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「東風吹かば 匂いおこせよ梅の花」の作者・出典は?
景色が目に浮かぶようでしかしとても動きのある句に感じます。 しかし聞いたのは競馬中継のスタート前だったりして(笑)。 この句、どこかで読んだような記憶があるのですが、さっぱり思い出せません。 作者、出典をご存知の方がいらっしゃったら教えて頂けないでしょうか。
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懐かしいですね。学生時代を思い出します。 菅原道真『拾遺和歌集』です。下のURLを参考になさってください。
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- kanabun
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菅原道真が謀略によって 福岡県の大宰府に左遷されるときに かわいがった梅の木に詠んだ句ですが、この梅は道真をしたって、 一夜にして京都から大宰府へ空を飛んだといわれています。 その梅は、今も大宰府天満宮で「飛梅」としてきれいな花を咲かせています。
お礼
ありがとうございます。梅の花が移動した話は読んだことがありましたが、いまでもあるとは知りませんでした。 複数ご回答頂いたにも関わらずポイントを先の二人に差し上げることをお許し下さい。
- kanabun
- ベストアンサー率33% (6/18)
ちなみに「主なしとて、春な忘れそ」ではなかったかと思います。 古文の授業で「~な…そ」は「~を…するな」のよい例として取り上げられた記憶があります。
- toysmith
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「主なきとて,春なわすれず」 出展は知らないのですが、作者は菅原道真ですね。 謀略によって九州に流される時に呼んだ歌だそうです。 その後、謀略に荷担した人の領地が雷の被害にあったことから天神様として祭られました。 流刑地の大宰府には大宰府天満宮があります。 余談ですが、雷のなっているときに言う「くわばら、くわばら」は菅原道真の領地が桑原であったことから来ているそうです。
お礼
「くわばら」の話は有名ですよね。 回答ありがとうございました。なぜか道真の「望月のかけたることも~」とセットで覚えていたので、藤原の方で検索をしてしまい、うまくヒットしなかったためこちらに質問したというおばかさーんな経過ですけど・・・。
お礼
「拾遺和歌集」ですか。ありがとうございます。図書館ででも借ります。たいへんすっきりして胸のつかえがおりました。日本語の使用を間違っておりますが、お察し下さいませ。