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ある方のブログの内容を論理的に否定しろという課題が出ているのですが

ある方のブログの内容を論理的に否定しろという課題が出ているのですが、わたしがどう考えてみても否定する理論がわかりません。誰かわかる方いたら教えてください。おねがいします。 否定しろという内容は、 「金融日記 藤沢数希が社会について日々徒然と書き綴る。」より 「最近、ネットカフェ難民や派遣村のように日本でも何かと格差が話題になりますが、これも金持ちや大企業が搾取しているから彼らが貧しいと言うのは全くのデタラメです。 同じように思考実験をしてみましょう。 ネットカフェ難民と派遣村の住人が明日日本から消滅したとしてみましょう。 そうです。 実は金持ちも大企業もまったく何も困らないのです。 困らないどころか社会福祉の税負担が減って助かるぐらいなのです。 このように富める者が搾取していると言う考え方は論理的に完全に破綻しているのです。 だからと言って、貧しい国をほかっておいていいわけでも、日本の中の貧困問題を放置していいわけでもありません。 実際、世界の先進国は、最貧国を救うため(焼け石に水ですが)様々な援助をしています。 日本だって経済的に貧しい人や地域に様々な補助が税金から支払われています。 しかし、貧困問題の矛先を金持ちや大企業に向けることは全くもって何も問題を解決しないのです。 元イギリス首相のサッチャーが言ったように、金持ちをいじめて貧乏にしても、もともとの貧乏人はもっと貧乏になるだけなのです。 最近の日本国政府やマスコミを見ていると、日本はみんなでどんどん貧しくなる方向に進んでいるような気がして、僕はたいへん憂いています。」 http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51513077.html 「ネットカフェ難民や派遣村のように日本でも何かと格差が話題になりますが、これも金持ちや大企業が搾取しているから彼らが貧しいと言うのは全くのデタラメ」という部分と 「ネットカフェ難民と派遣村の住人が明日日本から消滅したとしてみましょう。そうです。実は金持ちも大企業もまったく何も困らないのです。困らないどころか社会福祉の税負担が減って助かるぐらいなのです。このように富める者が搾取していると言う考え方は論理的に完全に破綻しているのです。」 という部分を否定する理論と根拠を教えていただきたいです。お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ryuken_dec
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回答No.4

■方法1 「いなくても困らない」→「搾取していない」が必ずしも成立しない。 いじめっ子はいじめられっ子がいなくても困らない。むしろウザいと思っている人がいなくなるので助かる。しかし、牛乳とアンパン買ってこいと搾取していることもある。 「いなくても困らない」→「搾取していない」は論理的に完全に破綻しているのです。 ■方法2 >実は金持ちも大企業もまったく何も困らないのです。 自明のように語られているこの前提条件が証明されていない。格差の被害者とされている人達がいなくなると日用品を売っている内需産業の大企業は困ることもある。 ■方法3 因果関係の説明がおかしい。金持ちと大企業が自分達以外の多くの国民から搾取している結果、中流以下の国民の生活レベルが全体的に低下し、元々中流の下にいた人たちが下流に落ちてネットカフェ難民と派遣村の住人が生まれたのかもしれない。このように搾取の結果として、搾りかすであるネットカフェ難民と派遣村の住人が誕生した。 搾取の結果がネットカフェ難民や派遣村であれば、結果である要素が不要だからと言って原因が間違っているとは言わない。 大量消費社会では多くのゴミが出る。ごみは不要だからと言って大量消費社会ではないとは言わない。

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  • tanuki4u
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回答No.3

ネット難民や派遣村の人間を搾取しているのではなく ネット難民や派遣村の人間も労働市場の一部として包含されているから、労働者全体として搾取されている。 という論点 現在の日本の不景気は、家計最終消費の減少である http://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/shuyo/201001/0602.html 少なくとも大企業にとっては、生産物を消費する一般家計の冷え込みは困る。 金持ちの定義が不明だが、ストックを持ちそれを大企業に投資し、利子生活出来る人間と考えると、これも困る。 個々の企業は、労働分配率を下げたいが、企業全体として労働分配率を上げて欲しい、なので、政府に対して財政出動を期待することになります。

noname#103058
noname#103058
回答No.2

いろいろ言えそうですけど、一番わかりやすいのは たしかに大企業にとって、派遣村の人達が明日いなくなってもすぐに困らないのは事実かもしれないが そもそも派遣やフリーターが雇用の調整弁として都合よく使われているということが 「搾取」と評価されているのであって たまたま労働力があまり必要でない局面である「明日」だけ を基準に「いなくなっても困らない」と決め付けるのは本質から外れている。 ということでしょうか。

  • kanakyu-
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回答No.1

ひとのブログを否定する、という課題自体、ちょっと疑問がありますが・・・ 私は、ネットカフェ難民・派遣村の人は、直接的に搾取されているというよりは、間接的に搾取の影響を受けた人たちだと思います。 直接的に搾取されているのは、社員です。 現代の日本の社員は、一人当たりの労働の負担と責任が非常に重いんです。 海外で仕事している人をみるとわかります(海外在住です) わたしの目には、日本人一人やとえば、外国人二人か三人分ぐらい働くなぁ、と思います。 たとえコンビニでも最高級のサービスをしていますし、時にはアルバイトでも社員並みの責任を持たされたりします。安い給料で。 社員の仕事を補ったり、その人達に一人当たり何人分もの仕事と責任を負わせる代わりに、そのような人たちが生み出されたのではないでしょうか。 こちらにも日系企業の支社などはたくさんありますが、日系企業では社員の扱いが悪いと結構言われています。 日本人は日本の中にいて、神経はりつめて働くのが常識になっていますが、逆にめずらしいことだと思いますよ。

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