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カリキュラムもテストもないこれからの研究室生活
学部4年です。 同じような質問しているのですが・・ よろしくお願します。 結論から言うと、学部のときのようにカリキュラムがあるわけでも、テストがあるわけでもない生活にすごくすごく不安を感じるのです。 自分は将来、化粧品の研究職につきたいです。 これから、先何を勉強しておけみたいなことが決まってわけでもなければ、学部のときのようにカリキュラムがあるわけでも、テストがあるわけでもありません 自分は界面化学の研究室ですが、界面化学といっても、学部では選択で、一年間ありましたが、そこでやることは用語の説明から始まり(乳化とはなにかとか・・)かるく全体を流す程度でした。 しかし研究室に入って論文検索とか引っ掛けると、全世界で同じような研究は何百?と行なわれていて、知らない測定法とかそんなのは当たり前で知っているものの方が少ない、でもどう考えても学部3年まででは触れていないし・・・・・、もうどこから勉強すればいいのかわかりません。 強調してしまいますが、自分はこれから先、自分の実験以外、勉強のカリキュラムがない、つまりレールがない生活がとても不安、自信ないです。同じような実験を社会人になってやることは稀ですよね。自分の実験だけやっていればいいというわけではないですよね。 自分から動く(勉強する)ないと何も始まらないのでしょうか?どう動くか、動き方(勉強の仕方)が正しいのかなんてわからないです。でもテストがあるわけでもないです 勉強に対する姿勢、考え方、院生の方やこの分野で働いている方の話がもっと聞きたいんです。 そして、体験談(どのように勉強しているか)院生、社会人の方アドバイスお願します。 そして4年生の時、または新入社員として入ったときの感じ、そこからの勉強とかのお話も聞けたらうれしいです 。
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私は、化学科で分子生物学の研究室に進みました。 学部3年までの授業では、高校生物ブラスアルファくらいの内容の授業が少しあったくらいです。高校で生物を勉強していない人が多かったので。そういう状態ですから、研究室に入った時は、何もわかりませんでした。自分の研究に関係のある論文から読んでいき、わからないことは自分で調べたり、先輩や先生に聞いたりの繰り返しでした。 はっきりいって、初めは一つの論文をちゃんと理解するまでに2ヶ月とかかかったりもしました。だんだん、かかる時間は短くなりましたが、これは知識が増えたためというよりも、必要なものと必要でないものの区別がつき、調べるスピードが上がったからだと思います。経験ですね。 この研究室での3年間は、細菌が中心でした。そして、他の研究室へ移ったのですが、そこは動物が中心で、そうするとまた、知らないことばかりなのです。 >論文では、普通にわかっているものとして話しが進んでいきますよね。つまずいたりとかなく、全てなにも調べず理解できますか??? これは、大学の教授クラスの人でも無理だと思いますよ。その人の専門分野にかなり限定されたものならともかく。分野外なら、まったくわからないものもあるのではないでしょうか。 勉強の一番良い方法は、その分野の教科書のようなものを何冊も読むことでしょう。あなたは、研究室に入ってから、何冊読みましたか?ほとんど読まずに論文が理解できないとおっしゃってるのなら、それは著者に失礼ですよ。今最先端で研究されていることが、大学生に2、3年で教えられるような簡単なことじゃないです。研究者になるということは、その分野で何年も経験を積まれた方と競争するということでもあるのです。現在の知識の量としては圧倒的に不利ですよね。それに、これからだって毎日新しい発見が世界中でされ、積み重なっていくのです。しかし、それを補う努力をしないとやっていけないのです。その覚悟が必要です。 化学科でしたら、有機化学なんかはかなりやりましたよね。でも、教科書で学べる有機化学なんて、もう昔の研究内容なんですよ。だから、もしあなたが有機化学の研究室に入っていても、今と同じようなことを考えたと思います。
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- ka-no
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私も化学科の四年で、界面活性剤の研究室にいます。 そうですね~私も3年までは、界面活性は授業の中でちょっと出てきたのと実験くらいでした。 授業でやってなくて不安なら教授にお勧めの本とか聞いたらどうですか?院を目指しておられるんなら、内部なら推薦とかあるだろうし、外部ならそこを受けた人に聞けば、必要な分野がわかると思うしすべての分野を勉強する必要はないと思いますよ。 少しきついことをいいますが、 院と研究室での勉強とは、あまり関係ないように感じるといわれてましたが自分で選んだ研究室ですよね。先のことよりも今は自分の研究を優先したらどうですか?まだ先生もいるんだし… 勉強のカリキュラムがない、レールがない生活がとても不安なら、いつまでも学校で不安を抱いて生活するより就職したほうがいいんじゃないですか?いつまでたっても不安ですよ。就職活動はされてるんですか?
