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次の文どう理解すればいいでしょうか
郵便局は民営化していないと言われればそれまでだが、料金においても努力することは大事だと思います。 文型「それまでだ」の意味と使い方はちゃんと身につけているが、キーワードとしての郵便局の民営化、そして民営化と料金とのかかわりはよく分からないので、この文をどう理解すればいいかと頭が痛いです。インタネットで民営化も調べてみたが、説明が複雑すぎて、ますます分からなくなってしまいました… お分かりの方、どうぞ教えてください。お願いします。
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平たく説明します。 民営化とは、今までの国営をやめること。郵便局は、小泉政権時代、民営化が決定しました。 国営であれば、採算は度外視できます。赤字でも税金を投入すればいいのですから。 国営をやめ民営化するということは、一般企業のように、赤字にならないような経営、利益の出る経営をする必要が出てきます。利益を出すには、顧客を満足させる必要があります。そのためには、料金を下げるのが手っ取り早いですね。 ちなみに、かつては国営で、民営化が行われたものの代表格が、国鉄、今のJRです。 JRは国営時代、利益を出す必要が無かったので、田舎にも線路を作り、電車を走らせることができました。が、一方、駅は今ほどキレイではなく、サービスや商品は今ほどよくありませんでした。 民営化した結果、サービスや商品は飛躍的によくなりました。利益を出すための努力をしたということです。私鉄と競合することで、よい経営ができていると評価できるでしょう。 (が、弊害として、利益の出ない田舎の電車の運行数は減り、廃線に追いやられました。) さて、話を郵便局に戻します。 「郵便局は民営化していないと言われればそれまでだが、料金においても努力することは大事だと思います。」 この文を書いた方は、郵政民営化とは名ばかりで、郵便局は民営化していないとお考えのようです。実際、現時点では、郵便局は民営化を完全にしていません。 (大雑把に言うと、郵政公社の株式のほとんどは国が持っています。今のところ、郵便局の経営が傾けば国が何とかします。お国の息がかかっているのです。) しかし最も問題なのは、民営化しても、競合する会社がないということです。全国にあまたの支店を持つ郵便局と張り合える企業はありません。 郵便局が民営化したのなら、顧客を満足させるため、例えば郵便料金(切手やはがき)を下げる努力(コスト削減などの経営努力ですね)をすることは大事です。 でも、競合相手がいない郵便局は、料金を下げなくても客は郵便局を利用するしかないので、そのような努力をしていない。 ちっとは努力しろよ。 ってことが言いたいのだろうと思いますが、全文を見てみないと、はっきりとは。
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- ogawa_sora
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今晩は。 現在、郵便事業は取扱量が減少しています。 理由は、インターネットの発達により、メールで遣り取りするので、手 紙、ハガキの減少や、宅急便業者の乱立による郵便小包の減少です。 そこで、民営化して生産性を上げ、経営努力をすることで初めて、郵便 取扱料金は下げられると言う事です。 生産性とは。 少ない労力(人数)や設備でより多くの価値(お金)を生み出すこと。 経営努力とは。 人件費削減や顧客サービスの向上など。
お礼
こんばんは。ご親切ありがとうございました。
- bakansky
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民営化されるということは、料金体系も流動化するということにつながる。 けれど、現実には郵便局が民営化されていないのだから、料金体系は、国の定めた料金体系のままであるのも仕方ないじゃないか、というのもひとつの考え方ではある。 けれど、郵便局といえども、料金の引き下げをやって悪いわけはない。 私(その文の筆者)としては、料金の引き下げを検討する方向に持っていってもいいのではないか、と考えている。 現状維持というのはいかがなものか。 おおよそ(長くなりましたが)、上記のような感じではないでしょうか。
お礼
こんばんは。ご親切ありがとうございました。
お礼
こんばんは。とても詳しく、分かりやすく説明してくださって、ありがとうございました。何とか分かったような気がします。こころからお礼申し上げます。