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どうすれば現代文の力が付きますか?
現代文がとても苦手な高2です。 そろそろ受験対策を始めないと手遅れになりそうなので質問しました。 文章を読んでいても意味が分からない、設問で聞かれている意図が分からない、など重傷です。 ①現代文の問題集をひたすら解き、感覚を掴む。そして出てきた語彙の強化も同時に行う。 解きっぱなしではなく復習もしっかりする。 ②新聞の社説を読み、要約し、それに対する意見(小論文対策も兼ねて)を書いてみる。←国語の先生に添削してもらう。 これらのことを行って力は付きますか?
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まず、現代文を解くテクニックを話しましょう。 (読解法) まず、問題を解く前に問題文全体に目を通す。大体の展開を理解する。 次に、問題の解き方。点線部を含む段落の前後を読む。つまり、作者の主張が色濃いのは段落始めと段落終りの数文です。段落始めは問題提起で主張が書かれ、段落終りはまとめとして作者の主張がある。つまり、段落の真中は説明や理由を書いているだけ。だから、作者の主張を問う問題は段落の始めと終わりを見よ。 意味論を解く問題の読解法その2。点線部の段落の前後の段落を読む。つまり、点線部の段落について、作者の展開もまた主張に含まれ、そのため直前の段落の主張から変化はあるか、さらに直後の段落に主張の変化はあるかです。それは、作者の主張で「賛成・反対」の一方で、だが○○を想定する条件で自分は「賛成・反対」の主張を支持するとある場合があります。作者はどの条件で賛成・あるいは反対と妥協しているのか。それも大事です。つまり、前後の主張が食い違う場合は、何かの条件を満たせば賛成だというものです。 ですが、論者によりけりの論法です。つまり、高度な理論で一定条件を満たせば支持という人の性格です。ただし、最初から一方的な主張を一貫して通そうとする人もいます。だから、どんな条件を加えても嫌なのは嫌という感情的人間で議論に向かない人が書いている場合もあります。だから、議論で必要なのは一定条件下での妥当で諦める事です。つまり、アメリカ型ディベートは賛否の立場を妥当せず自分自身を正当化するために中傷もいいという事です。そんな議論をしても決議はありません。 つまり、私の好きな論者は現実路線を踏まえつつ理想を考える人です。ただ、意味がないものは廃止できる人も含みますが。 次に要約について。要約とは、全体の段落をまとめるものです。しかし、要約は全ての段落をまとめるものではありません。正しい要約は各段落の作者の主張を、各段落を短い字数(20字~60字以内)に書く。例えば、4つの段落を100字以内に要約する場合は、各段落25字程度(20字~30字)に要約する事です。つまり、作者の主張を要約するものです。だから、作者の理由や説明は要約しなくてよい。 (人生論的小論文作成法) 何かのパクリの題名だと。その通り。早稲田大学教授石原千秋氏の著書「大学生の論文執筆法」の第一部人生論的論文執筆法だ。なんて、酷いパクリだ。それはどうでもいい。石原氏はそのタイトルでご立腹になるかもしれない。 まず、小論文が大学受験にどう役立つかを話そう。指定校推薦や公募推薦で小論文と面接が多い。そのため、小論文を磨く意味はある。さらに、一般入試二次試験にも論述問題がある。センター試験はマークシートで関係ないが、国公立大学を目指すなら必要。今年でもそれがキーワードと納得する人も多い。では始めよう。 小論文の一番書くべきことは自分の意見だ。相手の文章を丸写しするのは小論文でなく盗作という犯罪だ。だから、自分の意見を持とう。自分の意見がない。そんなことあるのか。今まで、親の言う事に逆らわず素直に生きてきただと。そんな人に小論文は書けない。いや、書けるが読み手として面白くない。だって、小論文は書き手の考えや思いや意見があってこそ上手いのだ。小論文は説明文ではない。自分の主張を一貫して持ち、自分の意見を強く持つことが必要なのだ。つまり、親に口一つ異議を申さない高校生へ。あなたの人生は親の意見で全てですか。だったら、親に使われる機械としてロボット人生をしなさい。したくないなら、機械から人間になりなさい。つまり、小論文を書く事は親からの自立の一歩だと感じて下さい。あなたが大学生になったら親は世話しません。何か揉め事が起きても自分ひとりで解決しないといけません。そのためには、周りの大人の指示に甘えるだけでなく、自分で反省や正論をいう必要性があります。でも、勘違いしないでください。この社会いや世界はあなたの主張が100パーセントは通りません。ですが、その小論文の一歩があなたの意見を相手に明確に伝える訓練になります。だから、小論文は自分の考えを書くためにある。 小論文の書き方は「起承転結」や「序論本論結論」と解く文章読本が多い。しかし、私は正反対である。興味があるなら他の人に教えてもらいなさい。でも、私は言いません。その代わりの構成ルールが私にはあります。 それは、段落という考え方です。まず、どんなに長い文章でも段落の書き方は変わらない。まず、各段落には(問題を立てる→その理由や説明をする→最後に自分の意見を確認)を踏まえます。それを(問いと論証とまとめ)といいます。つまり、各段落に(問い→理由・説明→まとめ)が書いてあるかが問題です。段落は第一段落から第二段落を書く場合には、第一段落の(まとめ)から展開した問題提起から始まります。つまり、前の段落から次の段落に上がる度に問題提示はステップアップしていきます。つまり、広い視野から狭い視野になります。 