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光明丹に使うオイルは何が良いでしょう?
またまたお世話になります。 自分で箱型定盤の修正をやっていまして、先日はキサゲ加工について様々な回答を頂きました。 ところで、擦り合わせで「当たり」を見るときの光明丹に使うオイルですが、何が良いのでしょうか? また、光明丹とオイルを混ぜ加減や、その他のコツなども教えて頂けるとありがたいです。
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マシン油は粘度があるので当たりが出にくいので良いです。 荒仕上げしやすいですね。 スピンドルは、当たりが出やすいのでクロ当たりの時使うと良いと思います。 (赤を通り越して黒く変化) その後、光明丹を付けずに金属同士をこすり付けて 光った部分のみ取る修正作業まで行うのでしょうか? キサゲで1回修正したら、ペーパーでバリを取り、 素手でバリがあるか確認する。 すり合わせ見本は定盤の大きさほどが必要です。 (部分的に凹んでしまいます。) 目標は、千分の1を目標にします。(追い込みます) 凹みはあまり気にせず、 (空気抜きで滑りやすくするのが目的。) 全体的な当たりが同じ色であり、 6割は当たり、千分程度の1凹みで まだらなら良いです。 程度によりますが、修正は、 強い部分のみのキサゲ修正です。 周囲が当たらない。 一辺が全体的に当たらない。 この場合、定盤程の大きさの正確なすり合わせ見本が必要です。 また、買い替えた方が良い程の歪みです。
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- ewor-03
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#4さんもおっしゃっていられますが、 見本も擦ってるうちに減ってきて、平面度が悪くなります。 これを防止する為に、3枚仕上げと言う技法を用いるのですが、 素人のこなせる領域ではありません。 ヤスダの精密NCでは、この技法で定盤を作成します。 精度は1万分の1ミリを目標にします。 (これで加工品がようやくミクロンの精度を保持出来ます。) もちろん、NC自体をエアコンの中に入れ、温度、湿度による狂いを出さないようにします。 これは20年キサゲかけてようやくの世界です。 正確な大きな見本が無い。 こう言う場合、全体的なキサゲ加工は避け、 気に入らない部分の修正にとどめるべきです。 全体的に1枚皮をむけば理論的には1回で5/1000ミリ削れます。 但し、取り残す(高い部分が残る)ので実際は1~3/1000ミリ程度しか落とせません。 これを利用修正すれば1/1000ミリ落ちるはずなのですが、 力が均等でなく、削れば削る程に曲げて行きます。 その結果、 周囲は高く、削りやすい中央は凹みます。 気に入らない(極めて高い)部分だけを対象にし、 使用し、 その後、また気にいらない部分を修正するのが良いと思います。 (かすかに削る力) プロの追い込み技術と同じになるからです。
お礼
再びアドバイスありがとうございます。 3枚仕上げの事は知ってはいましたが、今はその「3枚目」がありませんし、そういう精度から百歩離れた世界を行ったり来たりしています。 No.4で頂いたアドバイスでもそうですが、精度を高めて行くと条件的にどんどん厳しくなりそうですから、「全体的なキサゲ加工は避け、気に入らない部分の修正にとどめるべき」というのが、今の私が目指すレベルではないかと思います。このお話もたいへん参考になりました。
- toro321
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VG32程度の潤滑油では、粘ってダメでしょうから、VG10程度のオイルがお勧めですけどね。入手しやすいオイルとしては、W10のエンジンオイルですけどね。1Lから売ってます。 まぁ、サラダオイルでもさらさらしてますから代用できますね。 薄く塗ることが大切です。べったり塗ると、どこが当ってるのかさっぱりわかりませんから・・・ ただ・・定盤の修正で擦り合わせするのであれば、相手の平面度が問題になりますし、その相手も擦ってるうちに減ってきて、平面度が悪くなります。 まぁ、どこまで平面度を求めるのかが問題ですけどね。 200角で0.05以下にすることは、手では無理ですよ。 フライスで削るか、研磨した方が簡単です。
お礼
またお世話になります。エンジンオイルやサラダオイルでも使えるのなら、これは安上がりですね。いま手元にあるオイルは素性が分からないので、いろいろ比較してみたいと思います。(オリーブオイルとか?) 平面度が高まるにつれて、諸々の条件がシビアになるようですので、とりあえず自分の使う範囲で困らない程度にやってみます。どうもありがとうございました。
機械工具屋さんに行けば売っていますよ。 一缶忘れましたが10グラムだったと記憶しています。 大きさ径がΦ40、高さが50ぐらいの缶に入っています。
お礼
近い内に工具屋で聞いてみたいと思います。 どうもありがとうございました。
最近、光明丹を使うことはまれになって今はほとんどベアリングレッドを使用しています。 摺り合せで当たりの状況を見るときには以前は普通のマシン油を落とし込んで人差し指に塗布して落ちない程度に練り合わせていました。 なにぶん、現在ではベアリングレッドの方が簡単便利ですからね。 種定盤の修正当たり確認はベアリングレッドより幾分鉛を含有している光明丹の方がコンパウンドの役目をするので向いていますね。
お礼
さっそくのアドバイスありがとうございます。 普通のマシン油で良いとのことで安心しました。 ところでベアリングレッドという言葉は初めてですが、 アマチュアでも手に入る物なのでしょうか? その辺りもお聞かせ頂ければ、ありがたいです。
お礼
なるほど、粘度によって当たりの出かたが変わるようですね。 どこまで行けるか分かりませんが、たいへん具体的なアドバイスありがとうございました。