- anakujira
- ベストアンサー率39% (50/127)
いままでの,カリキュラムの決まった生活というのが実社会ではむしろ特殊です。仕事は自分で見つけるものです。大学の4年生は,化学の知識や実験手法の習得よりも仕事を見つけることの修行期間です。 NMRの原理を知らないことを知覚したなら,仕事が見つかったんですから,NMRの原理に戻って勉強してください。 全部やってたら時間がない?みんなそうなんです,限られた時間で何をし,何を捨てるか,それが仕事を見つけるということです。 まずは,NMRの原理の勉強から手をつけて,あとから何が無駄であったかを考えてください。無駄な勉強や無駄な書籍代を費やしていると,いつかは時間の配分法がわかってきます。
- tys2001
- ベストアンサー率18% (7/37)
こんばんわ!一応、工業化学専攻のM2の院生です! 専門は免疫学ですけど・・・ 今年、就職活動で化粧品会社を受けた友人の話では、 合成系の学生の方が有利みたいですよ!! いまさら専攻を変えられないからしょうがないけど・・・ 界面活性の研究もあるでしょうけど! カリキュラムがないから不安ということですが、研究者を目指すのならば、基本的に人のやってないことをやるわけですから、そこに操作方法などはありません!! 自分で考え、実験を進めていくしかないじゃないですか!もちろん、過去の論文を参考にすることもあります! 卒研生であるうちは自分の実験について勉強するのはもちろん、他の人の実験も興味を持って発表などを聞いて、わからないところは、調べるくらいでいいんじゃないですか? あとは、院に進んでから、学会などにいって知識を増やしていけば・・・
補足
ありがとうございました 専門は免疫学とありましたが、その勉強というのは、そんなに授業でやったとかではないですよね?? 選択で少しあったくらいで、あとは自分で勉強ですか? 院試験とかであったわけではないですよね?? 学部では普通に、有機、物化、無機とかやりましたよね。 研究室に入って、上のような勉強を復習したりとかあるのでしょうか?? 正直、同じ化学でも、少し分野が違うと、全くわかりません。でも、免疫学とか授業でなかったし、例えば同じ化学でも、生化学は選択だったりしました。 やっていないひとは知らないのはしょうがないですか??。 tys2001さんは、界面活性剤の勉強とかは、やっていて知識も豊富ですか? 専門が違うと、その分野以外はわからない、知らないというのは仕方ないのでしょうか?? 自分は生物のことはほとんどわかりません。 でも同じ化学をやっていても、今ガンの研究をやっている人もいれば、有機合成やっている人もいれば、界面化学の勉強をしている人もいます。 それで院試験は、有機、物化、無機とかで同じだったりします。免疫学とかの、知識とかは要求されないですよね。 tys2001は有機合成とかやる機会はないですよね。 学部でやる有機反応とかも、今でも復習し、しっかり覚えている状態を保っているのでしょうか? でもそれを試す場(テスト)とかがあるわけではないですよね。 なんか混乱してしまいます。研究室に入ったら新しい知識の連続でしたか??なにから勉強していいのか、wからないことが多すぎて混乱してしまいます
- TEOS
- ベストアンサー率35% (758/2157)
私は化学会社の研究職です。 正直言って、化学・化粧品系の会社が求めている研究職は、即戦力を求めております。 最低でもマスター 普通はドクタークラスで無いと 求人が有りません。 今年は私のチームにも 院卒の化学系の子が入ってきましたけど、半年は色々実習、実験しないと、たぶん一人では仕事出来ませんね。 希望の会社に入ったとしても、ご希望の職種に配属されるかも絶対では無いですよ。 最初は、現場で基礎をたたき込んで、それから数年してから、適材適所の配属かも知れませんし。 大学で勉強したことが、生かせるかも 判りませんし。 でも、どこかで色々と拾得したことが役立つかもね。 聞きたいこと 書き込んで下さいね。 うまく説明出来なくてゴメンね。
お礼
ありがとうございました。 TEOSさんも学部の時は、有機、無機、物理化学とやったのですよね?? 研究室に入ると、このような授業もほとんどなくなり(院の授業はありますが)、基本的なことは復習する機会は自分で作らないとないですよね。でも3年とかでは選択科目がほとんどでしたが、やってない科目のことはほとんどわかりませんし、どこに戻るかもわからない状況です。 研究室に入って、でてくることでわからないことって教科書に載っていないこと、いっぱいいっぱいありませんか? 何が基本で、何が重要なのかもわかりませんが・・。 NMRひとつとっても、学部では化合物の同定の見方くらいで、原理とかも詳しくやっていませんが、研究室で論文を見ていると、全然違う使い方(緩和法を利用して分子の運動性を見るとか・・?)、いきなりその結果が図ででてきたりして、なんで求められるのかもわからないし、じゃあそれは結果を知ることが重要なのか、それともNMRの基礎を勉強してなんでこんな使い方ができるのかを1から勉強なのかとかとか考えてしまいます。 こんなの一例で、でもこんなんでひとつずつ戻っていたら、論文読むのも進まないし、実験もできないし・・。 社会人になったら、知識・理論知っていて、実験、実験のイメージだけがあります。先生がいるわけでもないですし・・。基礎的な勉強の時間なんてとれるのですか?? もう焦りでいっぱいです。院の試験もあります。 でも研究室での勉強とは、あまり関係ないように感じてしまいます。 この状態はまずいです・・・
補足
ありがとうございました。 >私も化学科の四年で、界面活性剤の研究室にいます。 そうですね~私も3年までは、界面活性は授業の中でちょっと出てきたのと実験くらいでした。 ka-noさんは論文とか読んでいてでてくる測定機械とか グラフの読み方とか、全てすんなり入ってきますか? それともまだ、全体像は見えず、てさぐりで日々勉強ですか? 論文では、普通にわかっているものとして話しが進んでいきますよね。つまずいたりとかなく、全てなにも調べず理解できますか??? 自分は少しは、活性剤の本とかで勉強していますが・・。 どんな感じで勉強していて、どのような状態か、アドバイスいただけるとうれしいです。