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光触媒を用いた建材で建材から放出されるホルムアルデヒドの消臭実験を行っ
光触媒を用いた建材で建材から放出されるホルムアルデヒドの消臭実験を行っているデータをよく見ます。 それによるとホルムアルデヒドの室内濃度指針値(100μg/m3)に対して、光触媒建材の暫定目標値が10μg/m3に設定している場合が多いのですが、暫定目標を10μg/m3に設定している根拠ってあるのでしょうか?
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暫定目標値、10μg/m2*h、を見つけたときに同じ様な疑問を持ちました。 補足を拝見して、やはりと納得しました。 次のように解釈してみました。 「濃度100μg/m3のホルムアルデヒドHCHOを除去する為には0.5回/時間の換気が必要」を 書き換えると、 「濃度100μg/m3のHCHOを除去する為には1回/2時間の換気が必要」 となります。 今、縦横奥行き1mの立方体を考えるとその体積1m3です。 この立方体の側壁と天井が光触媒建材で張られているすると、その面積は 5x1m2です。 光触媒建材のHCHO分解能が10μg/m2*hとすれば、次式が 成り立ちます。 残存HCHO濃度=存在HCHO量ー分解HCHO量 =存在HCHO量ーHCHO分解能x建材面積x分解時間 =100(μg)-10(μg/m2*h)x5(m2)x2(h)=0 と一応辻褄が合います。 しかし、部屋が2倍の2m立方になると空間の体積は8倍建材の面積は4倍で、 初期濃度100μg/m3なら残存量は400μg(50%)となります。 これは、広い体育館では壁材の効果は薄くなることから当然ですが、 基準体積と建材の比率をどう決めたか等、専門家の回答を知りたいものです。
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- drmuraberg
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この関係に大分煩わされ、いろいろとやり、奇しくも「はしり」の光触媒サンプルを プレゼントととして貰い、効き目も実感しないまま車内に放置している者です。 興味有り調べました。10μg/m2*h、hは時間ではないでしょうか。 下記URLにそのような説明があります。 http://www.nedo.go.jp/iinkai/kenkyuu/bunkakai/18h/jigo/36/1/6-1.pdf の「研究開発マネージメントについて」です。 大略 <ホルムアルデヒド放出四ツ星☆の建材から出るホルムアルデヒドの量は 100μg/m3(0.08 ppm) でこれを除去する為には0.5回/時間の換気が 必要。これを0.05回/hにするためには10μg/m2*hの浄化能力が必要。> 以上の様な記述です。
補足
drmuraberg さん。 回答ありがとうございます。 それは理解できているのですが、なぜ換気回数0.5回/時間に対して、その1/10の0.05回/時間に目標を設定したのか、その根拠が知りたいのです。NEDOの報告書にも0.05回と記載されているだけでその根拠は示されていません。 光触媒建材のみでホルムアルデヒドを完全に除去できないから、換気扇との併用を前提として、任意に0.05回と設定しただけなのでしょうか?