段落にも(序論になる段落→本論になる段落→結論になる段落)があります。それは、いくつかの段落を結合して(段落として独立しているが)ある部分として書く事です。つまり、いくつかの段落をまとめて、序論本論結論になる。 序論になる段落は広い視野で、ある問いの一般的な事と自分が何を問題にするのか明らかにする。 本論になる段落は、自分の主張をいうのに使う。そこで「肯定→否定→肯定」という構成の話になる。それは、議論するために、一旦自分の意見で想定できる批判を書き、さらにその批判に反論して自分の意見の正しさを述べる。そういう書き方もあるだけです。 結論になる段落は、全体の段落のまとめを書きます。 つまり、小論文は段落を中心に考えろです。 次に、自分の主張を支える理由の書き方。まず、自分の主張を強めるため、自分自身の体験・人から聞いたこと・雑誌やテレビや新聞で見たことなどを、自分の主張に理由として付けくわえる。それは意見ばっかりの小論文に人は耳を傾けない。だから、自分の意見を書くときには理由は必ず述べよう。それが無難です。 その他、各論について。グラフの読み方。グラフは小論文で重要です。円グラフは全体と各割合を確認する。世界が100パーセントで、アメリカが1位で中国は2位で日本が3位とします。それは何のデーターかを考えて下さい。それは環境問題のデーターで温室効果ガス発生量であり得るデーターです。でも、先進国の全体として何割の二酸化炭素排出量があるかという問題は、アメリカと日本以外のもあります。例えば、EUとかね。だから、先進国の各国を合計しないと数値は言えない。中国は後進国とも理解しましょう。そういう考えが大切です。 棒グラフと折れ線グラフの見かた。まず、傾向を調べるときは、右端と左端を線で結べ。年数のデーターなら過去から現在まで(増加している・変わらない・減少している)が分かるわけです。さらに言えば、いったん増加していく傾向があっても、いきなり減少する年度がある場合は何かがあったと思って下さい。例えば、日本の景気は戦後から高度経済成長そして90年代前半まで伸びて、90年代に急激に景気が悪くなった。それは、バブル崩壊つまり不況です。 そういうグラフの見方をするべきです。 (新聞の読み方) 大学受験生や就職年度生が読むべき個所について。社説を読むのは、5W1Hの勉強になります。その5W1Hとは(When/Where/WHo/What/Why/How)の事です。つまり、日本語で、いつ・どこで・誰が・何を・どうして・どのように、という事です。そのような書き方を意識しましょう。 でも、それが大学受験生がすべきことではありません。まず、新聞の1面記事と3面記事は読むこと。政治面や経済面や科学面は必読。最近の社会の流れが分からないと小論文は書けない。一昔の科学技術や経済で小論文を書く気ですか。あなたみたいなのを、お爺さんエッセーを書くといい古い科学技術の視点にこだわりすぎて、現代の科学技術が全く分かっていない最悪な小論文です。あなたは何歳ですか。69歳の爺さんですか。つまり、あなたは古いことも分からないから、お爺さんエッセーのような味がある文章は全く書けません。あなたは過去の何を知っていますか。どうせ教科書の内容の過去ですね。だから、あなたがお爺さんエッセーの真似をすると物凄くイライラして不愉快です。どうせなら、お爺さんエッセーのように誰も知らない過去を書きましょう。 少し脱線した。18歳のあなたは科学面や経済面などで最先端の情報が必要です。
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- HANANOKEIJ
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現在、試験中のようですが、試験が終わったら、いろいろ挑戦してみてください。 NHK高校講座 http://www.nhk.or.jp/kokokoza/ http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/seibutsu/ http://www.nhk.or.jp/kokokoza/radio/r2_genbun/ 全国高校入試問題集の国語を購入して、公立高校入試国語の問題を解いてください。NHKブックス「小説入門としての高校入試国語」石原千秋著、を読んでください。 国語の薄い問題集(30日完成)のなかに、現代文に相当するものがなかったかな?高校入試10日間完成の国語、長文問題集でもいいです。 学年を下げて、満点をとれるようになったら、高校1年の問題集にすすんでください。実力をつけて、先生に教えてあげてください。
- kuraneko
- ベストアンサー率50% (1/2)
こんにちは。 現代文は文章から答えを探すのが大変だし、覚えようとすると覚えなくてはいけないものが多くて大変ですよね。 1の問題集を解きまくるのは現代文の答え方や読み方へのコツを掴めるのでいいと思います。 ・どのようなことを聞かれてくるか ・どのあたりが重要になってくるか などの問題の傾向を掴めてくれば、答えの探し方はあまり難しく思わなくなりますよ。 他に、解き方のコツとして、答えを先に読んでから文章に入れば、どこを注目すればいいのか自然とわかりやすいです。 2の社説の要約と意見はあまり受験では問われないかも? 文章力という点ではすごく力がつくとは思いますが、 受験で問われるのは個人の意見ではなく、正しいものを見つける能力なので・・・。 あとは、志望校が決まったら、志望校の過去問を解きまくる。 志望校の問題の傾向と対策がわかれば、心強いです。 お勉強がんばってくださいね。 今から少しずつでも積み重ねていけば、あとで大きな自信になりますよ。