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“横”

 “横暴”、“横棒”、“横槍”、“横から口”など“横”という漢字(ことば)とともに構成されている言葉には兎角肯定的意味などがない場合に使われる言葉となっています。  質問(1)  漢字そのものにそのようなニュアンスがもとからあるのでしょうか?  それとも日本人の“横:よこ”という言葉に対する観念でしょうか?  或いは私の単なる受け取り方に過ぎないのでしょうか?  質問(2)  “横”のついた言葉で、肯定的文脈の中に使われることばにはどんなものがありましょうか?  “横”のついた苗字のお方には申し訳ない質問ですがどうかお教えください。お願い申し上げます。

質問者が選んだベストアンサー

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  • c2662fly
  • ベストアンサー率54% (45/83)
回答No.2

>質問(1) >それとも日本人の“横:よこ”という言葉に対する観念でしょうか? >或いは私の単なる受け取り方に過ぎないのでしょうか? 例に挙げられている“横棒”“横槍”“横から口”の「よこ」は状態・状況を説明しているもので、肯定も否定もしていない中性のものに思えます。 《岩波古語辞典より》 日本人は垂直(たて)・水平(よこ)であることをきちんとしていて良いこととしていた。それに対し、「ななめ(なのめ)」はいい加減・おろそか・どうでもよいなどの意味となった。 また、「よこ」は語根が「よける」と同じであり、意識的に中心点に当たらないようにする、真実・事実を避ける意味に転じ、「よこごと(中傷)」「よこしま(邪)」など故意の不正の意味の語となった。 横と出る/横に出る=意地悪い態度をとる 横に寝る=借りた金銭などを返さない 横を行く=無理を押し通す >漢字そのものにそのようなニュアンスがもとからあるのでしょうか? これについては、わかりません。 >質問(2) >“横”のついた言葉で、肯定的文脈の中に使われることばにはどんなものがありましょうか? 横溢(おういつ):〈他の多彩な登場人物たちも自分の欲望に忠実で、原始のエネルギーが横溢する土俗の神々そのもののように描かれている。〉 横臥(おうが):〈風呂敷をとって起きて見ると娘はいつかこちら向になって肘を枕に横臥して居る〉 横断(おうだん):〈本牧ふ頭側からベイブリッジを横断する市営バス〉 このようなものでよいのでしょうか?

krya1998
質問者

お礼

 ありがとう御座いました。  ◇例に挙げているのは、肯定も否定もしていない中性のものに思えます。  ★質問者:私も肯定・否定ということばと観念は敢えて質問でも使うことを斥けました。  しかし日常の観念では必ずしもいい感じの意味を伝える媒体にはなっていないという意味でした。  ◇《岩波古語辞典より》  ★:そうですね、“あいつどうも斜めに構えているな、という言い方はしますね”  ◇「よこ」は語根が「よける」と同じであり、意識的に中心点に当たらないようにする、真実・事実を避ける意味に転じ、「よこごと(中傷)」「よこしま(邪)」など故意の不正の意味の語となった。  ★:そうでしたか、語根の次元、層の観念の共有でもあったのですね。ありがとう御座いました。  横溢などが在りましたね。ありがとう御座いました。

その他の回答 (2)

noname#104148
noname#104148
回答No.3

勘だけど重力が上から下だからじゃない? お婆ちゃんがお爺ちゃんのお母さんに「よく横車を押された!」って怒ってた。 質問(2) 横顔が好き。 横様の幸ひ 横座 横社会 横綱

krya1998
質問者

お礼

 ありがとう御座いました。  重力の機能からの観念ですか。確かに考えられますね。  横様というのはご近所などのことでしょうね。  あまり私達、浅草生まれ育ちでは使かったことがありませんでした。  横社会も横様に類義するのでしょうね。  ありがとう御座いました。  横綱はひょいと忘れていました。確かに仰せのとおりですね。

  • wanekoz
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回答No.1

それらの言葉が否定的なのは、 ものごとがうまく自然に、川が上から下へ流れるように つまり縦に進んでいるのが 良いという前提があるんですよ。

krya1998
質問者

お礼

 そういう前提だとは存じます。  そのことは常識においても推量できることですね。  ありがとう御座いました。

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