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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:大学 哲学科について)

大学哲学科についての情報と参加方法

このQ&Aのポイント
  • 現在高3の私が、大学の哲学科について調べた結果、Webや紙面だけでは情報が不十分でした。授業の形式についても疑問があります。大学の哲学科では、口頭での意見表明やディベートなどの形式での授業が行われます。私は口頭での意見表明が苦手なので心配です。
  • 大学の哲学科の講義内容や参加方法について詳しく知りたいです。早稲田、上智、立教、法政、東洋大学の哲学科を検討しています。
  • 大学の哲学科の講義は、先生の説明を聴くだけでなく、ディベートのような形式で話し合いをすることもあります。ただし、私は口頭での意見表明が苦手です。この点についても詳しく知りたいです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • TANUHACHI
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回答No.1

 こんばんは。先ず「生徒」との呼び方はやめましょう。大学では須く「学生」と呼びます。 さて大学の授業は大別して「講義」と「演習」になります。前者は大教室や中教室を使用する一斉授業の形で、後者はゼミ教室を使用する少数の授業形式です。  前者でも時には教員が学生に意見を求めるケースもありますが、殆どは教壇からマイクを使って教授が話を進めます。これに対し演習はいわゆるゼミナール形式であり、ゼミに属する各学生がテクストを分担して、自らの担当部分の中から自らが摘出した問題などを中心に議論する形式です。従って発表も順番となります。かといって出席者は単なるお客様ではありません。ゼミに出席する全員が必ずテクストを読んで臨むこととなりますので、何らかの意見や疑問を述べるのが普通です。時によっては教員と学生が一対一で討論をするケースもあります。  哲学科を志望するとのことですが、志望する分野は決まっていますか?。西洋哲学に例を採るならばギリシア哲学もあればドイツ観念論をはじめ実存哲学や現象学など多彩な分野があります。それが困難ならば哲学者としてどの人物に興味や関心がありますか?。それによっても哲学科に在籍している教員スタッフ(卒論の指導教員にあたる)を調べる必要があります。  ディベートの問題を挙げられていますが恐らくは昨年の例の本やテレビに影響を受けたのでしょう。でもあれは特殊な事例です。ディベートはアメリカ社会の反映に似ていて、たとえ結論に至る過程が誤っていても最後まで意見を押し通す強引なゲームに似ています。ヨーロッパの大学であの様なスタイルに遭遇した経験が僕にはありません。ただし、自らの主張を表明することは大切ですが、戸板に水を流す様にまくし立てたりすることが必ずしも学問にとって好ましいともいえません。  哲学科に関してはもう少し情報をいただけれはお話もできるかと存じます。

ass-lrtl
質問者

お礼

丁寧なご回答ありがとうございます! ずっと気になっていたことを説明いただき、少しすっきりしました。 私は西洋哲学、特にニーチェやカントについて興味があり、学びたいと思っています。 自分でも詳しく調べてみます。 またご回答頂けたら嬉しいです。

その他の回答 (1)

  • TANUHACHI
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回答No.2

 こんにちは。丁寧なコメントいただきありがとうございます。 さて先日の質問の続きですが、カントやニーチェに関心があるとのお話でしたので、分野としては近代から現代の西洋哲学との括りになるかと思われます。  カントにせよニーチェにせよそれ以前のアリストテレスに始まる西洋哲学の蓄積とその批判に基づいて一つの思索を形成するわけですから、先ずは西洋哲学史を学ぶこととなります。  そして哲学科の特殊性として挙げられる事項に「テクストないしはテクストに関する論文を原語で読む」ことが求められ、そのために語学としてドイツ語やフランス語を習得することも必要となります。 ご希望される大学には何れも文学部に哲学科の専攻はあり教員スタッフにもドイツ観念論や現代哲学を志すことは可能です。挙げられている大学はすべて山手線の内側にキャンパスがありますのでこの辺りの事情も考慮されてのことでしょう。  もしここに付加するならば中央大学があります。早稲田にはかつて川原栄峰(故人)というハイデガー研究に関する第一人者的な教授がいましたが彼と比肩する研究者として木田元氏が中央大学にはいました(現在は名誉教授で存命中)。この木田氏はハイデガーの『存在と時間』を含め『ニーチェ論』に関する論考も多くまたメルロ・ポンティやエドムンド・フッサールなどにも造詣の深い人物です。この関係から中央大学は今も現代哲学の分野では先駆的な存在として知られています。  哲学科の専攻といっても大学毎に特色があり、例えば法政大学ならば、メインの学部は社会学部ですので社会学的視点から哲学を捉え直すとのカラーもあります。上智大学ならばミッションスクールとしての特質を活かしキリスト教的価値観と近代哲学の関係からのアプローチなどもあります。  何れにせよ、ご自身の学びたいと思った分野に詳しい教員がいるかどうかが選択の基準ともなりますので、各大学のサイトから文学部-哲学科-専門教員で辿っていけば情報を入手できますので、ご自身で調べてみてください。

ass-lrtl
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 各大学の特色は知らない点が多く、とても参考になりました。 中央大も、ただ遠いから、という理由で避けていたのですが、自分でも引き続き調べて検討してみることにします。 もう少しだけ、聞いていただけると嬉しいです。 実は私は、ずっと早稲田に行こうと考えていたのですが、この時期になって本当に早稲田に行きたいのかなと疑問に思えてきてしまいました。 特にネット上だと、批判の声が多く、気にしすぎないようにしようとは思うのですが調べていくほど気になってしまって… …長々とすみません;; 早稲田についても、客観的に見て何か特色があれば、お伺いしたいです。 宜しくお願いしますm(_ _)m

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