。でも、近隣に対して「冗談や遊び」でないことを見せ付けて、正しく一生の伴侶として迎えるのですから、やはり「嫁」や「妻」でいいと思います。だから私は「嫁を迎えよ」としましたが。 余談ですが、「おじいさんの古時計」の歌詞に“For it stuck twenty- four when he entered at the door,with a blooming and beautiful bride.”(おじいさんが若々しくて綺麗な花嫁さんを連れて戸口に立った時、時計は二十四もの鐘をならして祝福したんだって)という部分がありますが、これだったらなんだかほのぼのとしますけれどね。 ▼(b)business;具体的には分からない。 ▽この場合の“bsiness" は具体的な仕事とか営業とかでなく、“to bring home one's bride”というお目出度い行為のことでしょう。よく言う that's my business(まかせておけ)の business と同じぐらいの重みで。 ▼(c)choose the omensについて、小文字omensです。何人かの司祭に聞く習慣があったと思われる。その中から選ぶというから、omenは絶対的なものではなかった。このように読めるのですが、これは曖昧でも仕方がない。 ▽私は「縁起をよく考えろ」と訳しましたが、今回の全体に自信なし、ちょっと無理があるでしょうか。 ▼(2)(ll. 802-804) Avoid fifth days: they are unkindly and terrible. ▽ ここで気になったのが“Avoid fifth days”です。“days”と複数ですし、といって“five days”ではありませんから、毎月五の日は避けよ、神々は冷酷であり厳しいからだ・・・でしょうか。 ▼(a) S+V+Oだけなら、the Erinyes assisted Erisと読みました。 ▽そういうことでしょうね。あるいは“the Erinyes assisted Eris' delivery” とか。 ▼(b) Eris (who) bare to trouble the forsworn (man)と読み、whoとmanを省略した形であろうと考えました。この解釈は正しいでしょうか。 ▽正しいと思いますが、whoはなくても通じますよね。the forsworn (man)もその通りです。the old=お年寄り the rich=金持ちなどと同じで。 ▼脱穀の話のようである。殻の就いた豆を回転する丸い棒で叩いて脱穀するのを見たことがある。こんなイメージだろうか。 *<脚注>1343 これは以下に述べるようなものであろう。俗称としての他の呼び方では「ころころ回るもの 'well-rounded'」とも言われるが、近代エジプトの「ヌラグ」のように、穀物は三つか四つのコマが仕組まれた二つの回転臼を持つ滑り子によって脱穀される。 ▽脚注から見てそのようなものだと思います。私もオランダの資料館で見たことがあります。 ▼(a) Look about you very carefullyについて、「周りの何を見ろ」と云っているのだろう。よく分からない。 ▽、私にも分かりません、ただ、you とありますから、厄災を避けるためによく身の回りを点検して、さらには、わが国の節分の豆撒きのように、大切な穀類をあえて撒いて清めるのかなと勝手に解釈しました。 ▼(b) threshing floorについて、floorは地面のことではないかと考えました。以上の考え方は正しいでしょうか。 ▽碾臼が回る床のことでしょうから、木製の台、着き固めた土の地面、そんないずれかだろうと思います。 ▼*narrow boat; ほそ長いボート→narrow ship; 細長い船 ▽たしかに幅の狭い船と言う意味ですが、前に、あれは旧約聖書だったのか何だったのか、やはり古文の何かで、「小さな舟」と訳されていたのを覚えています。さて、どちらでしょう。 その月の四日目は嫁を迎え入れよ。だが、それに際しては最善の縁起だけはよく考えよ。 毎月五の日は避けよ、神々は冷酷であり厳しいからだ。五日目には彼らは言うだろう、(誓約の神) ホルクスの誕生に際して盟友たちにすっかり面倒をかけた(紛争の女神)エリスに(復讐の女神)エリネスがそれを手助けしたと。 月の中日の七日には、お前の身の回りをしっかり注意深く見回し、(農業・結婚・社会秩序の女神)デーメテールの聖なる恵みである穀類(名訳ですね!)を碾臼で脱穀する床に撒いておけ。家を建てるための梁材や十分なだけの船の肋材は樵(キコリ)に切ってもらえ。そういうもの(本業の者が加工した材料)はことに船には適している。四日目には、細長い船を作り始めよ。
お礼
回答を読んで nannetteさんの小話は、読んでいてとても楽しい。 難しい言葉も、イメージがわいてきて、分かった気分になります。 今回は、厄介な語がありました。 oman,business,fifth days,thrashing floor,narrow-boat などです。それぞれ、イメージは掴めました。 それから、「おじいさんの古時計」一時、聞いたことがあります。 Nannetteさんは、こういう歌の詩をよく覚えておいでです。 Nannetteさんの洗練された言葉は、こういうところに秘密があるのかも しれないと思いました。 ついでに、オランダといえば、Vermeerの「真珠の耳飾りの少女」 を思い出しました。 画集を買って、本を読んで、次に、英文の資料を見たので すが、まったく読めませんでした。 「牛乳を注ぐ女」も有名ですね。 また、長くなってしまいました。 ありがとうございました。