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中学生の哲学学習
中3です もう受験も始まりますが、みなさんに質問です 僕の志望校は「早稲田高等学院」であり そこの国語の問題は 過去問の傾向的に「哲学」を出してきます 僕自身哲学についてはさっぱりです なのでみなさんにお聞きします 1、このレベルの高校を受験するうえで しっておいたほうがいい哲学の話ってありますか? 2、ありましたら詳しく教えてください
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高校受験生だと(たぶん大学受験のレベルでもそうなんですが)、いわゆる哲学用語は出てきたとしても、読んで理解できるようなかたちでしか出題されません。 ですから、ヘタに頭に入れておくと、足を掬われる可能性の方が高いように思います。 中学生の受験指導をしていたのはけっこう前(笑)のことなんですが、たぶんそれには変わりはないと思います。 たとえばどこの学校だったか覚えていませんが、池上嘉彦の『記号論への招待』が出題されていたことがあります。ただし、本のなかでも最初の方が採られて、「記号論」というのがいったいどのような理論なのか、まったく知らなくても、論理の流れを追いながら丁寧に読んでいけば、かならず解けるようになっていて、うまくつくるものだなと感心したことがあります。 ですから、心がけるべきは、「論理の流れを追うこと」です。 ひとつひとつの言葉に情緒的に反応したり、一般的な意味を条件反射的に当てはめてはダメです。たとえば「感性」なんて言葉は、ふつうに使われている意味とは少しちがうことが多いですが、それでもちがっているときは、本文中にかならず定義づけがなされています。 特に、哲学的な文章では、考え方Aと考え方Bを対立させながら、論理を進めていくことが多くあります。ですから、どこからどこまでが考え方Aか、どこからどこまでが考え方Bかをしっかりつかむ。そうして筆者はAあるいはBのどういうところを批判し、問題があるかを言っているのかをちゃんと読み取ることです。 それさえできていれば、たとえ筆者の名前がどんなにおっかなそうな人(笑)でも、きっと読みとれると思います。 本番まであと一ヶ月ぐらいでしょうか。 体調管理をしっかりして、頑張ってくださいね。 健闘を祈ります。
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- HANANOKEIJ
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高校の倫理の授業で、いろんな思想家、哲学者について学ぶ機会があると思います。 それまでは、無理をしなくてもよいでしょう。 数学の図形(幾何学)の証明などは、定義、仮定、結論、証明されたことを、定理といいます。 哲学は、世界をどうみるか、人生をどう考えるか、そんなことをするのでしょう。 世界観、人生観の探求ですね。 普通の生活では、あまり考えることがないようなことでも、幕末の激動の時代には、みんな悩んで考えたのでしょう。吉田松陰、佐久間象山、横井小楠など、当時の一流の学者が、実際に政治に参加しています。NHK大河ドラマ「竜馬伝」を見てください。 入試が終わって、まだ哲学に興味があれば、NHK高校講座の倫理の番組を聴いてください。 http://www.nhk.or.jp/kokokoza/radio/r2_rinri/index1.html 世界をどう見るか、という問いのなかには、自然をどう見るかという問いが含まれます。 高校理科の物理、化学、生物、地学、理科総合を有機的、歴史的に組み立てて、自然観を創り上げてください。 くれぐれも、受験勉強の後の楽しみのために、とっておいてください。