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水軍における役職について

中世日本の水軍には、船頭、水夫、水練の者、舵取、物頭、武者奉行などさまざまな役職があったそうですが、 それぞれどのようなことをする役職なのかを教えてください。 また水軍の役職について詳しく載っている本や、サイトのURLなども教えていただけるとあるがたいです。

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回答No.1

こんにちは。 私は、自称「歴史作家」です。 水軍・・・と聞くと、瀬戸内海を支配していた「村上水軍」などが有名ですが、 残念ながら「役職」等についての史料は残されていません。 そこで、愛知県知多の尾張藩の支配下にあった「九鬼水軍(くきすいぐん)」を紹介しましょう。 http://itou1.cool.ne.jp/rekisi/sangyou/naka~horikawabatanoyakusyo/kawabatanoyakusyo.htm この史料によると、 御船奉行・・・海軍大臣・・・1名・・・千賀(せんが)志摩守 船軍者(せんぐんしゃ)・・・1名・・・船団をとりまとめて指揮をする者 船手改役(ふなてあらためやく)3名・・水夫の採用や水夫の管理責任者 船手与力(ふなてよりき)・・5名・・・千賀志摩守の領地で年貢の取立てなどを担当 大船頭(だいせんどう)・・・8名・・・船の舵取りの責任者 船頭(せんどう)・・・・・・10名・・船の舵取り役 水主(かこ)・・・・・・・・123名・船の漕ぎ手や炊事などの雑用掛り などとなっていますね。