今晩は!
技術面では沢山描いて、できればプロフェッショナルな人に見てもらうのが一番ですね。でもなかなかそんな機会がない場合は、好きなアーチストのデッサンを模写することでしょうか。模写の場合は、完璧に理解し同じになるまで描き込むことが大切だと思います。何枚も描いてるとそのうちに自分流の手順や画風が理解できるのでお勧めです。私が模写以外でやっていたことは、描きたいカラーの印刷物を白黒コピーし、陰影や質感が綺麗にグレイで表されるのでこのコピーを鉛筆で模写し練習していました。数多くの画風を“手”が理解していると、描きたいイメージにたいして一番ふさわしい描き方を“手”が選んで描いてくれますよ。
「塩と砂糖を描き分ける」という難題があります。塩と砂糖は見れば違いは一目瞭然ですね。でも、私もいつかデッサンや油絵でチャレンジしてみたいです。
ただし、描くだけでは残念ながら見る人によりよく伝えることは難しいと思います。デッサンに限らず表現する対象物に対して知性の裏付けがないと、訴える力は断然小さくなります。例えば、科学的な面でいうならば、遠近感を理解して描いているかどうか。光の反射を理解してかいているのかなどですね。情緒的な面でいうならば、描いた時の気持ちが筆跡や色の濃淡に反映しているのかとか。
私はモダンアートが好きで、のびのび自由にどちらかというと型破りなタイプなので、クソ真面目な美術書を読むだとか真面目に描くなんて大嫌いですが、芸大で使っていた今でもお気に入りの書籍を紹介しておきます。
「内なる画家の目」
B.エドワーズ 薯 北村孝一 訳
エルテ出版
価格:2270円
この本は、“描く”ことについてプロセスとその理由などを論理的に分かりやすく説明してありますので、とても参考になるかと思います。
お礼
皆さんアドバイスありがとうございます。とても参考になりました。皆さんの助言をもとにとにかく描きまくります。ありがとうございました。