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“なぜ学者にならず、就職するのか?”ときかれたら

私は現在、就職活動中の大学院生(修士)です。 先日、面接の際に「なぜ院生にまでなっておきながら、 学者にならず就職するのか」と聞かれました。 私は、当初は学者志望でしたが、 (1)院生をやる中で、周囲の友人が就職し働いている姿に感化され、 また、(2)社会貢献性の薄いと言われている分野(歴史学ですが)で、 自分は、本当に社会に役立つ人間となっていけるか疑問を感じ、 私も社会に出て、働きたいと思うようになりました。 すると、「入ってみたけど、やっぱり2年で学者になるのを諦めるような奴は、 会社も2年で辞めるんじゃないの」ときつく言われました。 そんな気持ちは全くなく、むしろ長く働き続けたいと考えているので、 その場できっぱりと「そんなことはありません。」と言いました。 しかし、後で考えてみれば、そんな根拠があるわけもなく、 質問に対して、どう返せばよかったのか不安です。 (もちろん、「正しい切り替えし方」や「正解」はないとは承知しているのですが、 どうしても、不安だけが先立ってしまいます。) 全国の就職活動経験のある院生の方、 “なぜ学者にならず、就職するのか?” “すぐにやめないか?” といった問いについて、 ご自身のご経験や、アドバイスがありましたら、お教えいただけませんでしょうか? どうかよろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • kabo-cha
  • ベストアンサー率43% (403/928)
回答No.2

学者はある特定の分野で深い専門性を発揮するスペシャリストだが、自分は幅広い視点を持って総合力・調整力を発揮するゼネラリストでありたい。こんなのはダメですかね。 あなたがどのような業界・企業を希望されているかは存じませんので、本当は答えようがないのですが。あることないこと法螺吹くのが良い場合もありますし、自らのマイナス面も誠実に答えることが良い場合もあります。おそらくこれから面接を経験していく中で分かってくるとは思いますが。 ポイントとしては、 1.学者という職業を否定しない。学者も何らかの形で社会貢献しているということは認める 2.自分の院進学を否定しない。自らは積極的な目標を持って大学院に行き、今もまた前向きな気持ちで就職活動をしている 3.これまでの経歴、これからの経歴はすべて自分の確固たる意志によっている(たかが友人に感化されててどうするの?) 4.大学院の進学から就職までがひとつのストーリーで繋がっている(多少こじつけでも可。学者になりたくて大学院進学したというのは不可) 5.その業種、職種、企業規模等々に合った答えしている(想定問の使いまわしはだめですよ) こんなところですか。

g044623
質問者

お礼

大変鋭いご意見、ありがとうございます。 お礼が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。 私は、主にマスコミ(主に新聞)と公益法人を中心にみています(ただ、問題の面接は、このどちらでもありませんが)。 正直者の私は、自分の気持ちに嘘をつくと企業にバレると思い、今までなるべく正直に自分の気持ちを話すようにしてきましたが、 それが、自分の気持ちのマイナス面ばかりを表に出す結果となっていることに気がつきました。 ご指摘いただきましたように、 1.歴史学者の社会貢献性 2.自らの成長という積極的な目標を持って大学院へ行き、それを活かしたいという前向きな気持ちで就職活動をしている 3.院進学、就職活動は「自分を成長させ、それを社会に活かしたい」という自分の確固たる意志で決めた 4.大学院の進学時から就職を考えており、その目的のもとに今まで行動してきた 5.その業種、職種、企業規模等々に合った答え 以上の5点を意識して、自分の答えを見直してみたいと思います。 「あることないこと法螺吹くのが良いか、自らのマイナス面も誠実に答える方が良いか」は経験次第とのこと。 これから様々な企業を受けていく中で、考えていきたいと思います。 貴重なご意見を、ありがとうございました。

  • tama-maru
  • ベストアンサー率45% (121/264)
回答No.1

私は理系の院卒なので事情は違うかもしれませんが、大学院に進んだのは学問を学ぶだけでなく、ものを考える力や説明する力を高めるため、と面接で説明しました。 また、博士課程に進む気は最初からなく、社会に出て社会に貢献できる仕事がしたいとも説明しました。 あなたの場合は文系の大学院なので、院に進んで社会に役立つこと学べたの?そのまま学問を追究したらいいじゃないの?という偏見が向こうにあったように思えます。 偏見を吹き飛ばすには、大学院でこれだけ成長した、その成果を社会に役立てるために就職をしたいんです、というくらいの意気込みを見せればよかったと思います。 あなたの就職の志望動機を読むと、 >社会貢献性の薄いと言われている分野(歴史学ですが)で、自分は、本当に社会に役立つ人間となっていけるか疑問を感じ という部分に後ろ向きな思考が見え、これがマイナスの印象を与えた ように思えます。 就職試験は独白会場でなく自己アピールの場ですから、全部に正直に答える必要はないと思います。 つける嘘は有効に活用して、自分のプラス面をアピールしていきましょう。 いかに自分を魅力的な人間に見せるかも一つの能力です。

g044623
質問者

お礼

早速ご回答頂き、ありがとうございます。 「大学院に進んだのは学問を学ぶだけでなく、ものを考える力や説明する力を高めるため」 とのこと、私も同じ思いがあると気づきました。 私は、研究を通じて、ものを深く考え、自分なりの見方を示す力を高めたと思っており、これは、私の場合、院生にならなければ得られなかったと考えています。 >偏見を吹き飛ばすには、大学院でこれだけ成長した、その成果を社会に役立てるために就職をしたいんです、というくらいの意気込みを見せればよかったと思います。 理系の方のように、研究の成果を「直接社会に役立てる」ことは出来ませんが、 「大学院でこれだけ成長した」自分なら、「社会に役立てる」と思いました。 これからは、大学院で学んだことを、もっとプラスにとらえてアピールしていきたいと思います。 ありがとうございました。

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