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お寺の灯籠に「丹如法界」という文字が彫ってありました。

お寺の灯籠に「丹如法界」という文字が彫ってありました。 どういう意味でしょうか。

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回答No.1

昔、仏教学を学びましたが、「丹如法界」という語は見たことがありません。「丹」という漢字の意味から考えても、「丹如法界」では用語として成り立たないような気がします。 もしかして「丹」は「円」の間違いかとも思いましたが、「円如法界」という語も記憶にありません。「円」も仏教用語としてよく使われる言葉ですが、「円」であるならば、「円、法界の如し」と読むのでしょうけれど、これまた意味をなさないような気がします。 一応、手許の『仏教辞典』を見ましたが、両方とも記載されていませんでした。 「丹」という字とは形が違いますが、「真如法界」という語ならあります。「○如法界」と言われれば、まず第一に思い浮かぶほど、メジャーな用語です。 「真如法界」と仮定して意味を説明しますと、 「真如」=すべてのものにそなわっている普遍的な真理、一切の存在の真実のすがた 「法界」=全世界、諸法(あらゆるもの)の現われた世界 ということで、「真如法界」とは「普遍的な真理の世界」というような意味になると思います。 全然的はずれな回答なのかもしれませんが……。

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質問者

お礼

お礼が遅くなりまして申し訳ありません。 現物はどう見ても丹という文字ですが、それでは意味をなさないとのご指摘は大変参考になりました。 真の異字なのかも、と思っております。 ありがとうございました。

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